コミュ力がないだのダサいだの言われて落ち込んでいる理系男性、
あきらめないでほしいです、
そのような非モテ系理系男性が好きだという女性は存在します（私もその一人です）。
今回は、好きなポイントと、
世間一般の文系女性からの受け止められ方とそれらへの対策について書きたいと思います。
★私はココが好き：事実やデータに基づいた知識があるところ
理系男性になにかを尋ねた時、ちゃんとした解答が返ってくることが多いです。それらはきちんとしたデータに基づいているので正確性において信頼でき、困っている時にはとても頼りになります。また端的でわかりやすく、もし詳しく知りたければ説明もきっちりしてくれる人が多いです。ウンチクを語ると女性に嫌われると言われたことがあるかもしれませんが、蘊蓄を聴くのが好きな女性もいます。ワインと土、スピーカーと配線、自動車のエンジン、釣りの擬似餌の種類とその効果など、一生知らなかったであろう世界の話が聞けるのはワクワクすることだとわたしは思います。
☆文系女性の受け止め方とそれらへの対策
女性が「今日は暖かいね」と春の訪れについて会話を振っただけなのに、理系男性から「今日は最高気温21℃だって、湿度も60％あるし南西の風だから体感温度は・・・」とデータを並べ始められて内心どうでもいいと思ったそうです。また、女性が話をしたくて「なんだか寝付けないから」と夜中に連絡をしたら、理系男性は睡眠のメカニズムと不眠に効く様々なアドバイスをくれて、女性は心の中でオッケー○ーグルとつぶやいて終わったそうです。
文系女性は正解や対策を求めているのではなく、共感や現状報告のたわいもない会話を好みます。この場合は、暖かいね→本当だね、春物の服とか欲しくなっちゃわない？とか、なんだか眠れなくて→大丈夫?なんか悩み事？などの対応が良いと思います。一つのことを深掘りするウンチク話が退屈な女性は、自分の話をすることなら楽しさを感じることがあるので、話題を掘り下げるのではなく彼女自身の話題に振り替えてみると話がはずむかもしれません。
★私はココが好き：ダサくても清潔で自分なりのこだわりがある服装
メガネとか受験の時の?みたいなのだったり、シャツも全然トレンド感なく年季が入っていたりしますが、私の周囲の理系男性は概ね清潔感のある人が多いです。流行っているものにはまったく興味がなさそうですが、洗濯やアイロンはちゃんとしていたり、髪は寝癖がついていても革靴はいつも磨かれていたり、爪はきちんと切っていたり。また、会社では地味だけどオフではキレイな色のトップスが多かったり、服はユニクロだけど腕時計だけはブランドのヴィンテージを集めていたり、いろんなものを着たい女の子とは違って男の子特有のこだわりみたいな部分にその人個性が現れていて面白いです。私は個人的に、他人からの見た目を気にしすぎる男性や流行に乗りたがる男性は好きではないです。そこそこ清潔で、他人目にはダサくても僕はこれが気に入ってるって言い切れるメンタリティの男性の方が好感が持てます。
☆文系女性の受け止め方とそれらへの対策
オシャレ男子がいいという女性が圧倒的に多いです。男性が女子アナみたいな万人ウケする女性が好きなように、女性も万人ウケに価値観をおいている人が多い。その前においては、万人ウケを狙っていない理系男性のこだわりは無力化してしまいます。なにそれダッサーい、おじさんっぽい、店に合わない、ないわー、説明とか興味ないんですけど?と一刀両断です。
そのような女性には万人ウケで対抗してみましょう。もっとも手軽な万人ウケはブランドものです。目立つところにわかりやすいロゴのアイテムを取り入れるのが一番容易いでしょう。髪型やコーディネイトなど難易度および外した時のリスクが高い挑戦はせず、ラルフローレンのポロシャツや靴下やハンカチ、ヴィトンの小銭入れ、ノースフェイスのパーカー、エルメスのタイ、トムフォードのメガネ、スタバのマグカップ、キールズのリップクリーム・・・などなど。取り入れてみてください、周囲からの評価がきっと変わってくると思います。
★私はココが好き：女性ウケを忘れて男性だけでワイワイキャッキャしているところ
理系男性は学校も職場も男性ばかりという人が多いように思います。だから女性に慣れてない、女性心理をしらない、女性に興味はあるが男性同士と同じ感覚で接して不評を買う、というパターンが生み出されます。でもそういった男性が集まって女性には通じない趣味や冗談で盛り上がっている姿はかわいらしいと思います。女性ウケを狙ってない素の少年っぽさを感じるからです。女性が理解できない男の世界があったほうが良いと思います。そのほうがナチュラルです。
☆文系女性の受け止め方とそれらへの対策
でも一般的には、意味不明とかバカみたいとか、若干冷たい視線で見ている女性の方が多いかもしれません。共感を大事にする女性ほど、自分が理解できないものには不安を感じるからだと思います。理解させようと説明しようとすれば、別に興味ないし、とウザがられるでしょう。女性同士の「スカイブルーとペパーミントグリーンだとどっちがいい?」みたいな会話を男性がよくわかんねえどっちでもいいと思うのと同じです。
気をつけるべきは合コンなどせっかくの出会いの場で話しやすいからといって男だけで盛り上がってしまうのはマナー違反だということ。あるいは女性の前では男性同士でする下ネタはちょっと刺激が強すぎるのでタブーだということ。その2点に注意すれば大丈夫だと思います。
ーーーーーーーーーー
いかがでしょうか？全ての理系男性にあてはまるとは言いませんが、概ね心当たりがあるのでは。文系女性とは考え方や価値観がかけ離れていて、理解し合うのにお互い時間がかかるかもしれません。
でも、その考えや価値観の差を面白い・かわいいと思う女性がいるのも確かなのです。
わたしが若い頃の同僚の理系男性は、とってもいい人なのですが話が難解で一方通行、完璧な資料を作りますがデスクの上はゴミ箱同然で、お酒にも弱くて女性を送ることもできず、ボーナスを全部自分の趣味に使ってしまい彼女さんへのプレゼントが記念日より遅れブチ切れられていました。決してハンサムじゃないし、女性を喜ばせるセンスもないし、女心などまったく解さないし、家事も全然できないし、収入も一般的程度でしたが、それでも彼女さんとは10年以上つきあっていましたし、わたしも密かにその人のことを慕っていました。
理系男性って得意と不得意がはっきりしている人が多いというか、その素晴らしいところと足りないところのいびつさに人間らしさを感じてしまいます。
コミュ力の高い文系くんは確かに折り合いをつけるのが上手かったり、女性との話し合いの中で学習し全体的に卒なく収める能力が高いと思います。が、わたしはいびつな形のレーダーチャートの方が萌えるのです。
東京エスメラルダはこれからも理系男子を応援します！
