東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

「どういう人がタイプなの?」と友達に異性を紹介してもらえそうな問いに対する正しい答え方についての考察

もちろんアラフォー向けで。

もうさほど期待はしていないんですけど、

聞いてくれる人がいたら答えを用意しときたいですよね。

 

しかし、どう答えるのが正解なのかわからなくないですか?

 

正直に、

お金持ちでハンサムでハゲでもデブでもなく真面目で優しくて面白くてアッチも強くて親の介護しなくて良くて・・・

って

そりゃ言えませんわな。

 

もうちょっと若い頃なら、

ええ〜こんな私でよかったらどなたでも〜

なんて自虐を入れながら謙遜する余裕もありましたが、

今はもう、聞いてくる方も

「何歳までならOK?」とか、

「年収いくら以上?家持ちと家なし2パターンで」とか、

「絶対結婚前提?それとも恋人からでも大丈夫?」とか、

やたら具体的に回答を求めてくるんですよー。

 

たぶん真剣に考えてくださってるんだと思うのですが、

理想を言ってハードルを上げれば出現率は低いし、

条件低めに設定してとんでもないのを連れてこられても対応に困りますよね。

 

 

現実に居そうで、

絶対にナシ!ではないライン、

それを伝えるのが難しい。

 

私なりの模範解答を考えてみると、

 

◆「何歳まで?」

誤;プラマイ5歳までかな

正;60歳くらいまでなら

年齢の幅を狭くするのが一番効率が悪いと思います。日本では若い女性が好まれる文化なのは事実ですから。年下もOKなんて回答、紹介に結びつくかという意味では現実的ではないと思うんですよね。同じアラフォーの44歳男性だって30歳と結婚したいと思ってるんですから。

間口を広げる意味で、思い切ってふた回りくらい年上の方向に言ってみるのはどうでしょう。会社の36歳の後輩男性に、友達ですごくいい41歳の女性がいるんだよ会ってみない?なんて想像できませんが、56歳バツイチの元上司になら気軽に勧めてくれそうに思いませんか?ひとまわり以上年下ですよ!って勧められたら会ってみようと思うよね。

しかもそのくらいの年齢の方が、バブル世代で年収も高いし子供も成人してたり親も他界してたりで、もしかしたら同年代より条件がいいかもしれないんですよねー。同年代でカスばっかり!って思ってるならまず自分が年齢の上限を上げたほうが現実的だと思います。

 

◆「年収いくら以上?」

誤;1000万以上、あるいは多ければ多いほどいい

正;年収よりも相続も含めた資産がある人

多ければ多いほどというのは本音ですけれど、それでは紹介してくれる人が困ってしまいますよね。ふざけてると思われてその場の話で終わってしまいます。

私はお金の話を現実的に考えると、年収だけでは言い切れないと思うんです。年収1500万だとしても、ケチで生活費もカツカツしか出さないとか、家事も全くしないで親と同居しても介護はまるまる嫁を頼るような男性なら、絶対割りに合わない。

だったら年収500万の、家事もできる介護の必要もない共通の趣味がある優しい男性と結婚してパート勤務でもしたほうが豊かに生きられると思うんです。じゃあ年収500万でもいいかというとそうじゃなくて、そんな人わざわざ紹介してもらう必要はないわけで(笑)

例えば長男で家のことは任せたいという男性なら、時間を提供するのだから経済力で補ってほしいし、そこに親の面倒がついてくるならその先にどれだけ相続できるかなど、個別に見積もりが違うと思うんですよ、一概に言えない。だって、自分の残りの半生をかける仕事と同義ですからね。

マンション持ちといってもローンが3000万残ってるんじゃ意味ないですし、年収1500万でも別れた子供2人分の養育費をあと10年払うんじゃ贅沢はできないですよ。高収入希望というラインはキープしつつ、あくまでケースバイケースだと一言添えておいた方が良いと思います。

 

◆「結婚したいの?まずお付き合いくらいのほうがいいの?」

誤;フィーリングが合えば

正;結婚前提で

わたしは今のところ事実婚派なのですが、もし自分が結婚(入籍)したいなら、紹介者にはストレートにそう言います。アラフォーがフィーリングから試してては時間がかかりすぎるからです。

順番としては条件が合う人→その中からフィーリングが合う人の流れが正しいと思います。結婚紹介所で玉砕してる人はみんな恋愛相手を探しています。成婚できた人はフィーリングは最終確認だと言っていました。

なので、モタモタせずに「結婚相手を探している人」を紹介してほしいと明確にいうべきだと思います。真剣に5年つきあってるアラフォーでもズルズル恋人関係のまま結婚できてない彼女さんも多いですからね。

彼女が欲しいんじゃない、結婚したいんだ!と明言してる人から優先的に紹介してもらった方が話が早いです。

 

◆「バツイチは?子供の有無は?」

誤;どっちも無理、あるいは特にこだわらず

正;バツイチはいいけど子供はいないか成人以上や結婚してる場合のみ

このご時世にバツなしにこだわっていたら機会を一生逃すか変な人しか出てきません。条件設定を狭くすることはマイナスでしかないと思います。ほどほどに広げておくことで、とにかく出現率を1%でも上げなくてはね。

でもあまりになにも考えていなくてもダメで、特に子供の有無は大きな問題です。自分が乗り越えていけるならOKと答えればいいと思います。でもその場合でも、いろいろと想像しておいて回答は限定しておいた方がよいでしょう。

いきなり子持ちになってしまうことに自信が持てないならはっきり言っておくべきだし、成人なら大人として接していけそうとか、少なくとも養育費は払い終わって経済的に独立しているならOKとか、相手の子供の有無の許容範囲についてはこの年齢ならではの追加質問だと思って事前に考えておくべきでしょう。

 

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どういう人がタイプなの?という問いに、

穏やかで普通な感じ〜とか言っても絶対に伝わらないと思うし、

そこで遠慮をしてしまうと紹介する側の人に本気に受け取ってもらえないと思います。

 

紹介はされるけど全然タイプの人が来ない、

悪くないけど結婚したいとは思えない、という気持ちはあるあるですけど、

そもそも自分が曖昧に匂わせてるだけだったからかもしれないと今では思います。

誰かがいい人連れてきてくれないかな、みたいな他力本願。

 

で、本音がいいかといえば、

冒頭の、お金持ちでハンサムでハゲでもデブでもなく・・・という

理想論だと極端すぎて紹介の話もそりゃ減ってきますよねー。

 

私が他人に提案するなら、

アラフォーはまず間口を広げようよ!って思います。

特に女性は気位が高いのだよ・・・(紹介する側の気持ち)。

本人はちっとも悪くないけど、

市場価値的に下がってるという事実は事実として客観視して対策をとらないと。

 

自分だったらいくつかある条件の中の上位2個(頭がいい・高収入)だけ言って、

年齢も見た目もオールフリーで、紹介があればとにかく会ってみます。

わたしの友人はハイスペックな人がまあまあ多いので、

その条件ならわりといるんですよね。

でもそれプラス、

顔がどうの身長がどうの長男は嫌だのバツイチは親が嫌がるだの

ダサいだのコミュ障だのといっぱい条件を追加していたら無理でしょうね。

 

幸いなことに、自分は年齢とか外見にこだわりがあまりないので間口が広いんです。

だから紹介してもらいやすいんだと思います。

結果的にネットで出会った人とつきあってますけど、

それを知らない知人はいまだに紹介しようとしてくれますよ。

条件が少ないことと、特に年齢と外見にこだわりがないと確率が上がるかも。