東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 in Tokyo

ハイスペ男の中身を見抜こう、ペラペラ男をつかんで後悔しないために。

個人的意見で恐縮ですが、私が実際にお付き合いしたハイスペ男性の比較論をライフスタイルから読み解くお話をさせていただきたいと思います。

仮にAさんとBさんとします。ともにいわゆるハイスペック男性です。まずはお二人の簡単なプロフから。

 

Aさん:

有名大卒、一流商社勤務、都内に1LDKのマンションを所有、アラフォー未婚、女好き

Bさん:

有名大卒、一流外資系企業勤務、都内に賃貸の1LDKに居住、アラフォー未婚、女好き

 

とまあ、似たり寄ったりの学歴、経歴、収入具合です。性格も共通点が多く、ハイスペ男性にありがちですがプライドが高く、自信家で、女性に対して気難しい一面を持っていました。

大変似たように見えるハイスペ男性ABなのですが、私の判断では、Aは中身も自信もないペラペラ男で結果的にセフレ、Bは結婚向きの本命男と位置付けました。

どこでそう判断したのか、カテゴリーごとに微妙な差とそれによってどう考察したかを書いていきたいと思います。

 

【お食事デートで暮らしを想像する】

Aは女性が好む雰囲気のいいお店を熟知していました。そして毎回一番高いものを注文し、昼夜問わず豪勢に大盤振る舞いをしてくれました。

Bは食べログすら信じませんでした。毎回自分が実際に通いつめている懇意のお店で、値段ではなく店の人の話のその日のオススメでメニューを決めていました。

実は二人とも大変な偏食で食べられるものに限りがあったのですが、Aはどこに行っても霜降りの牛肉・フォアグラ・シャンパンみたいな人でした。高いんだからうまいに決まってる、どこどこ産みたいなことにこだわっている人でした。Bは産地にはこだわらず、素材の良さや料理の手間暇を大切と考えており、食べること自体が大好きな人でした。

デートとしては毎回華やかなAの店選びの方が女子的には楽しいのですが、高い安いやブランドや流行で判断するAとの食事はだんだんつまらなくて、もし結婚してこの人の食事を作ることになっても毎日のいろんな工夫も無意味なんじゃないかと思ってしまいました。一方Bの店選びはときめきには欠けますが、食に対する情熱やお店に対する敬意や純粋にうまいもの食べるって楽しいなあ幸せだねえという喜びを共有できて、こういう人と毎日食卓を囲むのも楽しいだろうなあ料理を作るのも工夫のしがいがあるなあと思えました。

 

【持ち家か賃貸か資産について考える】

Aは都心の50平米ほどの1LDKの新築マンションを購入していました。都内でもオシャレなお店が沢山ある人気スポットです。駅近で通勤も遊びも地下鉄で一本、しっかりした物件でセキュリティも万全、設備・設計もオシャレでドラマに出てきそうな独身貴族っぽいマンションでした。転勤中も借り手が見つかりやすい立地で、貸すことやローン返済も念頭に置いた購入計画はさすがでした。

Bも便利な場所の1LDKに住んでいましたが賃貸でした。オートロックでもなく、オーナーが最上階に住んでおり、大手ディベロッパーの物件よりは所詮個人所有といった安普請で見劣りもする物件でした。

物件だけ見ればAの方が良いように思うかもしれません。しかしAの資産状況はどうなのでしょう?ある時Aは私に自分の資産について自慢をしました。年収もこれくらいあってマンションも持ってて貯金もこれくらいはしているよ、と。一流商社マンなのでそこそこ良い年収をもらっており、マンションも貯金もなんてすごーい!と最初は思いました。しかし、マンションのローンはまだ残っており、よくよく考えてみると貯金額もその年収でアラフォーという年齢であればさほど多くもない金額でした。それほどの年収があるならばもっと貯金や株を持っていてもおかしくないはず、あるいはローンを完済していてもいいはずです。もしかすると結構な浪費家なのでは?と思ってしまいました。それに一人には十分広い物件ですが結婚して二人で住むにはちょっと狭い1LDK、結婚して広い家が必要になった時はローンを払いながら借主を探し、さらに新しい家のローンも組んで...一体どうするんだろうと思ってしまいました。

