東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 in Tokyo

ハイスペック男性と結婚した女性の苦労話4選

人もうらやむハイスペック男性と結婚し、幸せな勝ち組ライフを送っているはずの奥様たち。実は実は、結婚後には一般家庭同様の苦労が待っているのです。

実際の知人のハイスペ嫁のお話をご紹介します。

 

・愛され女子が行き着いた愛されないゴール

美和さんは田舎の実家で家族に溺愛され大切に育てられ、愛され女子として可愛く成長しました。男性からも人気がある愛され女子ですから、それはもうお姫様のように扱ってくれる3歳年上の一流大卒のコンサル業のハンサムくんと結婚しました。旦那様のご実家は地元の名士で、まだアラサーの息子夫婦に結婚祝いとして都内一等地のマンションを買ってくれました。お昼からエステ、午後にはお友達と高級ホテルでアフタヌーンティ、子供もいないため晩ご飯は旦那様と外食三昧、まさに人もうらやむハイスペ嫁生活。

しかし、愛され慣れているのは美和さんだけではありませんでした。旦那様もまた家族に愛され、女性に愛されてきた愛され男子だったのです。おまけにハンサムなお金持ちのアラフォーともなれば周囲の女性が放っておくわけがなく、旦那様の下半身も黙っているわけがありません。夜な夜な女性と遊び歩くようになり、ついには無断外泊が当たり前になる始末。愛されて生きてきた美和さんのプライドはズタズタです。寂しさから美和さんも浮気を繰り返すようになり、食事作りも一切拒否するようになりました。優雅な暮らしをして、実家には互いに良い婿・良い嫁を演じているけれども、食卓もベッドも冷たく家庭は空っぽ。仮面夫婦生活を今現在も続けています。

 

・豊かなはずなのに旦那専用の家政婦暮らし

さゆりちゃんは三代遡って幼稚舎出身というようなお金持ちのご出身で、若い頃から上昇志向も強い才気溢れる美女でした。イベントで旦那様と知り合って大恋愛し結婚。旦那様は大企業のご子息だったため結婚と同時にお手伝いさんがいるようなお屋敷に親一族と同居。さぞ苦労をと想像しそうですが、さゆりちゃんもかなりのお嬢様出なので家事やお茶やお花やマナーなど女性としての素養は完璧、嫁としても如才なく振る舞っていました。その後旦那様の事業独立とともに実家を出て高級住宅地の億ションに引っ越しました。いよいよ夫と子供と自分たちの暮らしです。子供のお受験にも成功したさゆりちゃんは夢の有閑マダム生活を決め込んでいたのですが、そうはいきませんでした。

旦那様はもともと全く家事をせず、そして独立後は何よりお金の管理に非常に厳しくなりました。さゆりちゃんは働くこともできず、最低限の生活費を渡され、完全に一般の専業主婦並みのやりくりに追われる生活になりました。旦那様は脱いだ下着を拾いもしない、その時の気分で食事のメニューも変わるような亭主関白で、泥酔して行き倒れ度々警察に引き取られたり、浮気を繰り返して子供の誕生日にも帰ってこない。豊かなはずなのに、さゆりちゃんは独身の頃に買った毛玉だらけのカーディガンを今日も着て、食べてもらえるかどうかわからない食事の準備をしています。

 

・美貌で釣り上げた鯛はピラニアだった

ふきこさんは筋金入りのモテージョです。超美人で男性との恋の駆け引きも大得意、若い頃から医大生や弁護士やハイスペックな男性を渡り歩いてきた恋多き女性でした。そんなふきこさんもアラフォーに差し掛かった時、ついに一人の男性に決めました。年下でしたが堅い家柄のハンサムな銀行マンでした。周囲はお相手のことをあまり知らされていませんでしたが、どんなハイスペ男性と結婚しても不思議ではないと思われていたふきこさんに見合った素敵な男性に違いないと思っていました。

ところが結婚後のふきこさんは女友達との付き合いをしなくなりました。数年が経ち、久しぶりに会ったふきこさんはガリガリに痩せ、異常なまでの厚化粧をしていました。実は旦那様はDV男だったのです。最近も殴られたり壁に叩きつけられたりしたため顔にアザができ、それを隠すために厚化粧しなければなりませんでした。旦那様は結婚後仕事も勝手に辞めてしまい、独立して始めた事業がうまくいかずイライラすることが多くなったそうです。そんな旦那様に毎日気を使っているうちに、美しかったふきこさんはすっかり痩せて老け込んでしまいました。

 

・ハイスペ旦那の名声とともに転落

亜矢ちゃんの旦那様はハイスペック中のハイスペックとの呼び声が高い男性でした。生まれも実業家の長男でおぼっちゃん育ち、当時日本一と言われていた大学の学部へ現役合格、一流企業を渡り歩き、不景気の時代に転職のたびに年収を上げていったスーパーエリートで同期男性の年収の数倍とも言われていました。

