バレンタインデーの夜、今日も1人で家にいます(笑)
バレンタインデー(以後VD)にチョコレートをあげるお菓子屋さんの戦略ってすごいなって感心します。女性から男性へ愛の告白と共に、っていう文化を作り上げたんですもの。毎年少しずつ変化をつけ見事に普及してますよね。
ここでアラフォー世代のプレイバックVD。
10代 本命に手作りチョコ時代
アラフォーの我らは小学生時代はまだ学校にお菓子を持って行くのはご法度でしたから、放課後お家まで手渡しに行って出てきたお母さんに預けたりしませんでしたか?(笑)思春期には告白して一緒に帰ったりとか手編みの手袋をつけたり。
20代 義理チョコ時代
働き始めると部署の人に大袋入りを配ったりとか、上司には差をつけて選んだりしましたよね。バブル頃からホワイトデーの3倍返しが定着し出したので、それを見越したVD戦略を立てるようになりましたよね(笑)
30代 自分へのご褒美チョコ時代
彼がいなかったり結婚して旦那さん用と言いながら、自分へのご褒美に高級チョコレートを買うようになりました。一粒数百円もするようなヨーロッパのショコラティエの新作を毎年心待ちにしたりして。
40代 友チョコ時代
男女問わないバラマキ形式が定着しました。既婚者はお子さんの手伝いをする年代に入りますし、独身も同僚やサークルの仲間に手作り菓子を配り合う日みたいになってきていますよね。
このように、いろいろと考え出すメーカーさんの戦略に乗せられてきた私たちですが、女性発信のお祭りとしてはネタも出尽くした感があります。
そろそろ、男性から女性へのアクションイベントになっても良いのではないでしょうか!
そもそも欧米では男性から女性へお花やお菓子を贈る風習ですし、男性ってチョコレートもらっても食べないっていう人本当に多いんですよね。アラフォーになると気付くんですけれど、女の子がバレンタインデーに向けて一生懸命デパートでチョコ選んだりそれっぽいネイルに変えたり下着に気を使ったりしても、男性って本当にそういうことには興味なくて彼女がご機嫌で結局セックスさえできればいいとか思ってる(笑)
それよりも、今の時代だからこそ男性から女性に告白する日を作らないと!!!
昔は男性から告白して付き合うという手順が当たり前で大事なことは男から言わないとみたいな文化でしたよね。だからこそ1年に1日くらいは女の子から思い切って告白する日があってもいいわよね的なVDの存在意義があったと思います。
しかし右を見ても左を見ても老いも若きも草食男性ばかりになってしまった今、普段から「女子から言い寄ってきてくれないかなー」などと期待や妄想ばかりして、男性からまったく行動しなくなりました。
『一年に一度くらいは男性も勇気出して告白しようよ』というイベントを作らないと人類は滅亡してしまうのではないかと。
男性もその方が気が楽になるんじゃないでしょうか。今日はVDだし〜みんなやってるし〜と恥ずかしさも薄れ、今年のVDは◯◯がトレンド!みたいな情報も多く出回って悩むこともない。
ホワイトデーはVDのお返しをするという日として定着していますが、義理からの本命返しとか何ももらえなかった男性から女性への告白というところまでは進化できていません。お返しの日に告白するのはなんか違う、恥ずかしいということなんでしょうね。
だったらいっそVDを男性からも告白できるイベントに変えたほうが浸透しやすいのではないかと。グローバル化してますし、もともとは男性→女性の形式だったことも広く知られていますから。
それに今までの女性がたどってきた道を参考に、男性の恋愛育成イベントとして進化させることもできます。
10代 本命へ本気の告白で恋愛へのファースト・ステップ
20代 幅広くバラまく義理スタイルで婚活も兼ねて
30代 大人の男が自分へのご褒美によって本物志向を育み女性へも示す時
40代 飲み友・ラン友へ友情を通じて家庭的アピール
みたいな戦略どーでしょうか。
若い頃から英才教育をしないとますますセックスに興味のない10〜30代が増え、終身未婚率も上がり、人類は滅亡するのではないかと本気で心配になってしまいます。誘いもしないでネットで女の脈ありサイン記事ばかり読んでいても意味ないです。男性から行動を起こして当たり前の時代ではなくなったからこそ、男性から女性に告白する日をわざわざイベントとして設立する必要があるのです!
先週末、彼(日系外国人)にチョコ欲しいかと尋ねてみたら、チョコレート好きじゃないから別にいらんと言われました。ふーんやっぱりそういうもんかと、お愛想程度に煮物の野菜を数個だけハート型にして出してあげたら毎日やってくれと爆笑していました。こういう些細な愛情表現を日常的に当たり前にやるべきで、わざわざ特別な日を設けてお金をかけてみんなで同じことをする日本は不思議なんだそうです。