東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 in Tokyo

アラフォーからの交際相手はやっぱり結婚前提で探した方がいい?

友達の同僚Nちゃんの話です。

Nちゃんは2年くらいお付き合いをしている恋人がいます。Nちゃんも相手もアラフォーで、飲み会で知り合って交際が始まり順調に関係を温めていました。

二人とも結婚前提の相手を必死で探していたというよりは自然な出会いを望んでいて、子供はいませんがバツイチ同士ということもありどちらかといえば再婚は慎重に考えているようでした。

Nちゃんも、彼のことは大好きだし楽しくお付き合いは続いているし何も不満はないと思っています。

そんな時、彼の海外転勤話が浮上しました。

彼は海外でのプロジェクトを成功させるという目標を持っていました。それまでも何度か海外転勤したことがあり、いずれも1〜3年程度でここ近年は日本での勤務が続いていました。その間にNちゃんと出会ったのです。

アラフォーになり、次に辞令が出る時は責任者のような立場で赴くことになるだろう、離婚もして独身に戻ったので会社としても長期赴任のプロジェクトをより任せやすくなるだろうと。

まだ可能性の段階ですが、近況報告の流れで彼からそんな話を聞かされたNちゃんは愕然としました。

 

そのとき私ってどうするんだろう?どうしたいんだろう?

 

Nちゃんは婚活をして彼との交際を決めたわけではありませんし、まだ付き合って2年程度です、再婚とか将来ずっと一緒にいるとか、まだそこまで思いが至っていませんでした。彼の転勤話で初めて二人の将来のことを考えたのです。

 

彼女か彼氏のどちらかに結婚願望があるアラフォーカップルが多いと思いますが、Nちゃんたちのように特に何も話合わず、考えることもなくお付き合いをしている人もいらっしゃるでしょう。若い頃と違って恋愛の先に必ずしも結婚を意識していない、いろいろ経験をしたアラフォーだからこそありうる話ではないでしょうか。

お互いが将来について考える前に、決断せざるを得ない状況になってしまった。

これがアラサーの時の話なら、彼も転勤話を切り出すきっかけでついてきてほしい結婚しようとか、待たせたくないから別れようとか言い出すでしょう。彼女も離れたくないわとか、あ〜アラサーで3年も遠距離とか無理だわとか決断するでしょう。しかし二人はアラフォー、短い恋愛期間、結婚話はまだ、転勤も可能性の状態という非常にビミョーなバランスです。

 

この話を聞いて私は思いました。やっぱりアラフォーからのお付き合いって、すぐ結婚するしないは別として、結婚前提で相手を選んだほうがいいのかしら?と。

考えてみれば、Nちゃんたちは彼の転勤話がきっかけでしたが、親が急に倒れて彼女が実家に戻らなきゃいけなくなったとか、そういうことも大いにあり得ますよね、むしろそっちのほうが確率高そうというかいつ起こってもおかしくない。しかし日々平和に楽しく過ごしていればそんなことをわざわざ話題にしない考えないのが恋愛中というものかもしれません。

アラフォーで恋愛結婚を望むのってやっぱり時間が足りないんじゃないか、相手の素性や家族構成や結婚したらどうするこうなるみたいな話をした上で付き合いを開始するべきじゃないか、私は改めて(自分のことも当てはめて)考え込んでしまいました。いくら本人たちがパートナーとして続けばいいと思っていたとしても、今回のように物理的に離れ離れにならざるをえない、一緒に行くなら相手の生活スタイルが大きく変わってしまうような問題は避けては通れないのです。

結婚とはそう言った互いのライフスタイルの変化や責任を背負い合うことをある程度想定し同意しているということです。若いときよりもアラフォーがそうした変化や責任を背負う確率が上がったり、それまでの期間が短いのであれば、やはり恋愛といえどもそういう事柄について話し合った上でスタートすべきなのかもと思いました。すべきというよりは、どうせ近いうちに降りかかり避けて通れないのだから、だったら最初から想定しておいたほうが現実的ではないかと思い考えさせられました。