旦那様は経済誌になどにも名前が挙がるほどの方ですので、ただのお金持ちとか優雅な暮らしでは済まされません。亜矢ちゃんはもはや上流階級の妻です。セレブ妻として、常にどこどこの誰々さんの奥様という肩書きがついて回ります。そんな折、旦那様の勤めている会社でニュースになるようなことが起こりました。しかもその時たまたま旦那様が責任者としての立場であったため、ネットで叩かれ名指しでありとあらゆる誹謗中傷が書き込まれました。英雄から一転し、まるで犯罪者扱いです。優秀な男性に見初められ、自分の望みではなく上流階級の妻として母としてそれなりにがんばってきたのに、今度は自分のせいではない理由で上流階級からつまはじきにされています。

 

・・・以上です。

私がいわゆる三高的なハイスペ条件をあまりお勧めしないのも、こう言った実情を耳にしているからかもしれません。

美和さんは生活レベルを落としたくないから離婚はしないと言います。今は美和さんも若く、寂しさのはけ口が見つかるからでしょう。でもそのうち外の男性にも相手にされない年齢になった時、子供もおらず、旦那は相変わらず女の家に行き、冷たい部屋で一人何で満たされるというのでしょう。生活レベルっていうけどただの消費活動でしょ?消費で心が満たされれば依存症など存在しないはずです。

さゆりちゃんって本当は才女なんです。政治経済にも詳しい。ただの専業主婦にしておくにはもったいないほどの人なんです。なまじ良家のお嬢様として生まれて男を支える女としての教育を受けて育ち、本人も真面目で優秀だからこそ課せられた嫁としての課題を完璧にひたむきにこなそうとしている。でも実家で夢を語っていた世間知らずのお嬢さん時代の方が輝いていました。彼女は完璧な妻ですし本人も今の暮らしが不幸だとは思っていないけれど、友達としてはもったいないと思わずにはいられないのです。

ふきこさんほど残念だと言われている元・憧れの女子はいません。彼女に恋い焦がれ振られた男性は大勢います。いくらでも幸せになれたはず、どんな素敵な人でも選べたはずなのに、よりによってあんなクズを選んで苦労してるなんて。見たくなかった、会いたくなかった、素敵な思い出の姿のままでいて欲しかったとみんな口をそろえて言います。いくらハイスペ男性と結婚できても、あの人昔の方が良かったよねなんて言われてしまう、そんな生き方イヤじゃないですか。

亜矢は本当に気の毒です。本人は普通のお嬢さんです。たまたま彼が超優秀で、超スピード出世で目立って、上昇志向が強いわけでもないのにセレブ妻をやらなきゃいけなくなって、急に陰口叩かれて。普通に子育てしたいだけなのに。普通の家庭でも旦那の名前が世間に出て会社から減俸されて自宅謹慎食らったら大騒ぎですよね。両方のご実家とも裕福なので経済的に困窮することはないでしょうけど、そういう世界で生きてきた人にとってはショックが大きすぎるだろうなと。なんか・・・庶民の大きなお世話ですけど、奉られて晒される立場ってゾッとします。

 

経済的に豊かでも、肩書きが立派でも、結婚生活はみんな同じでいろいろあります。経済的に豊かなほどマイナスへの振り幅も大きいし、肩書きや家が立派なほど世間体や体裁でがんじがらめになったりします。それでもお金持ちならいいじゃん、大手企業ならまだマシじゃんと思います?

守るものが多いほど、背負う看板が大きいほど、自由度は減りその重みは増します。あなたは妻として何十年も耐えたりうまく切り盛りしたりできる自信はありますか?

ただ漠然と高学歴・大企業・高収入みたいなハイスペック男性像をイメージして、それだけで結婚生活が全て円満になるはずと思っていると(そんなアラフォーはいないと思いますが)とんでもない結末になるって想像できますよね。

パートに出たっていいじゃありませんか、旦那の実家の店の手伝いに駆り出されてもいいじゃありませんか、中古のマンションでも公立中学校でもいいじゃありませんか。自分の価値観がそのまま通用しコントロールが効く環境って最高だと思いますよ。

明確に自分の幸せな暮らしとはこういうものだと描けるなら、相手がハイスペックじゃなくても、相手頼みじゃなくても十分実現可能だとわかるはずです。漠然としたバラエティーの再現VTRみたいな将来像しか考えていないからこそ、保険感覚でハイスペック男性を求めてしまうのです。

たぶんその素敵でのんびりした結婚生活像って普通〜の努力で自分自身で充分叶えられるはずです。保険感覚でハイスペを狙って時間を無駄にするよりも、あなたの理想の生活とそれを実現するために一緒に頑張ってくれる、サポートしてくれる気持ちのある現実的な男性を見つけましょう!