東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 in Tokyo

幸せが遠そうな乙女なアラフォー3選

ちょっとしょっぱい話です。

結婚したいと心から望み、本人たちも決してモテないわけではないのに、なぜか『この女性はずっと一人かも…少なくとも結婚という形は無理なんじゃないかな…』と思わずにはいられない女性の話を3つ。

 

◆愛されたい願望から尽くしすぎて男をダメにしてしまう女

Mちゃんは美女です。行く先々で声をかけられ誘われ、男性に愛されるために存在しているような女性です。お相手はドクター・国家公務員などそうそうたる殿方が彼女の前に列をなしてひざまづくのです。

 

でもMちゃんは昔からロクな男を選びません、いわゆるダメんずなのです。DV・金銭トラブル・浮気など、ありとあらゆる苦労を背負わされても、また同じような男性を選んでしまうのです。いい女ほどダメんずを渡り歩いてしまうのですね。。。

 

でもなぜ一般的に素敵と言われる結婚向きの男性には興味がなくて、そういう危険な男性ばかり好きになってしまうのでしょう?

 

Mちゃんは言います。

彼はキツイ性格で強がってるけど、本当は気の小さい繊細なところもあるの、彼には私じゃないとダメなの、そんな彼に必要とされると私もうれしいの、と。

ダメんずとそれを許す女…共依存カップル成立ですよね。

 

彼女にとっての幸せは、自分が必要とされること。とにかく私を必要としてくれる人、お前じゃなきゃダメ、俺のことをわかってくれるのはやっぱりお前しかいない、って言われたいのだそうです。そういう男性に尽くしたいと思うのだそうです。

 

これって一見男性に尽くし一生懸命男性好みになろうとするかわいい女性のように思えるのですが、実は「必要とされたい=自分が愛されたい」という極めて自分本位な考え方から行われている行動ではないでしょうか。

 

彼女は相手の男性を愛しているのではなく、必要とされている自分、愛されている自分が好きなのだと思います。だから、悪いとわかっていることでも許し、去られたくないから男性にダメ出しは一切せず、まるで赤ちゃんをあやすようにご機嫌を取り、無理難題を全面的に受け入れ、夢のような女を演じ、自分がいなければ成り立たないまでに甘やかして骨抜きにし、やっぱりお前だけだと言わせて「愛されている自分」に酔いしれていたいのです。

 

でも、愛ってそういうものでしょうか?たとえ嫌われたとしても、相手のためにならないことにはダメだといえるのが本当の愛ではないでしょうか。Mちゃんは自分が愛される見返りのために甘やかし、男性をいっそうダメにしてしまうのです。尽くす女性というよりも、過干渉の母親のように男性を小さな世界に閉じ込めてしまう「さげマン」なのではないでしょうか。

 

そして結局、エスカレートする相手の要求に疲れて、あるいは期待したような見返りがないからといって、自分が甘やかした相手を捨てるのです。見返りがないから捨てるなんて、それって結局相手を愛していませんよね。

 

大人になっても人を愛することよりも自分が愛されることに執着し、愛されている自分を常に実感したいMちゃん。常にそういう気持ちにさせてくれる相手…恋愛ならいいけれど、そんなワガママ男との波乱万丈生活など持続するわけがなく、結婚には不向きですよね。男性の愛情をほしいままに生きてきたMちゃんに「愛とはどういうことか」を気づかせてくれる男性と出会えればいいなと思います。

 

 

◆まじめでシャイで頑固なオッサンになりつつある女

めめちんはおとなしい子です。堅い仕事につき責任感も強いです。生活は派手ではなく貯金もしっかりしてるし、何事も相手に合わせる思いやりの気持ちが強い生真面目な女性です。

 

いつも控えめなめめちんは、みんなと仲良くすることに気を使いすぎるほどで、二言目にはごめんね〜迷惑じゃない?と遠慮がちに交流します。女友達はめめちんのそういった優しいいじらしい性格が好きでこぞって男性を紹介するのですが、あまり発展しないのだそうです。

 

めめちんは真面目な人なのですが、ふたつ難点があります。彼女自身はおとなしめなルックスなのですが男性は色気のあるイケメン限定という幅の狭さ。もうひとつの難点は飲んだら人格が豹変してしまうことです。

 

