東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

アラフォー男性との結婚が考えにくいのは家事育児能力ゼロ世代だからなのかもしれない

このはてなさんのブログ内でたまに読ませていただく、主夫をやってらっしゃる男性の記事で久々にショックを受けました。

河内瞬さんのページ「主夫の日々」です↓

www.kawauchisyun.com

この日の記事で、子育て中の主婦の多くが美容室に行けない、なぜならその数時間さえ夫が子供の世話をできないから。3〜4時間の間くらいみてあげればいいのに、というご意見にものすごい反響があったそうで、はてなの星もたくさん付いています。それだけ世の旦那様は育児に参加してないんですね。美容院って2ヶ月に1回くらいじゃない?予約もできて緊急対応をお願いするわけでもないし、たったの数時間ですよね。しかも自分の子供だろ?

 

いまだにそんなレベルなのかい日本の夫とは・・・ガックシorz

 

先日20代前半の女の子とお話しする機会があったのですが、若い女の子の間で理想の旦那様像って芸人のフジモンさんなんだそうです。理由は家事育児に関して嫁の言いなりになりそうだからだそうです(笑)てっきり竹内涼真とかどこかのIT企業の若社長とか言うのかと思いきや、今どきは協力どころか言いなりくらいが求められるんですね。

アラサ〜同年代の友達との話でも、今や家事育児ができない男性ってやっぱり婚活戦線の中では難しいのかな〜という印象です。

 

個人的には、アラサー男性はまだマシというか、共働きの奥様と二人三脚で平日でも子供に食事をさせたりお風呂に入れたり弁当箱に夕飯の残りを詰めたりしてるのを聞きますし、嫁に稼いでもらってるんで当たり前っす!という考え方をしているんだなーという感触です。

しかしアラフォー以上の男性は圧っっっっっ倒的に家事育児は女の領域という考え。たとえ共稼ぎの友達夫婦のような対等な精神関係を望んでいても、ご飯を作って待っていてほしい、休みの日の風呂洗いくらいは手伝うよ、と女性主導で行われるのが前提で結婚生活をイメージされている印象です。

アラフォー以上はまだ親が古い昭和の男尊女卑思想の世代でもあります。母親がお手伝いさんのごとく身の回りの世話を焼いてくれたり、父親が何もしなかったり、姉や妹だけが家事を手伝わされていて兄や弟は免除だったり、そういう家庭環境だった人が多いと思います。

 

そんな男性の思考パターンって、

・俺もそれなりに一人暮らししてきたからできなくはないけど

・とはいえ家事育児は女の人がするものでしょ?

・だって俺は仕事とかあるし

・掃除とか女性の方がキレイ好きだし

・料理とかも上手な人がした方がいいし

・男が子供のお迎えで早く退社させてくれとか無理だし

・子供だって慣れないパパより絶対ママが好きじゃん

・友達の旦那は手伝ってくれるって言ったってそいつは稼ぎが悪いからだろ

・うるさい事は言わないからとにかくやってよそれが普通だろ

 

って感じに収束されちゃう。その果てに、数カ月に1度2〜3時間の間ですら嫁に自由時間を与えられない夫が量産されている。うーん。

 

僕できなーい!っていう甘えん坊タイプと、俺は稼いでるんだから家事育児くらい嫁がやれよっていう亭主関白タイプに分かれる傾向が。そしてハイスペックな人は後者が多いという印象です。

悪い人ではないんだけれど、一人暮らし歴も長いのに女性が存在していれば家事はやってもらえるものだというスイッチに切り替わってしまい、お家デートのたびに掃除をさせられて私ママじゃないわよ!憤慨したのも今ではいい思い出です(笑)

もしくは、あれこれ手料理を振る舞ったのにありがとうも言わず踏ん反り返って味の批評だけした男性もいました。その人はハイスペックで高収入でグルメでしたが自分ではカップラーメンくらいしか作れず、二言目には俺は金があるし身の回りのことなんか常に女がやってくれる、と経済力のある証のように自慢していました。

