「彼氏がいま隠し事をしたんじゃないかと思った」の続編です。
結論から言うと、やっぱりその週末女と二人で食事に出かけていました。
しかも、私に聞かれるまで「誰と」とは言わなかった。
私は連れて行ってもらったことのない高級レストランに行っていた。
ちょっと・・・ムカつきませんか?女子の皆様。(今回も長いです)
簡単に経緯おさらい。
【概要】
・彼氏が女から電話がかかってきてそれを隠そうとした
・会話が「気にしないで僕の方から送ったんだし・今週OK・早朝がいい」など
【想定されたシチュエーション】
1. 開催予定の飲み会に女を誘ったがお断りの電話だった
2.女から今週どこかで会おうと言われOKした
【予想の電話相手】
女A…数年来のご近所さんの知人でビジネスとプライベート両方の関係。
女B…数年来の友達で彼氏の男友達の元GF。
女C…数年前彼が夢中になったがパトロン目的のCに彼がフラれた。
女D…私の把握していない存在を隠された女。
経緯など詳しく読みたい方は過去記事ドゾ↓
【わたしの妄想】
女Aは飲み会メンバーではなく誘われない、しかも先日ビジネスがらみで会食したばかりなのでまた今週は考えにくいため除外。
女Bは飲み会メンバーなのでその電話の後Bが来るとか来れないとかを私に何も報告しないのは不自然、かつBがわざわざ彼に二人きりで会おうなんて誘うほど仲良くないため除外。
女Cは昔彼を転がして金持ち男を次々と渡り歩くような女で彼も愛憎が入り混じってるが、鼻の下を伸ばして思い出づくりをする可能性は大いにあり。
女Dという私の知らない女が存在してる可能性もあり。
★★ 結果 ★★
その週末の夜、やはり彼は女と食事に出かけた。
相手は除外していた女Aだったのである。
真の経緯はこうだ。以前飲み会にAを誘ったがAは連絡もなくドタキャンした。Aが来なかったので彼が飲み会の画像をAに送った。そしたらAから、あの時はごめんねと謝りの電話があった。彼が「気にしないで」「僕から送っただけだし」と何度も言ったのが聞こえた、彼女(私)も気にしてないよとも言っていた。Aが私にも謝っておいて~などといったのであろう。そこでAから彼にお詫びに食事でもどう?と提案があり、彼は「今週?OKだよ」と答えた。
彼の会話で私が引っかかっていた「早朝がいい」とか「しょうがないか」は、私がどーのこーのといったような直接関係のない話と推測される。
私の妄想は、やはり前回は暴走気味だったと反省する。
しかし、である。
冒頭でも書いたが、私に聞かれるまでAと食事とはは言わなかったこと、しかも高級レストランに行っていることは多いに引っかかる(←私をケチってここで金使われてたら腹たつ)。
二人が怪しいとは思わないが、彼はAに多少見栄を張っていい格好をし、私がAにやきもちを焼いて機嫌が悪くなっていると考えたのだと思う。彼が先日妙によそよそしい態度をとったのは、やきもちをやいた(と彼が勝手に思い込んでいる)私に非難されたくなくて、自らを防御する気持ちから無駄にツンケンした態度を取ってしまっていたと考えるのが自然であろう。
ぶっちゃけ、私は前からAさんが嫌いである。
なぜ嫌いかというと、彼からAの人間性の悪さを散々聞かされていたからである。
そしてそのエピソードと内容から、あまり関わり合いたくないと思っている。
Aの男関係の話がものすごくヤヴァイ感じなのだ。
Aは彼の数年来の知人でビジネスとプライベート両方の関係のしかも最近ご近所さんになった。年齢こそアラフィフだが、美人の資産家の独身である。一流企業出身、バブルの頃は美人のハイスペック女子で向かう所敵なし!って感じにモテモテだったことは容易に推測できる。(うちの彼がのぼせ上がったところでAのほうが本気に相手にしないと思われる)
しかし、Aの男関係のトラブルの多さが問題ありなのである。
学歴も高く育ちもいいけれど、このAさんは男関係がグズグズのグダグダ女なのである。ちゃんとしてる人なのに男がらみだけクズ、そのギャップが闇の深さを浮き彫りにする。
華麗な恋愛遍歴の末に、当然選りすぐりのハイスペック男性と結婚したのだが、結局Aは夫から別れたいと言われる。長い間Aが離婚を認めなかったため、ついに夫は弁護士を立ててありとあらゆる法を駆使してなかばAから逃げるように離婚した。夫だって堅い職業のまともな人である、その人が失踪同然の手法に訴えてまで逃げたいほどAはちょっと・・・かなりヤバイレベルで面倒な女だったと推察する。
Aは今度は妻子ある男性を略奪した。不倫同棲中に男性が自分の妻に生活費を渡していたことを知ったAは激怒、嫁なんかにお金を渡してどういうつもり!と男性に詰め寄った。結果不倫相手にもまたもや逃げられるという顛末だ。男の金は自分のものだ嫁に支払うななんて、愛人の分際でよくそんなことが言えたものだ。
当時うちの彼も「Aは男性を自分の利益のための道具のように考えている、男を奴隷のように思い通りにしたいだけの女、ちょっと頭がおかしい」と言っていた。
うちの彼はというと、誰にでも優しい。お年寄りにも男性にも友達の嫁の兄弟にも親切だ。度量の広いところを見せたいただの見栄っ張りなのかもしれない(笑)
が、Aのような女は、こういう純粋に親切な男を利用して生きているのだ。そしてこの手の女は、嫁がいようが恋人がいようが構わず、人様の男にも平気で甘えるやっかいな人種なのである。
