東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

アラフォー世代の、ストレスを溜めない心がけ?的なこと

ストレスのない世界など存在しません、

ならばせめて溜め込まないようにコントロールしたいではありませんか!

よく、こういう考え方でストレスを回避しよう!みたいなヒントが書いてあるけど、

それはわかってるけどそう思えないしできないからストレス溜まるんじゃん!と

わたしはずっと思っていました。

なので、そういう風にするには(考えられるようになるには)

具体的にどういうことをしたらよいのか手順を掘り下げて考えてみました。

 

◆別に嫌われてもいいやと思えるようになるために、相手がどれだけ自分にとってメリットがあるか気持ちの上で大事な人か書き出してみる。

円満に円満にと思えばこそ辛くもなるのですが、嫌われる勇気というのはコツをつかむまでなかなか難しいのが実情です。わたしは上記のことを実際に箇条書きにテキストにしてみました。

辛い時にぶわーっと書き出して、落ち着いたら読み直してみるんですよね。その冷静な時に「あ、やっぱこの人マジでどーでもいいかも」という気持ちのほうが勝っているのなら、それはもう心の縁切りリストに入れていいです。

迷いがあるときは決めてしまわずに保留で。書いて→冷静になったら分析、をやっていくうちにコツがつかめてきます。

アラフォーはもう決断するのに経験不足ということはありません。決断して後々後悔するという確率は下がっています。むしろ決断できないから苦しんでいるのです。冷静な時は脳もよりきちんと機能し自分自身の判断が正しく行われます。

経験不足の若い時には向かない手法で、アラフォーの今だからこそ使える手だと思いますよー。

 

◆考えてもしょうがないことを考えないようにするために、手を動かす単純作業で時間を潰す

将来のことやなんやかんやを考えだすと不安になって仕方ないですよね。でも自分でわかってるものです、悩んだってはじまらない、答えは誰も出せないことで自分はモヤモヤしていると。不安感で体調も気分も優れないし、仕事もはかどらないし、無駄に時間を費やしてしまったことにも自己嫌悪が発生して負のスパイラルに突入…つらいです。

気分が乗る乗らないにかかわらず、そんなときは半ば強制的に「手を動かす作業」をしてみると良かったです。なんでもいいです、編み物をするでもいいし、大量のみじん切りで成立する料理をするでもいいし、ルンバを解体してからまった毛をひたすらほどくでもいいし、革靴を全部出して磨くでもいいです。ゲームとかパズルとか頭を使うことより、もう少し直接的に手先を使う方がわたしはおすすめです。

手を動かしていくうちに無心になれます。いろんなことが頭に浮かんでいたのが、ひたすら野菜を刻んでいる行為、ネックレスのからまりをほどいている行為、セーターの毛玉をとる行為、など行為そのものに没頭していくうちに頭がリセットされてクリアになります。

そしてそれらの行為を終えた後は、料理や下ごしらえができた、部屋がきれいになったなど、なんらかの生産的な結果ができあがっていることによって充足感も得られます。時間を無駄にしないで済むし、没頭は短時間でも有効です。

 

◆この空間は自分にとって損だと感じるなら、場所を変えるか、別の場所で得する機会を作る

わたしこの職場で人の愚痴ばっかり聞かされてなんか損だわ!って思うのなら、一番単純なのは居場所を変えてしまうことです。わたしはアラフォーから、場所を変えることを恐れない精神的に遊牧民のようなライフプランに変えたのです。

と言いますのは、単に居場所や心の拠り所で悩んでるなら、我慢をして留まるという選択を優先せずに、いったん離れて別の場所を探す方を優先するようにしました。実行すると今までなぜそんなに固執してたのか、固執する意味がどこにあったのかわからんと思うほど実は根拠がなかったことを知りました。

物理的・精神的な「執着」の虚しさや無駄さを知ってしまうと、人生後半に差し掛かっているのにグダグダ留まる方が恐ろしく取り返しがつかないと思うようになります。持ち物の断捨離と同じで、やってみると「なんであんなものとっておいてたんだろ?あースッキリした」と自分にとっての居心地の良さが変化していることに気づいてなかっただけだと知るのです。

とはいえ職場を変えるわけにもいかない、彼氏と別れるわけにいかない、そんな場合がほとんどですよね(笑)そういうときは、新しい別の場所を探して穴埋めをするのです。職場で聞き役でつらいなら、聞き上手のマスターがいる行きつけのバーを見つけて愚痴りまくるのです、それはもう迷惑な客と化して。彼氏がかまってくれなくて寂しくて爆発しそうなら(でも別れたくないなら)、ちょっと別のBFをつくってちやほやしてもらうのです。どこかでマイナスなら、どこかでプラスして穴埋めするのです。総取っ替えは難易度が高いですが、バランス取るだけならいっぱい方法はありますよ。

この場合の大事なことは、新しい場所を拠り所としてはいけないこと。執着して大切に思ってしまったらもうそこでは発散できません。あまり良くない言い方かもしれませんが、使い捨てる場所を持つのです。今いる場所の代わり、あくまでもバランスを取るための一時的なものです。別に遠慮はいりません、お金を払ったり一緒に楽しんだり、世の中は持ちつ持たれつでまわっているのですから。

 

