東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

アラサー時にはわからなかったクリスマス付近の無駄な動き

クリスマスはいかがでしたか?

世の恋人たちは楽しんだり、コロナ禍でずっと会えない日々が続いてたり、今年はいろいろと違うんだろうなぁ・・・と完全に自分のイベントではなくなった今、若い時にはわからなかったクリスマス付近の恋愛のアレコレを、曇りなきまなこで客観視できるようになった気がするので書いてみたいと思います。

 

別にクリスマスイブに会わなくても良い。

そもそもクリスマスは25日にサンタさんからのプレゼントが届いてるかを楽しみにしたり、ツリーを飾ったり、クリスマスカードを贈ったり、家族でケーキを食べたり外食したりしてたはず。

バブルの頃にうまいこと商業ベースに乗せたなと思うのですが、年末年始の忙しい時に恋人同士でわざわざ大金かけて一晩過ごさなくてもいいのでは?と思うようになりました。高くて混んでる時にレストランで味もろくにわからないワインなんか頼んじゃって0時に一斉にホテルでH、ちょっともうダサい感じすら漂います(笑)

GOTOトラベルの対象から外れても、高級ホテルなどのイヴの予約はさほど減らなかったと報道で言っていました。自分の若い時に流行った、レストランでコース料理を食べてホテルに泊まるというド定番が2020年にもなってまだ絶滅していないことに一番驚きます。

ちょっと日程をずらせば空いてるし料金も安くなるし、24日の夜にこだわりすぎる意味はなかったなと(まんまやっていた自分がいうのもなんですが、ホント何だったんだろうと今は思いますw)。

 

クリスマスだから恋人が欲しいって、イベントに振り回されすぎだった

多くの人がカップルで街へ繰り出し、あるいは家でしっぽりと楽しく過ごすのに、自分はクリぼっちだ〜〜〜それだけは回避したいから急いでアプリで恋人を探さなきゃ!みたいな投稿よく見かけたんですけど・・・私も経験があるので気持ちはめちゃくちゃわかるけど、クリスマスだからじゃなくて、普段からそれくらいやる気を出しておけば良かったなと今は思うんですよね〜。

イベント直前で慌てること自体すでに恋愛に対して怠慢だし、付け焼き刃なアイテムをネットショッピングするみたい。誰かが作った商業イベントに振り回されすぎだと思うし、イベントのための恋人という発想の人は、婚活においても「みんな結婚してるから自分もしないと」とか、平均年収よりも上じゃないとイヤとか、大卒じゃないとかっこ悪いとか、誰かの価値観に振り回されそう。学生ならまだしも、婚活を意識しているアラサーがそんなことを思っていたらやっぱりダメなんじゃないかなーと思います。

 

クリスマスに告白してどうする、しかも同僚に

前から気になる企画部のあの人を、思い切ってイヴに誘ってみようかな〜♪とかありますよね。えーと論点が2つあって。

勤務先の同僚を異性として見ている人が意外と多いなとSNSを見てても思うのですが、職場恋愛するなら結婚まで持っていかないと地獄だぞ、と経験者は語りたい(ちなみに結婚しても離婚したらもっと地獄、再婚も同じ職場の同僚だともうカオス)。生活費を稼ぐ大事な場所を地獄にしてしまう可能性は1ミリも持つべきではない!

あとクリスマスに告白って何のために?両想いっぽい高校生ならなんか勇気づけにって感じもしますが、大人がクリスマスに好きですつきあってくださいと告白って、ロマンチックな雰囲気に酔っていて独りよがりっぽいかな。自分陶酔を楽しみたいだけだと思います。

24日のインスタチェックしたらイルミの写真あげてたけど恋人と一緒なのかな?ショック!とかいう事態になるのがオチ。嫁とは別れるって言ってたのに、25日に楽しそうな家族写真あげてるじゃん!みたいなのもあるのよ。ダメ、絶対。

 

赤いランジェリーとか準備すな、男は中身しか見てない

いや下着っていろいろ考えますよね〜。クリスマスとかバレンタインの夜は特に気合いを入れるというか、わざわざ新調したりして。

なんかね、真っ赤なのを着てみたり、外国製の総レースの上品なのをデパートで買ってみたりしてもね、男って中身にしか興味ないのよね〜(笑)いろいろと気を使っても、ものの3秒でペロッと脱がされて終わりですよ。

彼がしてみたいプレイのセクシーなコスチュームとかおもちゃならサプライズになると思うのですが、女子がすごい時間をかける前髪の具合とか、リップのや涙袋のアイシャドウの色選びとかと同様、「特別な日のかわいい下着」は男子にはほぼ響かなったなーと思いますw

 

スタージュエリーが悪いんじゃない、不況時のサプライズが悪いのだ

特にアクセサリーやジュエリーのプレゼント。今年のクリスマスのネット記事で、大人の女に学生の女の子がするようなスタージュエリーのアクセを贈ることについて炎上してました。スタージュエリーは確かにアラサー以上の女性には不向き。私も昔自分で買った2〜3万円のを持ってますけど、無くす可能性がある旅行とかゴルフ用です。

昔クリスマスプレゼントネタで書きましたけど、男性は圧倒的に宝石とかアクセサリーの知識がないんですよ、TPOとか年代が細かくあることを知らないでしょ?

 バブルの頃ならよかったんですよ、贈る側に経済的余裕があったから。今はもうね、不況でしょ?その上恋愛偏差値も低い。女性も働いて同等に賃金をもらっている人も多いのに、男性は食事代やイベント代も出して、プレゼントにティファニーのペンダントとか。。。予算的に大変ですよね。

ジュエリーにこだわらず、女性の欲しいものの中から買ったほうが費用対効果が高いですよね(笑)男性はサプライズをやめればいいだけだと思います。女性側も普段から「私って確実に使うものが欲しいから、サプライズよりリクエストを聞いてくれる?」って言えば話が早いし無駄もなかったなーと思います。

 

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以下余談です。

世の中すっかりイヴがメインなんですね、あつ森のイベントすら24日が主体で25日は靴下のプレゼントを見る程度で終わっていたのはなんか悲しかったなー。

しかしスタージュエリーの炎上ネタ、時代を反映してるなぁ・・・

プレゼントを素直に受け取れと言うよりは、今のアラサーの男の子は本気でそれで精一杯(予算とか恋愛偏差値が)なんですね。

私が若い時は不況でしたが文化的にはバブル色がまだ薄く残っていたので、男性が贈ってくれるジュエリーは年齢に応じてだんだん大きく高くなっていくもの、だと思っていたし今も思っています(いにしえの価値観)。

数年前、今の夫と初めてジュエリーを買いに行った時、彼がまっすぐブシェロンに行き、値段を見てすぐ出てきて、デパートのスタージュエリー的な売り場に連れていかれたのを今でも覚えています。夫の恋愛偏差値を高く見積りすぎていました(笑)

私もなかなか本心を言えなくて長時間見て回りましたがとうとう最後には言いました、周りを見て?この売り場は大学生向けよ?と。ティファニーやブシェロンのような高級ブランドでなくても構わないけど、小さいおもちゃみたいなジュエリーは私は付けないからもらっても困る、そもそも私には似合わないし年齢にも相応しくないから、ノーブランドで石もついてなくていいから予算内の18金にして、と(笑)

結局ブルガリのリングをいただきましたが(彼なりにすごいがんばったんだと思う)、今なら長時間カジュアルな売り場をうろつくことはありません。自分が欲しいと思ったものが彼の予算を超えていたなら、差額分は自分で払います(実際にそうしたことがあります)。

だってアラフォーですもの!