一方でBですが、以前に家を所有していました。門番がいるような高級住宅街の中古の戸建てで資産価値が値崩れしにくいものでした。仕事の都合でその場所を離れることになったので結局売りに出したのですが、B自身もよく家の手入れをしたので損をせずに売れたとのことでした。今住んでいる賃貸も実はオーナーが友人で、第一条件である広さと交通の利便性だけを優先して決めたとのことでした。所詮マンションなので賃貸で十分だという考えでした。オーナーが長く不在にするときには代わりに他の居住者の相談を受け付けたり物件の見張りのようなことを引き受け、その代わりに格別な好条件で借りているといっていました。Aのようなオシャレな住まいではないし所有もしてないけれどBの方が広いしアクセスもいい、それにBは無借金で現金をしっかりと持っています。Bは私と同棲するなら広い部屋に越すといっていました。友人の所有物件が他にもあり、そういう友人が1人だけではなさそうでした。

二人とも転勤族だし年収も同じくらいなのですが、Bの考えの方が堅実に感じました。今必要でないものや将来資産価値が下がるだけのものには大枚を出さない、ローンはなるべく背負わないでできるだけ流動資産で持っておく、買うなら小さくても土地付き、買うからにはきちんと手入れするなど。それに比べてAは、結婚の予定もなくてみんなもマンション買い出したから自分も買った、使わないならどうせ貸せばいいし、一流企業勤務でローンの返済の心配も必要ないし、要するに「都会のハイスペ男性のステイタス」「自慢用の高額アクセサリー」を買っただけのように感じました。

 

【女に求めるもの】

Aはとにかく美人好きです。誰が見ても美人って感じの正真正銘の美形でないと認めません。そこにはスタイルの良さも含まれています。そして国内線より国際線のCA、看護師より女医、受付より社長秘書、モデルより女優など女のヒエラルキーでも少しでも上位に立っている方を選びたがります。華やかで目立つ存在やみんなの人気者といった他の男性と取り合いになる女性を好み、その女性というよりもライバルの男性陣が大物であればあるほど自分を選ばせることに興味を持ちます。そして豊かな独身生活を長く謳歌しているので、相手の女性もそれなりの生活レベルで身に付けるものや出入りする店も洗練されていることを望み、結婚するなら今の生活を維持できる力やセンスのある女性がいいと思っています。

Bも顔や体や頭の良さや上品さや精神的経済的に自立している女性を好みます。二人ともある程度選べる立場の男性なので外見的には好みがうるさくても仕方ないのかもしれません。それに二人とも能力も高く自身も努力家なので、相手にもそこそこの知性や問題に対処する力や前向きに努力する姿勢や結果を求めても当然だと思います。そういう女性は必然的に仕事もでき自分に自信もありまともな経済状況であろうと思います。

ただAは、女性は自分を飾るアクセサリーだという色合いが強いです。自分が相手に何をしてあげたいとか、二人でどういうことをしたいと言ったビジョンは全く語りません。独身の現状に満足していて女によって俺の豊かな現状を損なうことだけはされたくない、その聖域は死守した上で寂しいときそばにいてほしいとか連れて歩くのに見栄えがいいとか結婚という社会的信用を得るアイテムとして、あくまでも「相手がどれだけ自分にメリットになるのか」という観点でしか結婚生活を考えていないように思います。