◆ドロドロに疲れている時の睡眠は、量ではなく質を重視する

若い時は1日中眠れたものですが、もう寝ているのも腰が痛くなってきませんか?この年齢での疲れは、長時間寝ていてもとれないということに気づきました。寝ても寝ても体がだるい〜これが更年期というものなのかしら〜。いざ眠ろうとしても寝つけなかったり、目が覚めてしまったり、若い時にはなかった睡眠力の低下を感じます。

わたしは迷わず導入剤を飲むようにしています。中途半端な眠りで疲れが取れなかったり、無駄に長時間を費やしたりするのが嫌なので、これも初老の嗜みかな・・・とライトな気持ちで処方薬をもらっています。知人の会話やポーチの中にドリエルなどを見つけることが少なくありません。

睡眠の質を高める食べ物摂取や適度な運動は当たり前で、枕、温度管理、音楽や瞑想などのリラックス法も取り入れつつ、全力で良い眠りを手に入れましょう。質の良い睡眠が取れれば、疲れの取れ方が全然違います。もうこれ絶対アラサーにはわからん話です。

 

◆お酒や爆買いやマッサージ通いで発散してるなら、精神科やカウンセリングにかかったほうが健全

アルコールや買い物で発散が続いてる時点で黄色信号だと思います。そのまま行くと程度はさまざまでも、依存症に行き着きますよ。あるいは、毎週末倒れこむようにマッサージに行かないと乗り切れない疲労はすでに肉体由来じゃないかもです。

気にすべきは他人の目ではなく、すでに表面化している健康問題を違う問題にすり替えているあいだに、深刻な状況に進行してしまうリスクです。そうなっては心身の健康を取り戻すのに何年も費やすことになります。

特にアルコールは楽しい仮面を装って着実に身体を蝕みます。パリピやら飲み放題やら無礼講やら羽目を外すやら肯定する理由が世の中には溢れています。お酒がおいしいから飲み会が楽しいから飲んでいたのが、酔っている状態が楽しいから落ち着くからという理由になっていってたらもはやアウトだと思います。

そうさせる理由は確実に別のところにあるはずで、それは専門家が解決する力になってくれます。アラフォーは体もガタが出てくるし、気持ちも弱くなってきます。その反面、抱える責任は増え自己解決を期待されがちと負担は増えているはず。若い時と同じ発散法では自分にごまかしがきかなくなって当然です。

知人にも予備軍がいっぱいいますが、依存に走りがちなひとはそもそも自発的に本質と向き合えない人が多いです。アラフォーで健康や経済面において大きな打撃を受けると挽回するのはなかなか大変だと思います。

 

◆他人の目が気になってしょうがないときは、ことさらに身ぎれいにし、落ち着き払った態度を装い、周囲に好意や感謝を伝える

他人の目や評価に過敏になって自分自身を失いそうになり疲れてしまうときは、どこかに隠れてしまいたくなりませんか?みんな私のことなんて気にしないで〜スルーして〜って。本当は気にしてるのはみんなじゃなくて自分自身なんですけどね。

自分の気持ちが敏感になっている時期は、自分自身が他人のことを気にしないようになれれば楽なんですよね。そういったセルフ煙幕をはるために、個人的に効果的だと思ういくつかのことがあります。

気が晴れなくてもフルメイクで素敵な服装でキメる。ボディコンを着ろとか真っ赤な口紅をつけろとかいうことではなく、わたし今日どこからみても決まってるわ〜と思えるレベルまでおしゃれするんです。鏡の中やガラスに映った自分を見た時、自分に対する小さな肯定感が得られてちょっと自信がついてきます。わたしは宝飾類を身につけると効果が上がります。

態度もがんばって余裕のある振りをします。上から目線やハイテンションではなく、ゆっくり丁寧に話したり、上品に微笑を浮かべて深呼吸するようなイメージです。動きもセコセコせず静かにゆったりと意識します。泣きそうな気持ちでもちょっと踏ん張ってこれを続けます。

最後に、ことさらに周囲の人にありがとうとか、あなたのそういうところが素敵ですよね、とか、ちょっといつもより盛って感謝や好意を伝えます。ポジティブな発言を心がけるイメージです。それを対人関係に特化します。上記の落ち着いた態度と合わせると(しかも身なりも綺麗にしていると)周囲から自分がとても良い人に思われている、ように感じるのです(笑)

ほとんどこじつけかもしれませんが、こんなに綺麗で落ち着きがあり感じの良い振る舞いもできてしかも謙虚で好意的、そんな自分を自分で認めることができれば、人はこんな素敵なわたしを悪く思うわけがない、わたしはみんなから好意的に思われているはずだわって、要は自分に自信が湧いてくるんですよね。そうすればセルフ煙幕完成で、もう他人の目なんて前ほど気にならなくなっています。そうよそうよ、わたしはこんなに素敵なんだもの、大丈夫大丈夫って暗示にかかりやすくなって過敏な気持ちがだんだん平和になっていくのです。

 

 

いかがでしょう?

なんか全然気の利いたことが言えず、

気恥ずかしい泥臭い手法かもしれませんが、

この世代の最大の敵は他人ではなく自分で、

自分自身のコントロールで幸せも不幸せも変わると思うんですよね。

 

個人的に、執着と自己肯定をなんとかできたら

たいがいのストレスは幻影みたいなものに変わるんじゃないかと思ってます。

もうオバハンだし!というのを言い訳として上手に活用できるのも

この年代ならではじゃないかなーと思いますyo!