マッチングサイトでの婚活を例にしています。
コミュニケーションの取り方の話なので街コンなどでも応用が効くと思います。
ネット婚活では毎日多くのいいね!とメールが男性から届きますが、
完全には本人確認や経歴チェックはされていないためまさに玉石混合です。
(嘘プロフと既婚者とヤリモク男が溢れています ↓ 以下過去ネタ)
その中から私は、理想に近い彼を見つけ交際することができました。
会った人は3人くらいで割とみなさん素敵だったので、
確率の高いチョイスの末、短期間で婚活終了することができました。
理想のタイプは人それぞれ違うとは思いますが、
いいなと思って何人かと会ってみたけれど全くのハズレばかりだったという方は、
私が重視したことなどを記してみますのでご参考になれば幸いです。
私の希望は、頭が良い人(国立大レベル卒以上)で
高収入あるいはその生涯年収と同等の財産や相続権がありそうな人。
こんな理想、出現率はほぼゼロに近いですよね(笑)
お申し出もほとんど大嘘プロフかセフレ目的といった男性ばかりでした。
会う相手を間違えると時間も無駄だし詐欺の可能性も高いので、
なんとか上記理想に「近い」(←ここ重要)、
「現実的な男性」を厳選してチョイスしたいと思いました。
以下の心構えで挑みました。
★条件は少なく、そして絶対に下げない
まずはプロフをじっくり読める人数に絞り込みます、検索にかける時に年収とか職業とか必須キーワードとか、ここだけは譲れないという条件は絶対に下げないで検索を始めることです。
会員数十万人とか聞くとものすごい数ですがほぼ対象外です。もちろん男性側からも対象外にされるのであまりに多くの条件をつけるのは年齢的に現実的ではありませんが、どうしても譲れない部分は主張すべきです。
そこから絞り込まれた人の中から多くの嘘つきを取り除き、フィーリングが合う人を探すのです。ここからが重要な作業になるので、その基礎となる部分は自分の考えを尊重しましょう。
(条件設定についての過去ネタ↓)
★常識的か、どういう考えを持っているかを重視する
多くの男性が所有している車の写真だとか趣味だとか住んでいるエリアだとか、をアピールしています。プロフを読み、ラン友になれそうとかおしゃれな街に住んでるんだとかBMW買えるんだとか、どんな男性かイメージしますよね。
でも、ライフスタイルをたくさん書かれてもその人がどういう人か全然わからないなって思ったんです。例えば輸入車を買える収入かどうかは、自分が検索条件に入れていればそういう人が出てくるはずですし。
それよりも例えばプロフやメールの言葉遣いとか、こちらの情報の引き出し方やデートへの誘い方とか、自撮りの背景とかに違和感を感じないかをチェックしました。常識といっても人それぞれなので、自分が許せるレベルの人とだけやりとりしました。
また、プロフやメールで男性が自分の考えや生き方や性格についてきちんと書いているかもチェックしました。”初デートは海へドライブかなあ”なんてどーでもいい(笑)
僕はこんな人間ですとか、こういう風に生きて来てこれからはこうして生きたい、だからこんな女性がいいですとかそういう点ですね。しっかり述べられる人は本気度が高いし、会ったとしてもイメージと全然違ったということはないと思いました。
★自分からもどんどんアピールや質問をする
女性はただ待つだけが価値があると思っているかもしれませんが、私の友人でモテる人はみーんな自分からも積極的に誘っています。あなたに興味がある、ということを率直に伝えた方が話が早いのです。
アラフォーは時間がないので、アプローチは直球の投げ合いくらいでちょうどいいと思います。今日何やってたの?みたいな段階はすっ飛ばしで。私はこういう人と付き合いたいんですがあなたはどうですか?とか、相手のメールやプロフで疑問に思ったことはどんどん聞きましょう。
この一手間で、(一応)条件を満たし、嫌なところも特にない男性群からいよいよおつきあい前提でデートするべき相手かどうかを見極めるのだ、と頑張りました。
★初めて会うときは最大限警戒し、それを受け入れてくれる人とだけ会う
