東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

若い時の恋愛とアラフォーになってからのそれとでは違うこと

最近この年齢からガッツリ付き合い始めた人がいるんですが、

若い頃とはやっぱり色々と勝手が違うわ〜( ;∀;)

と感じることがいくつかあるので書きたいと思います。

 

基本的に別行動

ラブラブな20代ならいつもくっついていたかった。30代でも休みの日くらいは二人一緒に過ごしたいと思っていました。さすがに40にもなるとお互いに勝手な行動がデフォルトになります。

それぞれが仕事も家事も体調も何事も「ザ・自己管理」。僕買い物行ってくるよ、私体調悪いからごはんいらない(だから作らない)わ、などなど。

なんの為に一緒にいるの?と思うこともしばしばあるけど、お互い出来上がってしまっている年齢なので、一緒にいすぎても息が詰まりそうになります(笑)少し距離があるくらいでちょうどいいのかな?

逆に一緒に〇〇しようと思ってたのにとか、自分はこうしたかったのにとか、恋人という型ありきで考えると窮屈なのかストレスなのかうまくいかないことも多いです。一つに溶け合うばかりが正解じゃないカモ。

 

すぐ結婚しろとか言われるから親や友達にはできるだけ会わせない

若い頃なら大事な人にこそ紹介されたいし会わせたい・・・しかし今ではちょっと勝手が違います。周囲が二人を微笑んで見守ってくれないの。

今の彼とはまだ恋人で、将来も事実婚でいいと合意しています。・・・などという論理は通用しない、昭和生まれの私たちの田舎の親兄弟や友人には。そんな年なんだからさっさと結婚しろ!と攻め立ててくる。

お互い紹介くらいはしましたが、結婚(入籍)を前提としない付き合いについて周囲の理解が得られないんですよね〜。彼の実家は当然私を嫁扱いしたがり、私の実家はこれでようやく娘が片付くとばかりに重い話をしたがり、友達も品定めをしたがり。

なので静観してくれる人とだけ接触しているような感じです。アラサーならまあそのうちになどと言っていればよかったけど、本人たちは真剣に付き合っているのに答えに困り、結果的に親兄弟を避けるという不思議な状態です(笑)

 

お金の話は明確に、そしてお財布は一緒にしない

老後が視野に入ってきているため、給料がどうだこうだというよりも財産や相続という意味合いも含まれてきます。長く生きていれば多額でなくとも少しはまとまった預貯金などありますし、親が他界していれば不動産の権利などすでになんらかの相続はしています。お互いにいくら持ってるとか話しませんし、共同で貯めようという発想もありません。

それを踏まえてのデート代だったり生活費の話になるので、ここは払うよとかあるときくらいは出させてとか曖昧さは一切ありません。何にどちらがいくら払う、みたいなことに関してはきっちり話し合って算出しますし、予算に対して相手の運用が悪ければ、それってもっとこうするべきなんじゃないの?ってツッコミ合います。

若い頃はロマンスにお金の話なんて無粋だわって思っていたし、経済力なんて男性が引き受けてくれるもの、あるいは一緒に作り上げていくものだと思っていましたが、アラフォーにもなれば自分の金は自分のものだという観念です。

 

家事をしない人は男も女もお話にならない

男性女性関係なく最低限の掃除や自炊をしない人は、いくら気の利く美人でもお手伝いさんが雇える経済力のある男性でも、大人としてダメだよねという価値観です。

若い頃なら男性だからできなくても別にいいとか、一人暮らしなんだから自由だし誰にも迷惑かけてないじゃないとか思っていました、が、そういうことではなく。衛生観念とか食生活とか、面倒臭いし誰も褒めてくれないけど絶対にやったほうがいいことをルーティーンとしてきっちりできているかどうかが大切で、もう40にもなるのに自分の所有する物の管理や健康&栄養管理ができてないって致命的だと思います。

完成度は人それぞれ得手不得手があると思いますが、衛生や食を重要視しない考えのまま大人になった人って後々健康問題や経済的な破綻での予備軍だと思います。

美味しいって言ってくれたら喜んで料理を作っていた昔は昔で幸せだったと思いますけど(笑)私も彼も互いに自発的に家事をやりますが、怠けているとたちまち目から軽蔑光線(ガチなやつ)が出ますよー。

 

