アラフォーで知り合った彼と同居中、入籍はお付き合いが長くなったらその時考えましょ、ということでステイタスは事実婚準備中です。
そしたらあーた、
彼が急に転勤することになったのです!
このビミョーなタイミングで?
晴天の霹靂とはこのことでございます。
まだ入籍の意思も固まっておらず、パートナーとして一緒に暮らし将来に向けて関係の形成を試みている最中でした。私たちには信頼関係を深める時間がまだまだ必要な段階だったのです。そんなタイミングで転勤、週末婚はとうてい無理な遠方へ。
選択肢としては、
・一緒に行く
・お別れ
の3択です。
彼は最初、遠恋を提案してきました。自分の都合に巻き込みたくない、君は君の生活を無理に変えないでいい、一人暮らしができるよう経済的にもサポートするしお互いに行き来すればいい、と。
ロマンチックな女性なら、彼が「一緒に行こう!」と言わなかった時点でガッカリして別れを意識するのではないでしょうか(笑)自分がどう返事をするかはおいといて、とりあえず一つの区切りに相手がどう考えてるかは気になりますよね。
私は、彼がまず遠恋を提案したことに驚きました。別れるか一緒に行くかの2択の人だと思っていたからです。懸念は、関係に距離をおきたいから遠恋の提案なのかということでしたが、しかしそれは憂慮しなくてよいのではないかと判断しました。
彼はそうしたいならはっきり言う性格ですし、個人の生活を尊重したいというのも極めて彼らしいです。相談した女友達に言われたことですが、経済的補助の申し出は私に対する責任があると彼自身が思っている、誠実さの判断基準になると。
そのように、彼に別れの予兆はないと認識した私は遠恋の提案を断りました。第一に、離れて生活したら私は気持ちが離れる、第二に、名目上だけつきあってるみたいな関係はこの年齢では意味のない時間の無駄になるからです。
私は家族は一緒にいるべきだという考えで、父親の単身赴任制度などもイヤだと思っています。私たちの状態は恋人というよりももう少し進んだ事実婚≒家族のようなパートナーシップを目指していました。なので、この大事な時期に一緒にいられないなら、大変悲しいし残念なことだけれどもお別れしたほうがいいと伝えました。「私たち」という単位で解決できなければ家族にはなれないと思うからです。
そうすると彼は、あなたさえ良ければ一緒に行きましょうと言いました。もちろんこれはプロポーズではありません(彼は婚姻は契約であり相応の理由と時宜が必要と考えている人で、私も入籍慎重派です。とりあえず場所を移しても共に暮らすという選択をしただけ)。
とにかく一緒に居たいという気持ちに合意が得られてうれしかったです。物理的な困難を乗り越えるには、まず気持ちが同じであることが重要ですよね。
お互い相手の気持ちがどうかの不安が解消されたのか、一緒にいる方向で定まってしまったあとは驚くほどサクサク段取りが進みました。覚悟とか、腹を括るという言葉が当てはまるのかなと思います。
ただ、現実的な問題がにょきにょきと出てきて、また新たな不安が続くのでございますがそれは次回のお話で・・・。