東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

アラフォー事実婚準備中:彼の転勤話(2)田舎暮らしと彼の実家と

彼とアラフォーからの同居で事実婚準備中のときに出た彼の転勤話、

行くか別れるかのお話(1)はこちら↓

tokyoesmeralda.hatenablog.com

 今回は、転勤先に一緒についていく場合の現実的な問題について書きます。

一緒に行くことになり彼との関係性の安定は得られましたが、

・知り合いもいない地方都市への移住

・しかも相手の実家の親戚と近距離

という2大不安要素が高い壁として立ちはだかっていました。

 

気を取り直してメリットを考えてみる

・地方都市は家賃が安く劇的に生活コストが削減(月10万以上)

・経済負担減少にともない仕事量を減らせる、自由時間が増える

・時間に余裕ができて自分の実家のケアもしやすくなる

 

物事には裏の顔もあるデメリット

・東京からいきなり田舎、友達も知り合いもいない環境

・仕事(派遣やパート)がどれほどあるのか未知

・彼の実家関係の交流が増え嫁的な立場で巻き込まれる

 

これって、婚活において必ず悩むあるあるポイントじゃない?

東京で便利で華やかな都会暮らしをしていた独身アラフォーが、いきなり田舎の嫁的オバハンになるわけです。時間があっても一人で楽しめるようなお店もないし、子供もいないので自然とママ友ができるわけでもない。

家賃負担が減って生活費の負担はダウンしますが、田舎でアラフォー女性のまともな仕事ってあるのかしら?試しに派遣サイトで最寄駅で経験職種を検索してみたけれど求人ゼロだった!

高卒の若いヤンキー主婦に混じって弁当屋で米を詰める時給850円の仕事をし、しまむらで服を買って、近所の親戚によるアポなしの訪問を受け、当たり前のように法事の手伝いに駆り出されたりするのか・・・。

 

そういう暮らしを嫌悪しているのではありません、私もそもそも地方出身者ですのでそのような環境で育ってきました。問題は自身のアラフォーという年齢です。全く地縁のない土地に行き、努力で培ってきた仕事上のスキルや経験を捨て、今までの価値観を変える生き方を『この年齢から』受け入れるのはめっちゃストレスだわ〜慣れるのに時間がかかるだろうなあ〜と不安に思うのです。

大人になってから大都会の一人暮らしを経験しました。完全にライフスタイルは出来上がっていますし、もう年齢的に大きな環境の変化に対してチャレンジ精神が湧かないんですよねー。これは歳のせいだな〜と思います。

 

さらに難しいと感じているのは、この年齢で「パートナーとしての立場」で田舎でどう存在すべきかまったくわからんということです。私たちの周囲にお手本もいません、都会ではたくさんいるのですが田舎では、、、。掲示板などで体験談を調べると、周囲には入籍してると偽って事実婚や同棲をしているとのことでした。

 

結婚してると嘘をつかねばいけないの?そ、それほどまでに生きづらいのか、事実婚とは十字架背負わされるみたいなことになのか?

 

前にも書いたように↓彼の親戚たちは事実婚という関係を認めていません。

tokyoesmeralda.hatenablog.com

 

この転勤話が出た時、転居先に近い彼の親戚たちはわたしが一緒に行くことを喜びました。彼が嫁候補を連れて地元に帰ってきて、今後家を継いで田舎で生きるのだろうという期待が高まっているようです。

対照的に、うちの実家は言葉を失っていました。籍も入れずに相手の陣地に取り込まれるみたいに感じたようです。連れて行くならそこでけじめをつけるのが男だろとか、アンタも将来の確約もないのに相手の人生に乗って大丈夫なの?といった感じです。

 

 

不安でいっぱいなのですが、いまこの機会を前向きに捉えるならば、

・彼の実家と交流しておくのは悪いことではない

・引越しで距離的に自分の実家にもやや近づくので便利になる

・田舎暮らしや車での生活に慣れておくことは将来必ず役に立つ

ということです。

 

特に3つめは彼が今後海外移住するときに私もついていくことになったなら、絶対必須になります。もし彼との関係が終わっても、自分の親の介護やらなんやらで自分で車を利用できた方が楽ですし。

 

彼との将来を考える時間が急に締め切りを迎えたようで焦りましたが、考えようによっては今回の転勤で、よりリアルな将来の生活のシミュレーションができるのではないかと思い至りました。

彼と今後も関係を続けるならば必ず外国で暮らすことになります。いま国内の田舎で仕事を見つけたり友達を作ったり車の運転をできるようになれなければ、もっと過酷な外国暮らしなど到底無理だと思います。

私にとっても、この年齢から環境の変化に適応できるかどうか、ステップバイステップのお試し&練習期間にちょうど良いのではないかと考えるようになりました。

 

人生どう転ぶか本当にわからないね〜と送別会で女友達に言われました。

でも、飛び立ちなよ、チャレンジしなよ、と背中を押されました。

おっかなびっくりですが、次のステップに進んでみます!