面食いについては筋金入りで、昔からルックスがしっくりきた人とだけ付き合ってきたそうです。相手がどんなダメ男でもよく、とにかく顔が好みであれば一緒にいて幸せなのだそう。逆に性的にピンと来ない人であれば、お姫様のように大事にされても手を握られることも苦痛なのだそうです。条件と好みの仕分け作業をしたら、間違いなくめめちんの条件は「顔」だけです。

 

もうひとつはお酒の席での失敗。普段は常識的でおとなしいのですが、気持ちをぐっと抑えている分お酒が入ると爆発的に解放されてしまうのです。言葉は悪くなるわ(自分のことをオレといい初対面の相手のことをアンタと呼ぶ)態度は粗雑になるわ(タバコすぱすぱ、隣の席の男性にベタベタ)連れを放ったらかして前後不覚になるまで深酔いするわ(ベロベロ状態)、あげくに寄った勢いで好きでもない人とワンナイトラブの常習犯。

 

せっかく男性を紹介してもらっても食事会でそのような振る舞いをして男性からドン引かれ、そういう女の子って好きだよと言ってくれる男性が現れても顔が好みじゃないと断ってしまい、どうでもいい人を寄った勢いで自分から強引に誘って関係を持ち、、、素面に戻っためめちんはそんな自分に対して激しく自己嫌悪に陥り、しばらくダークサイドに落ちてしまうほど真面目に反省し悩んでしまいます(次に飲むまでは)。

 

そこそこハンサムでそこそこ常識的な男性なら十分出現すると思いますし、初対面の男性のいる席では化粧と女性らしい服装と可愛らしいほろ酔いくらいで収める酒量のコントロールさえすれば、善良なめめちんだったらすぐ結婚相手が見つかりそうだと友人たちは口をそろえて言うのですが、アラフォーになってしまっためめちんは、今更男性ウケを意識することすら照れくさくてできなくなってしまっています。

 

そしてイケメン好きも酒好きも、そんな自分はもう変えられないと諦め、すっぴん黒づくめの服で通勤し、休日も昼からチューハイ→日本酒と宅飲みで一人で過ごし、オッサン街道を驀進しています。いつかどこかの飲み屋で、酔ってスパークしているめめちんをかわいいなあと思ってくれるイケメンのおじさまが白馬に乗って現れ、めめちんを酒粕でできた馬車にのせてさらっていってくれないかしらと流れ星に祈るばかりでございます。

 

 

◆アラフォーになっても不倫から脱出できない女

F美はスラッとした美人で、高学歴の都会のスマートなキャリアウーマンタイプの女性です。おしゃれで仕事もできるし、派手さはないのですが女性としての魅力のポテンシャルが実は高い人です。

 

でも、朝はボサボサの髪とすっぴんメガネで会社に来て、寝ぼけ眼でメールチェックしながら、コンビニで買った朝食をだらしなくデスクで食べているような日々を送っています。当然、周囲の男性から女性としてみてもらえません。ポテンシャルは高いのに、通勤や会社での女子度を自らOFFにしてしまっているのです。F美はなぜ会社でそこまで女子力を抜いているのでしょう?

 

実は、彼女は社内で長く不倫をしていました。20代後半〜30代半ばまでの最も良い時を、一人の既婚男性に捧げ続けているのです。数年にわたってその既婚者と不倫関係を続け、他の恋人も作らず、彼が奥さんと別れて自分と結婚してくれることをひたすら祈って待ち続けているのです。彼女にとっての異性はその不倫相手ただ一人なのです。

 

20代で仕事に行き詰まった時、そばにいる既婚者の先輩や上司が頼もしく見えて好きになっちゃうことってありますよね。で、男性も若い女の子から慕われるとまんざらでもなく、飲みに誘って行くうちに下心に負けて関係をもってしまい、若い女性の純粋さをかわいいなあ手放したくないなあと思ってズルズル関係を続けてしまうのです。

 

でも、不倫男は絶対に嫁と別れません、子供がいればなおさらです。

 

嫁にはもう性的な興味はないかもしれません、そんなものはどの家庭でも4〜5年で終わるのです。外にセックスの対象を求めたくなるのは男性の習性です。一緒に過ごしていれば、この子かわいいなと思うことだってあるでしょう。だからといって、男は自分から離婚は絶対にしません。なぜならば面倒臭いからです。

 