 

こちらも昭和の女なので、家事を女性だけがやることにそこまで違和感はないです。愛情表現として料理を作ってあげたいとか身の周りの世話をしてあげたいという気持ちは持っています。専業主婦としてがっつり任せられても嫌じゃありません、リクエストにもできるだけ対応する心構えもあります(その場合は生涯の仕事として取り組むので、収入や資産がたっぷりあって豊かな暮らしが約束される場合に限りますけど)。

でも家事育児ができない男性に対する意識が、外国人の彼と付き合ってから変わりました。彼らは役割分担という捉え方ではなく、大人なんだから男性でも料理や掃除ができて当たり前だろ?父親なんだから子供の世話するの当たり前だろ?っていう感覚です。

 

いやそれ本当にそうだよなぁ〜〜〜。何がそんなに難しいのかわからん。

 

昔付き合ってた男性と将来の話をしていたとき、その男性は家事も手伝うし育児も協力するよと言ってくれました。若かった私は家事を手伝ってくれるなんて優しい男性だわとうっとりしましたが、育児に関する発言で結婚相手としてはダメだと判断しました。だって育児は父親と母親それぞれの役割があるはず、父親は父親の役割をきちんと果たしてもらわないとイヤ、それなのに”協力する”ってどーゆーこと?ペットの世話じゃないのにと。

それと同じような感覚で、大人なんだから家事くらい普通にやろうよ、なぜ男だからって掃除ができないの?クックパッドとかあるしレシピも豊富で世の料理人の多くは男性なのになぜ家で食事を作らないの?コンビニのチューハイとお惣菜や、ラーメン屋で済ませるの?

 

それって、単に面倒くさいからだよね?

 

できればそういうことから逃れたいと思ってるんだよね?

 

ってことは家事も育児も必要なことじゃなくて面倒くさいことという認識なんだね?

 

って解釈するようになりました。

 

わたしは家事も育児も、参画することはものすごく大事なことだと捉えています。だから忙しいとかお金があるからとかで、参画そのものを放棄するような考え方の人やライフスタイルの人とは絶対に合いません。役割分担がどうのこうのというよりも生き方が全然違うからです。

年商何百億の会社の経営者でも週末はプライベートジェットで帰って子供をお風呂に入れると経済誌で読んだことがあります。何百億も稼ぐ忙しい人でも家事も育児もできるのです、やろうと思えば。

 

アラフォー以上の非モテと自認している方にアドバイスしたいのは、今や現実的な女性が男性に求めているのは顔とか年収じゃなく、家事力なのだということです。一度真剣に料理や掃除を日常的に向上させることを検討してみてください。

格好いいパーティ料理じゃなくていいんです、ご飯と焼き魚と煮物とお味噌汁でいい。週に2回は自炊するよと、家事が日常であることをアピールしてみてください。

弁当男子は経済観念もあると思われるので好感度高いです。母の日だったのでケーキを焼いてみた、みたいな投稿がインスタにアップされていたらどれほど心象が良いか!

花まで飾る必要はないけど、常に家の中は収まるところに物が収まっている状態にしてみてください。収納に収まるだけの物量にし、出しっ放しにはせず、週1回でいいので掃除と洗濯とゴミ出しをルーティン化していてください。そんな部屋が画像の後ろに写り込んでいるのを女性は見逃しません。キレイ好きできちんとした暮らしができている大人の男性だと解釈します。

これくらいは普通だよと言える頃には、絶対に女性からの見る目が変わってきます。「(どーでも)いい人」から「結婚向きのアリ物件」に切り替わるときです。この人とならやっていけそうと、女性は現実的に考えるのです。

 

アラフォー以上の男性の婚活戦線の新たな突破口になると思うのですがいかがでしょうか?出会いを求める活動と自分磨き、同時進行で効果2倍だと思いますよ!