東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

同居の夫や彼氏がウザいときの対処法

いくら愛していても大人同士一つ屋根の下で顔を突き合わせていると、ムカついたり物音すらウザいと思う時ってありませんか?

友達のSちゃんは「自分も彼氏も典型的なB型の超マイペースでパーソナルスペースも広め傾向なもんで、週末ずっと一緒だとお互い息詰まって仲悪くなりそうだったから広い部屋に引っ越しした」と言っていました。

Sちゃんみたいにサクッと引っ越せればいいのですが、まあそういうわけにもいかない私のような人も大勢いらっしゃると思いますので、引っ越し以外の対処方法を原因とともに考えたいと思います。

 

 

◆彼のイライラ、八つ当たりは相手をしない

人間なんで相手の機嫌にも波があるのは仕方がないこと。でも頻発したり、やたら絡んできたり、こちらもスルーしきれない時がありますよね。かといって受けて立ったら大げんかになるのは目に見えているわけで。

そういう時は物理的に距離を置くがベターかなと思います。クールダウンの時間を相手に与えるのです。そして無意味な被弾から自分を守る。

私は辟易した時は、ちょっと出かけてきますと言って外に出ます。なるべく相手の八つ当たりの直後に速やかに行動します。「感情を自分でコントロールできないと私は相手にしないよ」ということを結びつけて理解してもらうために。

あるいは違う部屋に移ってドアをピッタリ閉じて引きこもります。趣味や仕事の道具やお茶など長時間滞在に必要なものを一切合切持って彼のいない部屋で籠城します。

このような行動に移る時、捨て台詞を吐いたり、モノに当たって飛び出ていくような感情的な態度はいけません。しずしずと、あくまでも「感情的なあなたは相手にできません、どうぞ一人で頭を冷やしてください、あなたを刺激しないため、自分を守るため、そして喧嘩を避けるために私はあなたから物理的に距離を置きます」ということを伝えるのが目的です。

そして相手が普通の態度に戻ったら、何事もなかったかのように一緒に過ごします。八つ当たりやイライラに付き合って気を使っているとやがてそれがクセになります。相手は自分の問題をあなたに解決してもらおうとし、その手段として感情をぶつけてもいいんだと誤解釈して習慣化してしまいます。

すでに習慣化していても、いつからでも始められます。

 

 

◆自分だけの予定をどんどん入れる

一緒に住んでいると、晩御飯は一緒に食べるもの、週末は二人で過ごすもの、と優先順位が固定されがちです。もちろん普段はできるだけそういう時間を取った方が良いでしょう。しかし、ウザいな・・・と思っている時に無理に一緒に過ごすことはありません。彼の友達や実家とのつきあいも体調不良などを理由に断ってしまっていいと思います。無理しても、あなたのために行きたくもない社交につきあってやったのになんなのよ!みたいな、後々ケンカの種になりがちです(笑)

彼との関係に気持ちがフォーカスしすぎているので、意識をそらすことを目的にします。ひとりでショッピング、習い事、勉強、友達との会食、観光、なんでも構いません。彼のことを一瞬忘れて何かに没頭すれば気持ちもリフレッシュされます。

ただ、予定は前もって相手に伝えておきましょう。暮らしを共にしている相手に自分の予定について何も言わないのは信頼関係にヒビが入ると思います。私は、今日午後からちょっと出かけます、とか土曜は昼から夜まで外出して居ないからね、とだけ伝えておきます。相手の八つ当たりの直後なら、前述の通り、彼も自分の振る舞いと私の一人行動を結びつけて考えるでしょうし。

 

 

◆自分の機嫌が悪い時は自分で処理する

生理前やプチ更年期だと女性はいろいろ敏感になりますよね。いたわったり気遣ったりするのは夫や彼の務めだと思いますが、とはいえ毎回だと相手もたまったもんじゃないと思っているでしょう。友達のTくんは嫁が生理の時はできるだけ残業や休日出勤を入れる、と言っていました(笑)もう大人なのでできるだけ自己対処しましょう。

自分のコンディションが悪いなと感じたらまず相手に素直に伝えるのも一手です。そうすると彼も避難したり取り扱いに気をつけたり心の準備をしてくれるかもしれません。こっちも疲れてんだ知るかよ!という余裕のなさの応酬になるようでしたら、出かけたり別室に引きこもるなど物理的距離をとることで静かに身を守りましょう。

女性のアップダウンは激しいなと自分のことを振り返りながら思うのですが、でも花一輪、子供の笑い声、ペットの寝息、そんなささいなことから幸せを拾えて上方修正できるのも女性の強みだと思います。

あなたが調子の悪い時にもあれこれウザく干渉してくるしつこい彼には、わたし今不調なの、そっとしておいてほしい、とか、今じゃなくていい話なら後日にしてもらいたい、とか、あなたができるなら自分ひとりでやってもらえるかな、とか、はっきり伝えることが大事だと思います。言わないでもわかってよ、という考えは諦めた方が前向きに生きられると思います(笑)

それでも手に余る時はカウンセリングや処方薬など専門家を頼ることもできますよ。

 

 

◆友達に相談するなら完全共感型か客観解決型に

人に愚痴を聞いてもらえば本当に気分がスッキリしますよね。こんなとき付き合ってくれる友達はありがたいものです。好みにもよりますが、相談するなら完全共感型か客観解決型のどちらかがいいのではないかと思います。

ただ話を聞いてくれるだけでいい、アドバイスは求めていない、という人には完全共感型が向いていると思います。わかるー、そうそう男ってそうだよねー、それは一緒にいてきついよねー、あなたは悪いくないよ!とひたすら共感を示してくれる人っていますよね。目的が発散であれば、真剣な解決法はかえってストレスになります。ひたすら、だよねーだよねーと相槌を打ってくれる友達にお茶をごちそうして甘えましょう。

いやいや、彼とのことを問題視していて解決したいんだという方は、客観解決型の友人に連絡しましょう。ふんふんと一通り聴き終えたら、冷静に分析してパターンを予想しアドバイスをくれるでしょう。そこにはあなたの気持ちやできるできない実行したいしたくないというような事情は加味してくれないかもしれない。でもこのタイプの人は本気で真剣に考えてくれます。そして客観的に利点や改善法などの新しい気づきを指し示してくれるはずです。目からウロコの考え方を学べる機会を与えてもらえるかも。

 

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ストレスのない関係など存在しないわけで、

良い関係を築くためにはいかにうまく対人ストレスを処理するかだと思います。

 

ホトケ様が相手でも摩擦は生じるでしょう。

ましてや相手も自分も解脱などしていないわけですから、

付き合った長さにみあった摩擦があり、

長い関係を続けるならぶつかりあってナンボだと思います。

 

でも成熟した大人ならぶつからずに済ませる手法も取り入れたいですよね。

ケンカってすごくエネルギー使うもの。疲れるじゃん。

かといって回避ばかりしていたらそれはそれで信頼関係は深まりませんしね〜。