東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

アラフォー事実婚準備中:ジワジワとNG感を本気で出し始める我が身内への対策

アラフォーで知り合って同居中の彼とのお話です。

彼の身内の反応は以下の通り、独身男の老後の面倒を押し付けられたくない親戚達は下記のように「さっさと入籍しちまえ」の大合唱でした。

tokyoesmeralda.hatenablog.com

 今回は私の身内の反応について書きたいと思います。

お付き合いも順調で同居に至り、すったもんだありながらも数年が経ちました。しかし、私はなかなか自分の身内には彼を紹介できませんでした。

なぜなら、私たちはとりあえず入籍しない事実婚を目指していること、それに彼が外国人なので将来的には外国に移住する可能性もあることなど、ビミョーな内容が多すぎて田舎のじいさんばあさんたちにどう切り出していいかわからなかったからです。

 

まずわたしの家族の反応なんですけど。

数年付き合って初めて親に彼の存在を知らせた時は、まず年の差に文句をつけられました。今までの彼氏って同年代が多かったんですが、今彼はちょっと年上なんですよね。まあ40女の相手ですからそこそこジイさんで普通なんですが。

若い時なら、年上で包容力があって良いんじゃない?と歓迎されたと思います。でも今回わが家族はいきなり「すぐ彼の介護しないといけなくなるんじゃない?」という心配をしました。いや、どう考えてもあなたたち親の方が先に要介護になりますから・・・。

ツッコミたい気持ちをなんとか抑え、とりあえず今は入籍するわけじゃないし、もう大人同士のおつきあいだから見守っていてほしいと切り抜けました。アラフォー娘が1人東京砂漠で寂しく暮らしてる(と想像する)よりも、男性と一緒にいた方が安全だし安心でしょと前向きに捉えてもらうよう伝えました。

 

お次は、親戚達へのお披露目です。

家族同様年の差でまずひと文句あり、そして外国人である彼とのコミュニケーションや文化の違いに難色を示しました。彼は日系人なのでみかけはまったく日本人に見え、日常会話程度の日本語はできるのでよけいに誤解が生じやすいのかもしれませんが、いわゆる敬語がなってないとか、謙遜こそ美徳であるとか、年功序列とか、年相応の服装やスキンシップなど、そのあたりのことが気になるようでした。

要するに、彼と同年代の日本人のおっさん達と振る舞いや慣習が違うことに拒絶反応を示しました。そして普通は○○だろう、そうでないものはおらが村では通用しないだ、外国人かなんか知らんがここではこれが常識で唯一の正解だ、異端ものは認めんぞ、みたいな、島国根性丸出しのちょっといじわるな目線でした。

エスメラルダちゃんならもっと普通の日本の男性の中でもお相手は居るでしょうに、と言うのですが、誰なら相手としてご満足いただけるのでしょうか?地元のジジババたちは、理想的なアラフォー男性の何%が独身なのか出現率など知らないんでしょう。そして理想的なアラフォー男性は20代後半から30代前半のお嫁さんを望んでいて、エスメラルダちゃんみたいなオバハンは対象外であることも知らないのです。

 

 

やっぱり身内には彼を気に入ってほしいと思いました。だって私の選んだ人だし、身内も彼も両方大事だから。

我が身内の反応を見てちょっと残念でしたが、同時に彼らにどう思われようとあまり気にしていないことを再確認できました。気にいる気に入らないのジャッジを身内に求めているわけではないんですよね。アラサーならこういった身内の価値観の呪縛で悩んだりもしましたが、もう迷わなかったです。誰と添うても苦労はありますし、今わたしは幸せに暮らしてるからそれでいいじゃん!って感じです。

普通の結婚などすでにできていないのだし、そんなもの自分も求めていない。だから彼を選んでるのだし、事実婚を選んでるのだし、お互い一生一人かもと思っていたけれど「誰かと生きる人生」にもう一度チャレンジし、その相手としてお互いを選んだのだからそれが今の生き方にあっているのだと。

人生85歳まで生きられるとは限らないので、もはや未来の心配などよりとにかく今!楽しく一生懸命暮らしていることを大切にしたいです!