物の購入は必要かどうかで決め、機会は積極的にGO

プレゼントとか同棲してる時の家電や家具の購入なんですけど、若い頃はとにかく相手が欲しがっているものや喜ぶものを買えばいいじゃんって感じでしたけど、年を取ってくると計画的な出費が当たり前になってくるし、そんなの買って墓にでも入れるの?って感覚が多少ならずとも出てきました(笑)

もう自分たちより物の寿命が長いんじゃねーの?って(笑)本当の話です。それ本気でずっと持って回れるの?自分でメンテや管理できるの?ってめちゃくちゃ牽制し合うので物は増えなくなりました。もうこれ捨てれば?っていうのもセットになってるので、ナチュラルな終活ですね。

でも何かの”機会”みたいなものは積極的に参加するようになったと思います。もちろん時間が有限であることを彼も私もわかっているからです。二人一緒でも自分だけのことでも、いつか行きたいな、いつかやりたいな、と思うなら今やろうよと背中を押しあっているように思います。

 

不機嫌なのではない、つらいのだ、身体が(笑)

おっさんとおばさんですから、そこそこの精神的な忍耐力は培われています。が、身体がついてこないこと甚だしい。なんかケンカが多いなあというときは、だいたいどちらかが仕事で疲れていたり、体調が悪くて沈んでいたりします。

目には見えませんがお互いに更年期が発症しててもおかしくない年代に差し掛かっていますので、下手をすると私と彼が交互に身体がしんどくて相手に向き合う余裕がないことがあります。

夜の営みにももちろん影響していて、彼は外国人なので基本的にはチャレンジ頻度が高いのですが、スマンけど寝た子が起きん、、、という状況だったり、私もご期待にお応えしたい気持ちはあっても今日は夜8時には寝たいです、10時間は寝たいです、みたいになりますねー。

生活苦やストレスがロマンスの彩りを失わせるのが若さでしたが、いまはそりゃしょーがない!年だもの!とひたすら労って、相手の健康状態に寄り添う気持ちが必要になってきました。

 

アラフォーでリア充だと独身からも既婚者からもディスられる

若い頃はリア充いいな〜って多少嫉妬されることはあっても基本的にラブラブカップルに対してはみんな肯定的じゃないですか。でも年を取ってから(結婚してるわけではないが)男女が仲睦まじくしていると、結構冷ややかな目で見られることがあります。

日本人って大人になるとカップルや夫婦で手とか繋がなくなるじゃないですか。結婚生活が長くなるほど、年齢が上がるほど、体に触れ合うこともしないし、セックスもしなくなる。むしろ、子供ができてからも嫁とセックスしてるなんてご苦労さんとか、ベタベタして年甲斐もなく恥ずかしいとか、大人の男女が若い時と同様に仲良くすることに否定的ですらある。

今の彼は外国の人なのでおっさんでも手はつなぎます。キスは周囲から変な目で見られるのが嫌で外では憚ってるそうですが、おじいさんとおばあさんでも手も繋ぐしキスもするし高齢になっても肉体的に可能なら死ぬまでパートナーとセックスして当たり前だそうです。

仲良きことはうつくしき哉の精神で私は良いと思うのですが(ちょっとは恥ずかしいですが)、いい大人がみっともないとか言われることがあるんですよね〜。友達も最近素敵な彼氏ができて超ラブラブなのですが、既婚者の親友に、浮かれてバカみたいだから頭を冷やしなよ、と言われて大変ショックを受けたそうです。あの子どーせ旦那とご無沙汰なのよ!ですと(笑)

 

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すっごい地味な恋話!

でも20代と確かに違うわ、アラフォーの恋愛関係って。

かなり細かいことまで書き込んで見ましたが、その違いは割と大きいと感じます。

これが年齢的な現実なのだと思います。

アラフォーって多分まだ気は若くて、あーだこーだ夢も見るじゃないですか。

でもしっかり付き合ってみると、

もう子供じゃないぜ…初老だぜ…って、

相手に対して思うんじゃなくて、

自分たち考えや行動やライフスタイルそのものが

若い時のそれとは違うんだなって実感します。

 

だから婚活に慎重になりすぎている人には早く恋人を作ることをお勧めしたいです。

とにかくアラフォーからの恋愛をも一回やってみなよと。

なんとなく若い頃のままのイメージとすっごいギャップがあるはずなので。

どれだけ自分が変わったか、相手にしている男性も大人か、

きっと結婚観も変わるほどの経験ができると思います!