外で若い女がヤらせてくれて、家では嫁が和やかに待っていてくれるのです。誰がこのおいしい状況を手放したいと思うでしょうか?非日常的刺激と日常的安定、できればうまいこと両方維持したいと思うのが当たり前ではないでしょうか?わざわざもめてまでどちらかを選ぶメリットはありません。そうやってのらりくらりと大人の男はずるい態度を取り続けます。

 

不倫をして数年、アラフォーになったF美は酔ってバーで叫びました。

「私はぁ!私の好きな人が私を好きって言ってくれてぇ、私のことを選んでほしいのよぉ!そしてぇ、その好きな人と結婚したいのよぉぉ!!!」と。

 

彼女の頭の中には、不倫相手の奥さんの顔が思い浮んでいたことでしょう。どうしてあの女を選ぶの?妻とはうまくいってないって言ってたのに、なんでいつまでもあの女と一緒にいるの?私の方があの女よりあなたのこと愛してるし大切にするのに、どうして、どうして私じゃないの?!と。

 

彼女が絶対に不倫から抜け出せず、このさきも幸せになれない理由はここにあると私は思いました。F美はこの不倫問題を自分と奥さんの戦いだと思っているのです。彼が奥さんと別れて自分を選んでくれさえすれば、と。

 

でも実際の論点はそこではありません。長く関係を続けている不倫男性が奥さんと別れないのは、彼女と奥さんを天秤にかけて迷っているからではありません。あるいは他にも不倫相手が多数いたとして、その中から一人に絞れないからでもありません。

 

男はただ面倒臭いから離婚しないのです。

 

嫁か彼女かどちらを愛しているとかいないとかという話とは次元が違います。揉めたり責められたりするのがただただ面倒臭い、できるだけ避けたい、それだけです。

 

子供がいる場合は特に別れる選択肢は0%に近いでしょう。子供のこととなると、嫁と彼女のことなどどうでもいいのです。どんなろくでなし夫でも、子供の前では良い父親でありたいと思っています。どんな最低男でも、パパ大好き!と子供に笑顔で抱きつかれたいのです。自分は嫁に興味を失っていたとしても、子供にとって嫁が良い母親であるならば、子供のためにその環境を守ってやりたいと思っています。子供との生活、子供が幸せに暮らしているその環境を絶対に壊したくない。父親の脳裏にあるのはそういう深い愛と責任なのです。父親は子供を愛し、子供から愛されたいのです。

 

だから、実際は夫婦間にどんな問題があったとしても、父親が不倫の果てに母親を捨て女の元に走ったなどということになれば、まちがいなく子供達全員から「親父サイテー、2度と会いたくない」と死ぬまで罵られ嫌われ疎まれ恨まれ続けるのです。そんな恐ろしい決断を、気の弱い男ができるわけがない。子供が成人するまで莫大な養育費を払い、子供のために精一杯の経済的な責任を取ったとしても恨まれ続けるのです。

 

F美の不倫相手は子供が3人もいます。今はパパ〜と抱きついてきてくれる3人もの子供全員から、一生恨まれシカトされる恐怖に男が耐えられるわけがありません。想像するのも恐ろしいくらいでしょう。いくらF美がいい女で奥さんより愛してくれていても、父親としてそんなリスクの高い選択をわざわざするはずがないのです。

 

アラフォーにさしかかったF美が若い女の子のような不倫から抜け出せないのは、いつまでも彼と奥さんと私の三角関係、恋愛関係だと思っていることだと思います。彼が背負っている父親としての役割や責任にまで考えが及ばないのでしょう。そこにF美の未熟さを感じます。彼が好きなら好きでいいのです。でもパパは簡単に子供を捨てるようなことはしません。彼の抱えるバックグラウンドを理解せず、奥さんより自分を選んでほしいという乙女チックな期待に頑固にしがみつき、化粧もしないでPCの薄暗いモニタの前でサンドウィッチをもそもそと食べるF美は、あの人不倫で長いんだって〜と幸薄そうな印象を持たれているため、いい縁は寄ってこないでしょうね。。。

 

 

私は最近家に仕事を持ち帰ることが多くて、集中するために夜スマホ機内モードにしているうちに、いい感じになりかけていた男性からの連絡が途絶えてしまいました。ここにもまた幸せが遠のいたアラフォー女がいたのでございます。。。