 

・・・Nちゃんの話の続き。

思ったことを悪気なくそのまま口にするタイプのNちゃんは、海外転勤の可能性を聞いた時に沸き起こった疑問をそのまま彼に言ったそうです。

そのとき私ってどうなるの?私どうしたらいいの?と。

特に結婚を迫る気持ちがあったとかではないそうです。今楽しく二人で食事をしている、その場面から彼がポーンといなくなるイメージが浮かび、彼が居なくなるんだ…今当たり前に存在しているこの情景がなくなるんだ、その時どうしたらいいの?と、漠然と湧いた不安みたいなものがこぼれてしまった感じだったと言います。

二人の間では、二人ともバツイチ同士だし付き合いが短い段階で結婚を焦る感覚はお互いないよね、今いい人に出会えたからとにかく今の関係を大事に温めていこうねという共通認識だったそうですが、Nちゃんの素朴なそしてごもっともな疑問に彼もこの時初めてこの先の二人の関係を意識したようだったと言います。

そして彼は(転勤は)まだ可能性の話で本当にあるのかすらわかんないレベルだよと笑い、しばらく黙ったあと、もしそうなったらきみも一緒に来なよと言ったそうです。大都市でもなく、英語圏ですらないかもしれない、アジアの僻地かもしれない、言葉にも文化にも苦労するかもしれない。それでもいいなら一緒に行こうと。

これは決してプロポーズではありません、彼もバツイチだからこそ、タラレバの段階では大事なことを決断するタイミングでないことを冷静にわかっているはずです。しかし、Nちゃんに対する真摯な愛情があるからこそ、なだめるだけでは終わらずに彼自身がこの先もNちゃんと共に生きることを考えているよと伝えたのではないでしょうか。彼が真剣で慎重だからこそ、正直に今確実に言える責任の範囲で表現したのではないかと私は好意的に捉えています。

Nちゃんはそんな彼の言葉に深い安堵感を覚えたそうです。そう思ってちゃんと言葉で伝えてくれた彼の愛情を感じ嬉しかったと言います。でもその時Nちゃんは、ついていくとは答えられなかったと言います。現実を考えると、若い頃のように心のままに決断することはできないと、心に温かく広がる彼への愛情を感じつつ頭の中では冴え冴えと厳しい現実を実感していたそうです。

 

あなたならどうしますか?

大好きな彼。ずっと一緒にいたいと思える相手。でも中年からの海外移住。言葉も通じず、友達もおらず、2〜3年では済まない長期赴任。大都市ならいいけれど、地球を半周もするような遠い僻地、道路すら舗装されてないかもしれない、帰国したくても直航便もなく片道で数十万もかかる。親の介護はどうしよう、実家の維持はどうなるのか、子供もおらず彼が赴任先で病気や死んだら?

いくら彼が好きでもこの年齢からそんな苦労を乗り越える覚悟が持てますか?無理だとしても、だからって割り切って別れられますか?

 

短期的に見ると結婚することがゴールだと考えがちですが、我々アラフォーは結婚後から老後までがはっきり言ってめちゃくちゃ短いのです!すぐそこ!だとするならば、結婚後のことを考えて付き合う相手を探したほうが結局のところ想定できたり準備できたり納得して、時間の無駄なく人生後半を過ごせるのではないかと。

私も今は事実婚でもいいや〜くらいに考えていましたが、このNちゃんの話に頭をぶん殴られた気がしました。動揺で文章にまとまりがないかもしれません。結婚したいわけじゃない、でも離れ離れになるのは嫌だ、じゃあやっぱり結婚前提ってことになるの?結局そういう目線で探さないといけないの?これ地味な話題だけど、アラフォー独女友だちに第4出動(東京タラレバ娘参照)かけなきゃと思った話でした。