東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

コロナ禍でネットやアプリで婚活を検討している人へ

飲み会や街コンに気軽に行けなくなり、

自然な出会いというものが難しくなりました。

そこでネット婚活やアプリで出会いを求めようという人も増えているようで、

始めたいけどどのように進めるべき?

といったお悩みをSNSで頻繁に見かけたので、

利用経験者&いい人見つかった一人としての意見を書いてみたいと思います。

(婚活体験カテに過去の体験記あります)

 

どのサイトやアプリがオススメ?

いっぱいあるのでどれを選べば良いかわかりませんよね〜。SNSでも口コミを求める相談も多かったです。特定のサイトのオススメよりも、まず自分が求めているものがなんなのかによって利用すべきサイトが変わると思うんですよ。その後で口コミを読めばいいかと。

出会いやおつきあいが目的なのか、マジに結婚相手を探しているのかで全然変わってきます。婚活でしたら、まずは出会いからなどとぬるいスタートを切らずに、リアルで結婚相談所を運営している実績のあるサイトがおすすめです。月会費がかかりますが、やっぱりコストをかけている人はそれなりに真剣度が高いですし、運営側も身元や年収などの条件チェックしている場合が多いので、スペックの探り合いの時間が短縮できるメリットが大きいです。

お友達やセフレ程度の出会いでしたら、正直言ってどのサイトでもアプリでも同じです。身分証明など面倒な手続きをせずに気軽に始めたいなら無料アプリで十分です。参加のハードルが低いと登録人数や稼働人数が多く流動性もある。

ただしどこにでもサクラや詐欺・営業目的のなりすましがいるということを警戒しつつ、とにかく登録前に考えすぎるよりも、無料キャンペーンや課金制度が明確な運営を選んで2〜3社複数登録してみることをお勧めします。

 

会員が何万人いても、そこに「理想の人」はいないのよ。

ちょっとやってみたけど良い人が全然いないというつぶやきもすごく多いです(笑)会員数や利用者数が数十万と多ければ、その中にひとりかふたりは理想のタイプと思える人がいるのでは、と期待しちゃいますよね〜。でも理想の人など現れませんよ、これだけは最初に理解した上で活動された方がいいかなと思います。

もちろん良い人はたくさんいるんですよ、今の夫や妻との出会いはアプリでした!みたいな幸せなお話もとっても多い、むしろそれが当たり前の時代になっています。だから良い人や良い出会いは実際にあるんです。ネットやアプリで良い人がいないと嘆く人は、職場や友達との飲み会など現実の世界でも、自分の周囲には理想の人がいないって同じことを言っていたはず。

特に男性なら女性の顔や体型や若さ、女性なら男性の年収や白馬の王子様的な展開など、子供じみた妄想をゴールに設定しがち。その人が妄想の産物を追い求めている限り、場所をどこへ移しても結果は同じだと思います。ネットにもいませんよそんな人、会員が数万でも数十万でも脳内で育ててる妄想は現実化しませんよ。

出会いの場は、好きになれそうな人を探すところです。たくさんの顔写真やプロフ・検索条件は、理想ドンピシャの人を選ぶためにあるのではなく、多くの人からとりあえず交流がはじめられそうな人を現実的な人数に絞り込むためにあるのだと思います。

若者の人口が少ない田舎とか、圧倒的に異性が少ない仕事とか、酪農をやっていて遠隔地の出会いの場に出向くこともできないとか、そのような本当に出会いの機会そのものが限られている人にとっては、会員数の多いネット婚活はとてもチャンスに溢れている可能性が高いツールだと思います!

 

プロフ画像はちゃんと撮った方がいい

男女関係なくオススメなのは、誰かと出掛けたイベントなどで人にとってもらった笑顔の写真です。家族旅行の写真でもいいし、ぶっちゃけ一人旅行でも通りすがりの人に頼んで撮ってもらったやつでも構いません。

自分は引っ込み思案で無愛想な人でも、相手にはある程度の社交性を求めるものです。あ、友達いるんだ、イベントにも出かけたりする人なんだ、笑ってて楽しそうな人に好感を持つものです。よく知らない相手だからこそ安心材料が欲しい。

男性でNGなのは、結構多いのですが無表情の自撮り、一番怖いです!背景が汚い自室などは論外、孤独なサイコパスに見えます。ドレスアップしていても、撮影場所がお店のトイレの鏡とかだとハンサムでも良い印象は持たれませんね〜。

女性のプロフ写真では、自分の姿を出さずにペットとかお花の写真で済ませる人が多いのですが、私はあまりお勧めしていません。警戒心はすごーくわかりますが、男性はやっぱり女性の姿形を見て行動を起こすスイッチが入るというか、姿がわからないと始まらない、反応すらされないです。顔や姿が全然わからなければプロフを読む気もわかないという意見を聞いたことがあります。加工アプリも充実していますし、少しでも姿が想像できる画像の方が圧倒的に申し込みが多いと思います。

