東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

付き合ってる女と結婚しない男 3選

付き合っている彼女と結婚しない男性のお話です。

タイトルを書くだけで焼酎をロックであおりたくなります。

 

■ケース1:やりたいことがあるから結婚しない男 K谷

 

K谷は人懐っこくて少年ぽく、男女問わず年上に可愛がられるタイプです。

付き合っている彼女も年上でした。

学生時代から30代までずっと同じ女性と付き合っており、

今でも彼女一筋、浮気も興味がなく彼女が大好きだといいます。

なのに。

 

でも俺、絶対結婚したくないんすよね〜俺に何のメリットがあるんすか?

 

年上の女を30代まで引っ張っておきながら責任をとらないとは、

最低、自己中、人間のクズ、、、、K谷には罵詈雑言が浴びせかけられました。

 

彼女は大好きです、でも俺今仕事に全力投球したいんすよ、

寝る間も惜しんで一秒だって無駄にしたくないんです、

休める時は好きなだけ眠って、稼いだ金は思いのままに使いたいんす。

なんで結婚しないといけないんすか?

なんのために結婚するのか全然意味わかんないっす!

 

女性の20代〜30代前半の最も良い時期を独り占めしておきながら責任取らないなんて、

オマエは鬼畜かと男友達にまでK谷は蔑まれていました。

 

でも彼は毅然として言うんです。

 

彼女には申し訳ないけど俺はそういう生き方だからって本人にも伝えてます。

彼女が結婚したくてそんな俺を見切って他の男と結婚しちゃっても、

それはそれで仕方ない、そいつと幸せになってくれって思います!

 

って…どう思います?

 

 

■ケース2:自分に自信がないから結婚しない男 S島

 

S島には社内に何年も付き合っている彼女がいます。

彼女が仕事で辛い時に支えてくれたのがきっかけで、

その後S島が他地方へ数年出向になった時も二人は遠距離恋愛を乗り越え、

本社に戻って晴れて同棲し3年ほど一緒に住んでいるとのことです。

 

彼女は尽くすタイプの女性で、

S島に合わせて毎日一緒に出社し、休憩時間や休暇も一緒にとり、

彼の仕事を影でバックアップするなど、S島は社内でも有名な「愛され男子」でした。

 

そして周囲だけは知っていました、彼女がS島の子供を真剣に欲しがっていることを。

 

2人とも30代後半で、のべ5年以上交際しており、

親にも紹介しあい、お正月にはお互いの実家で過ごすような間柄でした。

 

S島は常日頃から彼女にこう言います。

結婚するならキミだって思っている、

もう何年も付き合ってるんだし責任を取らなきゃって思っているよ、と。

 

でも妊娠のタイムリミットがせまり焦った彼女が具体的な話をしようとすると、

S島は決まって、いつかはそうするつもりだけど今まだ…と言うのです。

 

僕は人と長く信頼関係を築ける自信を失っている、

ましてや人の親になるなんて責任を負う自信がまだ持てないんだと。

 

って…どう思います??

 

 

■ケース3:元嫁も今カノも同じ社内だから結婚しない男 E崎

 

E崎はバツ1で元嫁とは社内結婚、そして今の彼女も同じ社内の女性です。

抜群に仕事ができるため後輩女子に惚れられるのだと本人も思っていますが、

ただ同僚からは、仕事が忙しすぎて合コンしてる暇もないので、

自分を好きだと寄ってきてくれる手近な女で適当に済ませるタイプと思われています。

 

俺モテるんですよ、

会社の女の子がご飯食べに連れてってくださいってひっきりなしに誘ってくるんです。

 

確かに、最初の結婚も職場恋愛でしたし、

社内の今カノもたびたびE崎のフロアまでやってきて、

週末部屋に泊まりに行くような話をしたり、確かに惚れられているのでしょう。

 

E崎は実際に仕事ができる口八丁手八丁な男性なのですが女々しいところがあり、

酔うと元嫁の悪口を同じ社内の人に言いふらすような性格でした。

共通の同僚に別れた女の男性関係について悪い噂を広めるなんて、

ちょっと人として信頼できない感じ。

自分だって別れた後、すぐまた社内の女の子に手を出しているわけですし。

 

そんなE崎がある日しれっと報告してきました。

 

あ、俺先日再婚しまして。

 

おーそれはおめでとう!同僚たちは素直に祝福をしました。

例の、お付き合いしてた◯◯部の◯◯ちゃん…

 

いえ、それとは違います。社外です。

 

…え?彼女と付き合ってなかったっけ?

 

ああ、社内にも彼女いましたけど、結婚したのは社外の子です。

 

って…どう思います???

 

 

以上の3名の中でダメな男No. 1は誰か、然るべき女性評議員で審議いたしました。

以下に順位とその理由を記したいと思います。

 

ドゥルルルルル…ドゥンッ

 

■ダメ度3位 → 自分のやりたいこと優先のK谷

K谷に関しては実は好意的な意見が多かったのです。

結婚しないとはっきり宣言しているだけ潔いと。

曖昧にして彼女を束縛していない分、誠意があると思われるようです。

彼には自分自身の生き方を貫く権利がありますし、

彼女が結婚というものをしたいならK谷を捨てる選択肢を自ら選べるのですから。

K谷みたいなまだまだお子ちゃまな彼氏は、

同時進行で現実的な結婚相手を探すのがよいという結論に至りました。

 

■ダメ度2位 → 自信がないピーターパン男S島

こういうやついるよね〜と評議員たちも一度は通った道なのか、

頭を振りながら出てくるダメ出しの嵐。

いつかは結婚するとかいいながら、彼女の事情はお構いなしの自己中。

25〜6じゃあるまいし、アラフォーで自信がないっていつになったら持てるというの?

S島みたいな男はいくらでものらりくらりと責任逃れをする、

下手をすると彼女が産めなくなる時まで逃げてタイムオーバーを狙ってる可能性アリ。

ピーターパンが大人になるのを待っていてもしょうがありません、

さっさと既成事実を作って責任を持たせ大人の階段を駆けあがらせましょう。

 

■ダメ度1位 → いろんな意味でだらしがなく信用できないE崎

結局E崎は結婚したのですが、人としてクズなんじゃないかという意見でした。

よく考えずに手っ取り早く顔見知りばかりと恋愛をし、

別れた女の悪口を言い、社内の彼女のメンツも踏みにじって平気で他の女と結婚する。

他にも社内で遊んだ別の女の子のことも言いふらしていたそうです。

クズっていうかゲスですよね、もはや。

今後も浮気性も治らず、そのうちセクハラで訴えられ、

仕事ができたとしても、そこそこまでしか出世できないでしょう。

 

婚活中の女性にはげんなりする話でしたが、

付き合ってる彼氏だからこそ念入りな調査が必要です。

惚れた弱みで自分では客観視できなくなっているかもしれませんが、

周囲は彼氏の態度ににじみ出る違和感を冷静に見ています。

彼氏の言い分が一般的には何を意味するか、どういう着地点が予測できるか、

時間を無駄にしないためにもリサーチは多面的に!