Bが違うのは、結婚相手とどういう暮らしをしたいか、一緒にどう生きていきたいかが一番重要だと思っている点です。Bは相手と一緒の暮らしについて夢や微笑ましい妄想を割と具体的に持っているようでした。ごく平凡な静かで落ち着いた生活の想像です。それを実現するための相手選びなのだから、相手は顔や体もさることながら、日々の暮らしの中で大切に感じていることや、逆に嫌だなとかこれは許せないと思っていること、そういう価値観が合うことを最重要視すると言っていました。それぞれが別々のことをするなら結婚の意味がない、結婚とは互いの人生に責任を持つことなんだから信頼関係を築ける相手かどうかが一番大事だとも言っていました。どうせレベルの高いことを求めているのでしょうし、そういうことの見極めって実際はすごく難易度が高いことだと思いますが、生涯の伴侶として考えるとこれほどまともな回答も他にないと思います。

 

 

【持ち物で暮らしを読み解く】

Aはすべての持ち物を海外の高級ブランドで固めているような美意識の高い男性でした。部屋の中も素晴らしく、趣味のいいヴィンテージの家具、高級クリスタルグラス、無名のアート作品、最新の家電と、どれをとってもその財力と意識の高さが分かるものばかりでした。

Bも同じように好きなブランドの服や靴をずらりと並べ、高級家電や調度品を持ち、絵画を飾り、独身のハイスペ男性って本当によく似た志向をしているなあと笑ってしまうほどAと似ていました。

しかしです。細かく見ていくと「暮らし」の差がありました。

Aの部屋の本やCD/DVDの趣味には一貫性がありません。流行ったもの、話題になったものばかりでした。よく考えてみるとAのブランドの趣味も一貫性がありません。エルメス、グッチ、ボッテガ、ヴィトン、ロレックスと超一流品ぞろいなのですが、いずれもその時代の雑誌に載っていたようなもの、ロゴがはっきりしていてどのブランドがわかりやすいもの、要するにその時々で最新の流行のわかりやすいブランドものをとりあえず買っているようなバラバラの趣味でした。
ネクストブレイク作家を青田買いしたと目利き自慢していたアートは、私から見るとうつ病か自殺願望がある人しか買わないんじゃないかと思えるような陰鬱な作品で、密かにAの心の闇を予感しました。
超高級外国産ベッドにブランド物のシーツカバー、なのにシーツや枕はあまり洗ったり干したりしてない加齢臭が染み付いていました。キッチンには高級調理器がズラりと並んでいましたが、調味料は塩こしょうとマヨネーズとポン酢くらいしかなく、立派なステンレスの鍋セットは使われた気配もなく、Aが自炊をしないことは聞かなくても明らかでした。ベッドにしてもキッチンにしても、どこかアンバランスなんですよね。
女の子の出入りは激しそうでしたが、調味料の少なさから、少なくとも料理を作れるまともな女は部屋には通ってない、あるいは週末をゆっくり過ごすような関係の女はいないと一発でわかりました。Aは外食ばかりしてほとんど家にはおらず、ブランド物で着飾って街に繰り出し適当に女をお持ち帰りして家や持ち物を見せびらかしてセックスするだけなのでしょう。その証拠に充実しているのはお酒の瓶だけ、普段は一人で酒を飲んで一日中TVの前でドラマやゲームで時間を潰すだけの暮らしだということが容易に想像して取れました。

一方でBも好きな服や靴のブランドを決めています。同じブランドのものを買い足して長く大事に着ています。気に入ったシャツがあれば色違いで買っちゃいますし、履きやすい靴の型を見つければずっと同じ型を買い続けメンテナンスしながら何年も履きます。時計もファッション雑誌に載っているロレックスなんかよりはずっと値段も格も高いものをほんの少しだけ所有しています。絵画を飾っていますが、気に入った作家のものを画廊に探させて年月をかけて集め、お金をかけて額を作成し、署名や刻印といった証明書をちゃんととり、インテリアや趣味としてだけでなく投資として絵画を所有していました。オーディオも、Aはみんなが知っている有名メーカーでどの大型家電量販店でも買えるものですが、Bはオーディオ専門店にしかない数倍も高品質なものでした。ファブリック類もタオルやシーツも高級ブランドではないけれど綿の品質が良いメーカーのものを揃えており、しかも毎週キチンと取り替えます。そしてBの最もすごいところは自炊が完璧にできることです。それも鍋のメンテナンスや片付けまで全て。デートで素敵なレストランには連れて行ってくれませんが、非常に手の込んだ料理を前日から準備して振舞ってくれることもしばしばでした。