 

プロフにはスペックと目的を書くべし

何を目的としているかをはっきり書いておいた方が良いと思います。求めているのはお付き合い相手なのか結婚を考えられる相手なのかただのお友達なのか。結婚相手を探しているなら、まずはお友達から・・・なんて書かずに、付き合いが続いたら結婚する考えの人だけ返事くれ、と書けばいいと思います。

だいたいのサイトやアプリは条件で絞り込んで合致した相手に表示させるので、最低でもスペックや条件欄は埋めるようにしたほうが良いと思います。軽いノリの薄いプロフは真剣に読んでもらえません。

また、自分がどういう考えで、どういう相手を求めてるかも書いた方がよいです。書いたからとてぴったりの人が連絡をくれるわけではありませんが、話のきっかけが多い方がやりとりが続きやすいかも。はじめはプロフしか情報がありませんから、ある程度書き込んでおいた方が反応しやすいと思います。

 

相手への条件はどこまで書くべき?

条件をゆるくすればたくさんの人から反応がありますし、多くの条件や厳しい条件設定にすればたぶんほぼ検索にひっかかりません。なぜならば、相手側も条件を設けているからです。

こちらが条件をつけるのも自由なように、相手も条件を細かく設定しているので、それがマッチしなければ何万人の会員がいようとヒット数は数件かもしれません。自分の条件を満たす人がいても、相手の条件を自分が満たしていなければヒットしません。

私はひとまず全ての希望条件を入れてみて、ダメだったら優先順位の低い条件から緩めていく方法を取りました。おすすめは年齢ですね。アラフォー女性が上下5歳以内の男性希望とか、年寄りが何十歳も下の女の子限定とか、とにかく日本人って男女とも年齢縛りが異常だと思います。ネット婚活のメリットは大勢の人と知り合えることなので、自分であまり狭めない方がツールの特性を生かせると思います。

ほかに、居住地はいざ結婚となったときに仕事や実家のケアにも関わってくるので、通える範囲に設定しておいてもいいかも。逆に趣味とかよく遊ぶエリアとか、出会う前から絞り込む必要はないと個人的には思います、付き合ってから変えたり合わせたりできるし。

間口は広く、でも年収や、結婚したら子供はすぐ作りたいとか、働きたいし家事も育児も完全に分担でなど、自分はこれだけは絶対に譲れないという条件は明記することが大事だと思います。

 

返事が返ってこないと嘆くなかれ

ネットなので既読・未読スルーで一方的に終わる案件もすごく多いです。残念ながら脈がない、あるいはその時期婚活に時間をかけることができない状態など、どちらにせよ前向きな状況ではないのに、いちいちそこで立ち止まって悩んだり相手に腹を立てても仕方ありません。

ネット婚活のメリットは次から次へと移って行けることですから、あまり特定の誰かに執着せず、複数登録して複数人とやりとりを常にした方が時間が無駄になりません。せっかく匿名なのですから、親密になるまでは気兼ねせずにどんどん次に行きましょう。

リアルの付き合いのような丁寧な関わりの前段階の距離感というか、安全地帯みたいなものがあるのがいいところです。リアルで会う前にDMで情報収集をして、なんか違うなとか、面倒くさそうと思った相手はその時点でサヨナラ・スルー・ブロックできる。リアルだったら気を遣うことでもネットならある程度許される距離感でいられるので気が楽です。

初めから慎重に考えて選び抜いた一人の人と時間をかけて深くじっくり交流したい人には不向きかもしれません、行動に移す前にホールドしてる時間がかかりすぎるからです。ある程度割り切って、次があるさと切り替えられる人にはチャンスが多い方法だと思います。

 

やりとりは同時進行が普通

そう考えておいたほうがいいでしょうし、同時進行すべきです。ネット婚活の特性として大勢と出会えるメリットがありますが、DMのやりとりの期間があるので、リアルに行き着くまでは逆に時間がかかる可能性も高い。メリットを最大限に活かすなら、一人だけに長時間を多く割くのは得策とは言えない。

いろんなスタイルの人がいて、顔写真付きの女性全員にいいね!してる数打ちゃ当たる方式の人もいますし、最初から自分のプロフを生い立ちから挫折まで何十行も書き、こんな自分を理解してくださる方だけ返事くださいという人もいます。女性側も、初回の返事、慣れてきた頃の質問事項など、パターンを作っていると数を捌けます。条件で絞り込むのではなく、そうしたやりとりの中から絞り込みの作業を進めていけばいいと思います。

知らない同士が警戒しながらやりとりするのですから、いきなり意気投合!みたいなノリって難しいですよね。自分なりのルールや知っておきたい情報を決めて、幅広くやりとりをして、安心できる相手ならまずはオンラインで話す機会を作る、そういった場数を踏むことを第一段階の目的にしても続きやすいかもしれません。

