みなさんは自分の年金がいくらもらえるかご存知ですか?
私は氷河期時代の負け組独身40女で、
しかも途中でドロップアウトしほぼ非正規就労という見事な負けっぷりです。
就職氷河期で長らく不況でしたので、
様々な事情で一時的に働くことができず、
国民年金の免除をしていただいていた時期もありました。
はて、私は本当に年金をもらえるのだろうか?
その額はいかほどなのだろうか?
不安が募り、先日ついに年金事務所に相談に行ってきました。
40代ではまだ若くて仮の算出でもしにくい年齢とのことでしたが、
窓口の方のご尽力で、今まで加入して支払ってきた分をおおよその目安として、
年間いくらくらい支給されるのか見込み額を教えていただきました。
現段階までの納付でもらえる額としては、
う〜ん、、、、
家賃を払わないでいいならギリ生活できるかも?レベル。
でも年をとると今よりもっと医療費もかかるだろうし、
レジャーやお洋服代を捻出しようと思ったらぜんっぜん足りない。
預貯金を切り崩すとして、
65歳から85歳まで生きるとして20年間、
毎月5万円を貯金から補填するとしても1200万必要ということになる。
うわー無理無理!
仮に実家に戻ってきて家賃が要らなくても、古い家の修繕費は増えますし、
年金が支給される年齢になっても税金や健康保険&介護保険料はかかりますし、
田舎でつましく暮らしても年金だけでは絶対無理だと痛感しました。
TVやネット記事などで老後の備えとしていくら貯金が必要か、
って2000万だとか夫婦だと5000万だとか言ってますけど、
氷河期の独身の非正規にそんな貯金どうやってできるかいなー非現実的だわ。
ご同輩のみなさまなら、ヤベェ・・・とうすうすお気づきかもしれませんが、
一度早めに年金事務所で実際の見込み額を算出してもらうと目が覚めますよ!
当日飛び込みはほぼ満席なので、電話で事前予約していくといいですよ。
とはいえ65歳までまだまだありますので、
できるだけ厚生年金を長くかけることで支給額はアップします。
支給開始年齢が70歳に上がるなんてことがないよう祈るばかりです。
高齢者の雇用がなくて受給開始年齢がさらに遅くなるのが一番こわい。
60歳で雇ってもらえるところが見つからないのに支給は70歳から、
その空白の10年をどうしろと!?
清掃でも皿洗いでも運動にもなるし何は無くとも仕事があればな〜。
国民年金の免除分の追納(あとから納付すること)ですが、
過去にさかのぼって何年以内しかできないと決まっており、
その期間が過ぎてしまうと追納したくてもできなくなります。
「未納」の月があればその分支給額は減ります。
免除分を追納して、それを回収するのに何年かかるかも聞いてみるといいかも。
免除してもらっていた○万円分あとからちゃんと支払ったけど、
実際の支給額に○万円分反映されるのに10年かかるとしたら、
65歳から支給開始しても75歳まで生きなきゃ元が取れないとかあるかもです。
いくら追納できるかの総額と、それを回収するのにかかる年数も、
合わせて年金事務所で確認してもらうと具体的な予定が立てやすくなりますよ。
うちの親は高収入ではないけれど、
正社員で長く厚生年金をかけ、ボーナスも年に2回当然出て、
金利のいい時代で多少増やすこともでき、
退職金も多少ももらえて、贅沢ではないけど安泰の老後を送っています。
安定という土台、好景気高金利という時代の後押しでこんなにも違うのか・・・
う、うらやましいぜ!
私は財を成す能力もないので粛々と働き、ジャンボ宝くじを買いたいと思います。
とはいえ何十年も払い込んでる年金です、
もらい損ねることがないように、
そして未来に向かっての資産形成を考え直すためにも、
年金事務所での相談はオススメです!