アラフォーともなりますと
『浮気や不倫は男性だけがするものではない』ということを知ります。
アラフォー妻たちがどんな理由でどのように夫以外の男性に目を向け、
心や身体の関係を持ってしまうのか実際の知人の話をいくつかまとめてみました。
浮気夫への復讐に自分も浮気し、沼にハマったAさん
Aさんは夫さんのことをとても愛していました。夫の好物を作り、夫好みに装い、夫の気にいるように振る舞い、常に常に夫さん中心の生活をしていました。
ある日夫さんの浮気が発覚しました、初めてではありません。モテる男性だとわかっていて結婚したけれど、度重なる浮気にAさんの中でついに何かが壊れました。
Aさんも独身時代はモテる女性でした。でも結婚後は全てを夫に捧げ日々献身的に尽くしているのに、夫は結婚後も遊びの女を優先して妻の尊厳を踏みにじり続ける。
Aさんは夫を罰してやりたい気持ちから、自分も浮気をすることを思いつきました。相手は誰でもいい、同じことを夫にやり返してやれば自分の気も収まるだろうと思ったそうです。
切ない復讐心がきっかけでしたが、Aさんは浮気で「忘れていた女のトキメキ」を思い出してしまったのです。
浮気相手との素敵な会話とセックス、あと腐れも責任も持たない楽しむだけの気楽な関係。そしてセフレは自分を女性としてちやほやしてくれる。本当に愛している夫からは得られない「女性として愛されている実感」を浮気相手は一時でも与えてくれる。
だんだんと女性である自分の承認欲求を満たすための浮気に変わり、Aさんはだんだん複数人と関係を持つようになり、女の楽しさを追い続けるセフレ沼にどっぷりとハマってしまうようになりました。。。
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Aさんは、本当に愛しているのは夫だけ、夫が他の女に目移りして寂しかったから心の隙間を埋めるために男遊びを繰り返してしまったといいます。でも夫の浮気が収まっても、夫に関係修復の態度が見られても、彼女は男遊びをやめませんでした。
きっかけは夫への当て付けだったかもしれませんが、彼女の本質が「常に男性からチヤホヤされている自分でいたい」ということだったのだと思います。
肉体関係は持たず、弟感覚だと言う境界線上のBさん
Bさんの夫さんは家族経営の小さな会社をやっています。社長夫人のBさんも事務を手伝いに会社に出勤します。従業員と経営側の距離感が近くみんなで食事をしたりアットホームな社風です。
従業員にすごいイケメンの年下男性社員がいました。最初はBさんも、かわいいイケメンくんというだけの認識でした。しかし、日々顔を合わせるうちにそのイケメン従業員が可愛くなってきて、だんだんと話しかけたり構うようになりました。
はじめは家族ぐるみでした。たまたま自宅が近いからと彼だけ頻繁に夕食に招いたりする程度。夫である社長も子供たちも一緒です。
しかしだんだんとBさんと彼だけの機会が増えます。夫さんの出張時に2人で食事に行ったり、従業員向けの菓子箱の土産とは別に彼にだけ高価なものをあげたり、彼の営業ノルマをBさんのポケットマネーで助けたり、徐々にひいきがあからさまになっていきました。
Bさんは「恋愛感情なんか全然ない、頼りない弟の世話を焼いてしまう姉の気持ちみたいなものだ」と言って笑いますが、周囲は全然笑えず、Bさんがハンサムな若い男にのぼせ上がって転がされているように見えるのです。
まだ肉体関係はないにせよ、男性が熱心に頼めば無理なお願いでも聞いてしまいそう。もう実際に、えこひいき丸出しの態度を隠そうともせず他の従業員の前でもしてしまっています。このイケメンくんに向けているBさんの気持ちは、家族愛ではなく恋愛要素を持っていると周囲は思っているのに。。。
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店のお気に入りの担当さんからたくさん買ってあげるのとは訳が違います。問題はイケメンくんがBさんの夫の会社の従業員だということです。
そのイケメン男が仕事上で有利になりたくてBさんの寵愛を利用しているかもしれません。Bさんも贔屓を隠そうともしないし、社内で不公平感が出て仕事上の信用を落としたり、そんな話が夫さんの耳に入るかもしれない。
Bさんは自分が浮気や不倫をするイメージがないのかもしれませんが、周囲からするとウブな主婦が自分に言い訳しながら男にハマって行くボーダーラインにいるように見えて仕方ありません。
家事育児に非協力的な夫、ストレスの吐口に不倫するCさん
Cさんはバリキャリで、仕事・家事・育児と毎日息着く暇もなく忙殺されていました。しかし夫さんはあまり家庭に協力的でなかったそうです。二言目には「母親なんだからお前がやれ」という。
そんな夫に対しストレスが増していきますが、仕事の時だけはママでも妻でもない自分自身でいることができました。そんなとき取引先である男性と出会いました。普通に仕事上の話をしていくうちに、Cさんと彼は様々な価値観や生き方に共感し合い、仕事を超えて友達として会うようになりました。
Cさんは言います、この時、その男性と不倫をする気など毛頭なかったと。ママや嫁や妻の役割を忘れ、ただの自分に戻れることが嬉しかったと言います。女友達と飲みに行くのと同じ感覚で会っているうちに、相手の男性が関係を求めて来て、お酒の勢いも手伝ってある日関係を持ってしまった、そして何年か続いた。
罪悪感はあったと言います。でも家事も育児も女がやれという夫への不満が募り続け、なにかでストレス発散しないと気が狂いそうだった、吐口が必要だった。そんなとき、たまたまそばにいたのが「男」だったと。
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Cさんは相手の男性が望まなければ肉体関係も持たなかったといいます。夫に対する罪悪感は少なく、いつも笑顔で優しい母親、家のことも稼ぐこともできる妻を演じるためには仕方なかった、自分が機嫌よく仕事も家事も育児もしていたからこそ家庭が回っていたのだ、ご褒美ジュエリーやエステに行くのと同じだと言っていました。
勝手な言い草だとも思いますが、Cさんがワンオペ育児で本当に大変で必死で家庭を保とうと努力していたのは事実で、不倫するしかなかったと追い詰められていたと思うと切なくなります。
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夫に不満がある人、夫を愛している人、
肉体関係ありきの人、心が浮気してる人、
悩んだ末の人、楽しんでいる人、
後悔する人、正当化する人。
三者三様でどこからが浮気になるかは置いといて、
人生経験を積んでいるアラフォー妻の浮気は実は珍しいことはなく、
不倫も特別にふしだらな女性がするわけでもないんです(個人的な範囲)。
女性は浮気や不倫を武勇伝として語ったり匂わせたりすることはありませんので、
本当はもっと多いのではないかと思います。。。。