私が知っているだけでも数回、Aはビジネスとプライベート両方で彼に迷惑をかけている。Aは彼が主催の合コンを連絡なしでドタキャンし、ビジネスがらみのイベントも「やっぱり無理だった〜本当にごめんなさ〜い」で済ませるような女である。私はこのような、悪気なく男を振り回す女が大っ嫌いだ。
この手の女は悪気なく周囲を振り回すように見えるが、本当は確信犯なのである。女同士だからわかる、悪気ないふりをして男の優しさに漬け込んで利用するのだ。私にも経験がある。
Aは優しげにおっとり振る舞う。ごめんね〜、迷惑かけちゃうし…、いいの?助かる〜などといつも殊勝な言葉を吐くのだが、実際は約束破りの常習犯で、自分で言いだしたことが面倒になったらできないふりをして男になんとかしてもらおうとする。
絶対に自分の大事な人のそばに近づけたくないタイプ。
先日も、Aが長期旅行中に彼が預かりものを頼まれた。旅行から帰ってきても1年ほど預からされた。やっと返せることになり、廊下に出しておけばAが勝手に取りに来るという話だった。
しかしAは数日経っても取りに来ず、ついに彼から連絡した。Aは忙しくて取りに行けないという。このままだと通路で邪魔になるし、じゃあ近所だからついでに届けてあげると彼はいつもどおり親切心を発揮した。
そして休みの日の朝も早よから、近所のA宅へ荷物を届けに行き、1時間経っても帰ってこない。私たちはそのあと大事な友達との予定があったので、私はAの家に彼を呼びに行った。すると、荷物を届けに行っただけ彼が、Aのマンションの玄関先で管理人さんとゴミの解体と掃除をしているではないか。結局Aが荷物の取り扱いが面倒になり、やっぱり壊して捨てたーいと言って、うちの彼と管理人さんまで巻き込んでゴミ掃除をさせていたのである。
いくら彼が親切でも、ヒトの男をこき使うんじゃねえ!
私はそれまでずっと彼とAの関係には口を挟まず、Aが嫌いでも丁寧に接していたが、この日はここらで警告が必要と決意した。腕ぐみして不機嫌な顔をして見せ「もう○時よ?出かけなきゃいけないんでしょ?まだ時間がかかるなら私も手伝いますよ?」とAにも聞こえるように彼に言った。
ヒ・ト・の・男・に・甘・え・ん・な、というAへのメッセージである。
そして、優先順位をわきまえろ!という彼へのジャブでもある。
Aはそういう時、予定があるのにごめんね〜あとは私1人でなんとかするから〜とか、彼女さん大丈夫?とか、ことさらに気を使っているフリを装う。男は馬鹿なので頼られたらいい格好をしたいし、他人の前では恋人に偉そうにしたい。全くムカつく。
私が前回いろいろと妄想をしたCやDの筋書きは見事に外れたが、
相手が女で、しかもみさかいなく甘えてくるやっかいなタイプで、
彼がそれを隠そうとした、ということは当たっていた。
大事なのは予想の当たり外れではなくて、問題の解決法を実行できたかどうかである。
前回わちゃわちゃ気を揉みながらも自分なりに決めていたことは、
・しばらく行動を監視する
・なにも不自然なことがなければ追求しないで忘れる
・彼が隠し事をしたら、それは嫌だとちゃんと主張する
・もし彼が開き直ったら、その場で別れを告げる
というポイントである。
今回は
・誰と食事に行くか話そうとしなかった彼に「どなたと行くの?」と堂々と聞いた。
・そしてAとの食事に笑顔で彼を送り出し、翌日もなにも追及しなかった。
・先日いいようにこき使われながら鼻の下を伸ばしている彼に、
私はだまって笑っているわけではない、行動に出るぜということを示した。
・今までやったことはないが、迷惑な女に対してマウント行為をした。
私に聞かれた彼が素直にAの名を出し、開き直ったり、俺が誰と飲みに行こうがお前に関係ねーよ!とか、思っていても口に出してはいけないことを言わなかったので別れを切り出すこともなく無事乗り切れました。
やっぱり男は女にモテたいと常に思うものだろうし、ちやほやされたり頼られたらうれしくなっちゃって格好つけるでしょう。肉体関係持ってないなら別にいいかと思います。
でも、優先順位はわからせないといけない。許していればだんだん助長するからです。本命は別格だと内外に示すのは最低限のマナーだし、信頼関係を構築するためには相手を尊重することをし続けなければならないと思います。
女性に男のことでマウントなど取ったことはありませんでした。以前誰にでも粉をかける尻軽女が、恋人である私の目の前で、どこかに連れて行ってくれない?と彼に誘いをかけていました。そんな時も私は黙って表情も変えず平静を装っていました。その時は彼が、僕にはエスメラルダさんがいるからダメだよと言ってくれたのでことなきを得ました。Aさんにもずっと敬語で感じよく接していましたが、今回初めてあからさまに迷惑そうな顔で視線を送ってみました。いい加減にしてよ、彼がいくら親切でも私のオトコよ?遠慮なさいって。
まったく知らないことまでほじくり返そうとは思いませんが、おいおい、はき違えんじゃねーぞってときは毅然として主張しないといけないと思いました。
あまりいちいちしつこく追及すると男性は逃げてしまうと思います。
あと感情的に罵ったりするのもこちらにとって何の利もありません。
平然と、毅然と、彼にも女にも当たり前のことを主張するのです。
私こそもっとも尊重されるべき女だ。
うるさいことは言う気はない。
だが不愉快かどうかは私が決めることだ。
それを主張する権利がある。
不愉快なものは排除する。
私とあなたの幸せのために、あなたは尽力しなければならない。
私は監視を怠らず、神経質にならず、そして堂々と主張する。
今回の騒動で私はまたひとつ学びました。