モテて、好きな人と両思いになって、その人と結婚したいなあって、
一連の流れのように考えがちですが、
そのためにやるべきことがそれぞれ違うと思います。
特定の男性に好かれたい時、
その彼の趣味を無視し、女性誌での流行服を着たところで好かれると思いますか?
彼と結婚したい時、結婚に至らない現実的な問題を分析もせず
プロポーズをただ待ってるだけで効果がありましたか?
モテるためにすること、特定の人に好かれるためにすること、
好きな人と結婚するためにすることは一連の流れなどではなく、
頭を切り替え、違う作戦を立て行動すべきだと思うのです。
うまくいかない理由の一つには、
その目的を達成するための努力の方向がまったくズレているから。
一つ一つ目的別に考えてみましょう。
◆モテるには・・・
「モテる」というのは不特定多数の人から好かれることです。
その他大勢の中から自分に目を止めてもらうことが目的です。
ここでポイントになるのは、
相手にしているのは個体ではなく実体のない平均値みたいなものだということ。
なのでこちらも平均値で対抗すればよく、独自の工夫を凝らす必要はありません。
好感度が高いこと、男性アンケートなどでの上位の回答を
そのまま取り入れ実践することで攻略が可能です。
朝番組やお天気やスポーツ担当の女子アナなどのファッションをまね、
ロングヘアで小ぶりのピアスを揺らしてニコニコしリアクション良く、
男性を立てて自分は控えめで、清純でちょっと天然、みたいな、
とにかく多くの男性が好きということをかたっぱしからやり、
多くの男性が嫌いだということをやらなければいいのです。
モテるためには、あなた自身の意見や個性は必要ありません。
すでに人気があり結果が出ているものを真似ればいいだけです。
ただしそれを徹底することが大事です。
どんな時も”自分を出さずに”好感度のことだけを考えて行動します。
私はモテる女友達を分析したことがあります。
彼女たちは表面上はモテて当たり前のような顔をしていますが、
水面下ではそれはもう必死でモテようとしていました。(本当です)
いついかなる時も自分を殺して男性ウケを優先させているのです。
イラついている時も疲れている時も徹底して素敵な女性を演じていました。
試しに彼女たちのセオリー通り男ウケを狙って真似てみたら私も簡単にモテました。
(真似をやめたら普通に戻りましたけどねー)
手抜きをせずに実践すれば今よりは格段にモテます。
◆特定の人に好かれるには・・・
まず特定の人についてよく研究しましょう。
彼が何を求めているのか、
彼の好みはどうなのか、
彼はどんな考えを持っているのか。
「モテ」は平均値を真似ることで達成しますが、
今回は相手特有の狭いゾーンに絞り込んで合わせていくことが必要です。
女子アナみたいなゆるふわ清楚系でキメて行っても、
彼の歴代の彼女の写真を見せてもらったらケバいセクシー系が多いかもしれません。
料理が得意な女性がモテるからっていろんな料理を作れるようになっても、
彼はものすごい偏食で、自分が食べられる料理だけ繰り返し作ってくれればいい、
アレコレ作れてもどうせ自分は食べられないしと思っているかもしれません。
この解釈を間違えてる人って意外に多いと思います。
自分はおしゃれしてきたつもり、自分は好かれる努力をしたつもり、
でも別に相手が望んでいることではないので当然結果は出ないです。
アレコレ努力をする姿勢は目的達成へのパスポートには違いありませんが、
努力の方向と絞り込み、まさに選択と集中が大切です。
次に、手始めは自分らしさよりも相手の好みに合わせることをオススメします。
ありのままの自分を好きになってほしいと思うのは当然ですが、
それは好かれてからだと思うんです、順番が違うと。
始めから、俺の気持ちをわかってくれ!ってゴリゴリ来る人より、
君の気持ちに合わせるよと理解を示してくれる人に心惹かれますよね。
その人に好かれたいならまずその人好みの女性を演出しましょう。
周囲からあざといと思われても気にしないで。
どんな時も彼の良き理解者として振る舞いましょう。
褒めたり、勇気付けたり、生き方を尊重しましょう。
男女関係なく、
人というものは自分と類似点が多い相手や、
自分のことを好きで肯定し続けてくれる存在に安心し必要とするものです。
◆ゴールインするには・・・
ここでいうゴールインとは、
相手を自分の目的の方向へ導く、という意味だと定義します。
人によってそれが結婚だったり、セカンドから本命への昇格だったり、
親との同居や子作りへの協力だったり、色々あるかと思います。
今まではどちらかというと”相手に合わせる”手法をオススメしましたが、
ここでは自己主張することが必要です。
自分にとっていかに大切なことか、理解して欲しいかを伝えることが全てです。
モテよりも好かれるよりも、これが一番難しいかもしれません。
言うと嫌われるかもしれない、相手が怒る、角が立つなど、
意外とちゃんと伝えられない人が多いのではないでしょうか。
相手に合わせることも大事ですが、自己主張も同じように必要です。
まず現状分析をし、目的達成していないのは何が問題なのかを明らかにします。
それを一つ一つ解決していくことで少しずつ目的には近づくはず。
しかし、いくら問題点を見つけても、
話し合いをしなければ絶対に解決には向かいません。
そして自分の意見を明確にまとめておくのです。
私はこうしたい、
私はこう思っている、
こうすれば可能になると思う、と。
そこまで準備をして、
然るべきタイミングで、
そして根気よく、
自己主張をし続けましょう。
ゴールイン(目的達成)するためには、
多くの男性の平均的な意見を参考にしても無意味、
彼のご機嫌をとりいつかわかってくれるだろうと期待しても無駄です。
最後の”詰め”は自分で声を上げ自分自身によって行うのです。
特に結婚は男性から与えてもらいたいと思っていませんか?
知人のモテ美女はお金持ちのモテ彼を落とすため、
それはもうあの手この手で可愛く優しく接して自分から告白して恋人になり、
自分からお嫁さんにしてとプロポーズして結婚に至ったそうです。
たとえ美女でもこの努力、
何事も意志の力が肝心だなあと思いませんか?(笑)
・・・
モテとかちょっと好かれるまではそんなに難しいことではないと思います。
アラフォーの婚活でこじらせてる人って、
消極的だったり受け身だったりシャイだったり、
その人の外見や経済状況や人格というよりも
自己主張ができないことが原因でつまづいているんじゃないかと。
我慢は美徳ですけれど、かといって主張は悪ではありません。
両方できてバランスのとれた人生を歩めるのだと思います。
目的に応じた振る舞いで、
確実に達成に近づいていきましょう!