 

初めて会う時は女性の意見を尊重すべし

女性は慎重に進めたいけど男性に早く会いたいといわれて悩んでいるという話もよく聞きます。3ヶ月DM続いたらとか、オンラインで顔見て話してからとか、気が合ったら来週でもOKとか、ルールは人それぞれなので自分で決めればいいと思います。

個人的に、初めて会う時のタイミングや場所や時間は100%女性に合わせるべきだと思います。男性は純粋に恋愛の過程なのですが、女性は常に性犯罪の被害に遭うリスクを抱えているので慎重にならざるを得ません。

デートのつもりで悪気なくドライブを提案している男性も多いのですが、初めから車に乗せようと設定するのは大間違いです。ほとんどの女性は初回から2人きりになりたくありません、どんなに長くメールのやりとりをしていてもです。事情の違いを理解して、あなたはどうしたいですか?と女性に確認し合わせられる男性のみが次のステップへ進むチャンスを手に入れるのだと思います。

女性も、相手のルックスが好みだったりすると、心のアラートが鳴っているにもかかわらず他の女性に取られる前に早く会った方がいいのかな?などと、判断がおかしくなりがちなので注意して欲しいですね。

 

最終の身元チェックは怠らないでね

DMやりとりして、LINE交換して、何回かデートして、好きだの付き合おうだのという言葉が出てきても、連絡方法がSNSしか知らないような間柄は恋人とはいえないです。2〜3回寝て連絡を絶って逃げる男性はいくらでもいるし、プライベートの禁止事項が多い男性は間違いなく既婚者です。LINEのやりとりしてくれたのに特定のサイトや勤め先の店に行かないと会えなくなったり、手を繋いだしこれって恋人と思ったら急に女性から投資の話が出てきたり、そんな話よくあるのに減りません。

急に連絡つかなくなったんだけど事故か病気になってるんじゃないかと必死で心配しているのは本人だけで、周囲からすると、自宅も知らない?何をやってる人かも知らない?友達にも紹介されてない?なにそれだまされてるじゃん、ってことになる。

ネット特有のものではないと思うのですが、ネットだと入り口の匿名性が高く設定されているので、口のうまさで親密になったと勘違いして肝心の身元チェックが後回しになりがち、というリスクはあるかもしれませんね。仲良くなった後では、真実を知って関係が崩れるのが怖くて聞けなくなることも。

まともな付き合いなら(スピードやタイミングに個人差はあれど)自然と身元は明らかになってくるものです、家に遊びに行ったり友達に紹介したり家族の話が出たりするはずです。出会いはネットでも、最終的にリアルで確認する冷静さは持っておく必要があります。お金の貸し借りの話は絶対にNGなのはいうまでもありません!

 

アプリで知り合ったことを正直に他人にいうべき?

若い世代の親友なら打ち明けても理解されやすいと思いますが、アラフォー以上の世代はまだ無理かなと個人的に思います。自分が気にしないならお話しすればいいと思いますけれども、なにか関係でうまくいかないことがあったとき、「ネットなんかで知り合った人だから」と周囲からあげつらわれてしまうと不愉快だし。

なれそめなんか他人に関係ないし、別にバカ正直にいう必要もないと思っていて。友人の紹介でとか、飲み会(きどっていうならお食事会)で知り合った、でたいていは納得されます。私は親にも言っていません(笑)言っても理解できないし、理解できないことに対して無用な心配をするだけですから。

 

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ネット婚活は気軽な分、身元もはっきりした知人の紹介などに比べるとリスクも高いことは重々承知されてると思います。

しかし、逆にネット特有の気軽さを生かしてみればいいと思うのです。

リアルの付き合いって気を使って面倒じゃないですか。直接知っているからこそ、誰かの知り合いだからこそ、共通のコミュニティに属しているからこそ、気を使っていえないモヤモヤが結構多くないですか?ネットだとそのようなしがらみがない状態なので、特に断る時や嫌な時ラクなんですよね。

嫌な局面でストレスを感じにくいので引きずらなくて済むし、そのおかげで次に進める。これが大事だと思うのです。今のご時世はとかく細かいことに気を使いすぎたり、一人の人に執着したり(されたり)して、丁寧に時間をかけすぎたりエネルギーを消耗して、肝心の実践を積むチャンスを逃しがち。

この人だ!という相手を見定めるまでは、できるだけ合理的にハイ次!ハイ次!と切り替えていくことで、経験も積めるし、そこから習得するなにかがあるし、次のチャンスも巡ってくると思うんですよね。

私自身も経験者ですし、友達も後輩も親戚もネットで恋人を作って結婚していますので、実際にチャンスはあるのだからやってみることをオススメしますよ!