私はメールの回数よりも、会いたいと思った人とはすぐ会ってもいいと思っているタイプです。しかし、会うのなら公共の場で、相手にお店を事前予約してもらい、挨拶時に身分証明を見せてもらうと決めていました。
そして事前にそれを伝えて、それでOKですという人とだけ会いました。ここが重要なのですが、どんなに好条件そうでも好みのタイプでも、ネットで会う初対面の女性の警戒心に合わせてくれないような男性はヤバい奴かいい加減な人です。
まともな男性なら警戒する女性心理を優先して当たり前です。ネットという性質上、身の安全は絶対自分自身で確保せねばなりません。最初の条件と同じく、ここは自分を最大限に尊重し、それに合わせてくれる男性だけ選びました。
★「私は真剣です、本気の人だけ来てください」という意思表示をする
難しいことはありませんが、真剣に丁寧に対応しました。寝る前にサクッとログインして顔写真だけ眺めて決めたり、自分のプロフを最小限しか書かなかったり、相手からのメールをただ待っていたり、質問に対して短く答えて終わったり、女性側もいい加減で消極的な態度をとっていると相手に伝わってしまうと思います。
男性だって本気ゆえに慎重だったり詐欺を警戒したりしてますから、女性が真剣さを出していれば真剣な男性は安心するんですよね。逆に遊び目的や騙してやろうという男性は寄ってこなくなりました。
だから真面目な人が残りました。
[実際にデートした人]
①大企業にお勤めのかなり素敵な人でした。
バツイチのアラフィフ。いい感じのレストランをさらっと予約して、
会った瞬間に名刺と免許証を見せてくださいました。いい男だったな〜。
②十分高学歴だし高収入だと言える、でも超がつくほどでもない感じ。
性格が良くて穏やかでお話ししやすい、飲み友達にいいタイプ。
決め手に欠けてちょっと保留・・・
・・・と思っているうちに現在おつきあいしている彼と出会いました。
[実際におつきあいすることになった人]
イマ彼です。
驚くほど私の理想の条件に合致していたんですよね。
理系の天才肌タイプで、年収は1500万以上。
出現率低いのに出会ってしまいました。
しかし、サイト上で彼は年収とかスペック非公開だったんです。
あなたの希望条件にバッチリ合う男性ですよ!ではなく、
こちらの男性もオススメでーすみたいな、補欠候補的な感じ。
条件通りじゃないけれどそれに近いか、
あるいは相手側の条件に私が合致しているのか?
どういう仕組みになっているのかわかりませんが、
その補欠リストに彼は載っていました。
期待せずプロフを読んでみると、条件等は書かれていませんでしたが、
自分の考えについてしっかりと簡潔に述べており、
おそらく学力が高く相応のお仕事をしているまともな方だなと感じました。
そのようにサイトの条件絞り込み機能を使わずちょっと変則的ですが、
それ以降の作業は上記と同様に行いました。
スペックがわからないだけに常識度や本気度や考えをガッツリ確認しました。
彼は私を分析マニアだと思ったそうです。
学歴や経歴や年収は付き合ってから徐々にわかって行きました。
勤め先と年齢、家にある持ち物や昔の写真(車や家)などを見て納得。
付き合った当初は確証はなかったので、我ながらよく見極めたなと。
でも一つだけ予想外だったことが。前にも書きましたが彼は日系外国人なんです。
顔も名前も言葉もまるっきりジャパニーズですので全然気付きませんでした。
日本人のハイスペック男性ならアラフォー女など嫌だと思うかもしれませんが、
彼は欧米の価値観を持っているので若い女の子は対象じゃないと。
特に日本女性は幼い感じなのでアラフォー以上のセクシーさがいいんだそうです。
そして彼も私もどちらかというと事実婚派(入籍に慎重)です。
普通の結婚を望んでいる女性はこんな人無理!と思うでしょうが、
頭が良くて年収1500万以上の理想レベル、
おまけにアラフォーがいいと言ってくれる事実婚派、
私にとってはまさにピンポイントな需要と供給の合致でした。
理想のタイプもゴールもみんな人それぞれ違います。
幸せは運命が決めてくれるものでも男性が与えてくれるものではありません。
大人だからこそ自らの目標設定と行動で幸せになりましょう!