 

・・・あなたならどちらの「暮らし」を素敵だと思いますか?長く一人暮らしを続けてきた大人の男性の生き方として、どちらが自立した豊かな生活をしていると思いますか?そして幸せな結婚生活を想像することができるのはどちらの男性でしょうか?

 

私は、Aは付き合うにはいいけれど、一生共に暮らす想像が全くできませんでした。絵に描いたようなオシャレなマンション、素敵なレストランで外食三昧、彼は全身ブランド、車はベンツ、一流企業の似たような人たちとの社交、品のいいおセンスで彩られた日常・・・・それってテレビの中の人のこと?架空の、情報番組のワンコーナーでちらっと見て『素敵ねえ〜』って思ってそして忘れるような中身のない形ばかりの生活。一緒にご飯を食べても高い・希少価値・流行ってるもの、肉最高、、、そんな食事つまんない。。。。一緒に食事しても「キミ好きなもの食べなよ、俺はいらないから」って、、、楽しくない〜〜。ねえねえ、この味付けどうかしら?今日は粉山椒じゃなくて青山椒を効かせてみたのよ?「どっちもよくわかんねえ、ていうか野菜と魚じゃつまんねえ」って、、、お前がつまんねえんじゃ〜〜〜〜〜〜!(妄想です)。

Aには生活とか暮らしとか日常の平凡だけれどささいな喜びや幸せみたいなものが全く感じられなかったんです。そんなことに意味はない、お金のかかるものに価値があり、結局そのお金を稼げる自分に価値が有るのだと言いたいだけの人に見えました。サラリーマンのくせにまるでお金持ちかのような派手な暮らし、それも他人から見て素敵と思われるような見栄のための浪費が目立ち、いい歳して女受けしか考えていないというか、仕事が激務なのはわかるけど発散方法が女と酒とTVくらいしかなく、表向きは素敵男子ですがアラフォーの今となっては、いつまでも自己の確立が出来ていない流されて生きてきた中身のない幼稚な男性に思えました。

 

一方でBですが、趣味や嗜好はAと似ているところもあるのですがAよりも現実を生きているというか、地に足つけて揺るぎのない自分のスタイルというものを確立しているように感じました。正直に言うとBもプライドは高いわ自信過剰だわ他人に対する要求も厳しいわでお付き合いするにはこちらも相当苦労を覚悟せねばならないタイプなのですが、もうアラフォーなのですから人の意見に振り回されたり他人に素敵に思われることばっかり考えるよりも、長い人生の中で偏ったり頑固だったりしながらもやっぱり堅実な方向に自分の生き方を確立し、そして毎日のささいで平凡な幸せを見つけてお金をかけなくても十分楽しめる上手な生き方を自ら模索しクリエイトしているBの方が結婚相手として魅力的に私は感じました。

 

ずいぶん長文なってしまい恐縮ですが、似たような条件の似たようなハイスペ男性ながらよくよく細かく分析すると雲泥の差があることを私はこのABで学んだような気がしました。皆さんにも一見同じように見えるハイスペくんでも注意深く観察し、決して舞い上がらずに自分の結婚観と合うかどうかを見極めていただきたいと思います。

余談ですかAは数人にプロポーズを断られた経験があり、Bは数人に結婚や婚約を断った経験があるそうです。うーん、どっちも一筋縄ではいかないというか、だからハイスペックでも未だに独身なのねというか、、、。