東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

アラフォー:コロナ禍では結婚した方がいい?独りの方がいい?

正規雇用なら結婚を急ぐ

コロナ禍の今、経済的な自立に自信がないのであれば、私だったら結婚を急ぐと思います。社会経済が悪化して一人で生きるより共稼ぎで生きる方がリスクヘッジになると思うから。

今回バブルやリーマンを超える最悪の氷河期になるんじゃないかなと思っています。社会の経済活動そのものががっつり停止しているじゃないですか?もうすでに1年、しかも世界全体で。こんなこと今までになかった。これから店や会社はバタバタ倒産するでしょうし、人と人の対面を基本とした産業自体が淘汰されてしまうかもしれません。とにかく失業者がかつてないほど一度に急激に増えると思います。

先日のネット記事で、いまパートやアルバイトの女性だけでも90万人が休業を余儀なくされているという計算だとかいてありました。これには派遣切りは含まれていないので実際はもっと多くの女性が経済危機に直面しようとしていると思います。

かつてないほど大量の失業者が一度に出て、再就職が一時的に非常〜に困難な状況になると思います。今まではアラフォーでも派遣でもなんとか食べていけましたが、今後は若い失業者も増えるので我々は年齢で競り負けしてしまうと思うんですよね。コロナの収束に時間がかかればかかるほどますます年を取って再就職が困難にもなりますし。

 

今は理想を追うより目の前の生活優先

私ならそうする、という観点で書いているのですが、今は理想よりも目先の生活を最優先に考えて婚活を進めるようシフトチェンジすべき時期だと考えます。

より素敵に贅沢に自分の理想に近く・・・というよりも、確実に食べていけて何かあっても支え合えて最低限の生活をまず確保するという、守りのスタンスに変える時が来た!と思うのです。

今、ひとりで安定した十分な収入を得られていないのであれば、結婚して共稼ぎで生活をしたほうがリスク分散されて良いと思います。年収600万の相手の出現を待っているよりも年収400万の正社員の夫を確実に確保しておいた方が良いと思います。いざとなったら相手の実家も頼ることができるかもしれないし。

しばらくは、この現実的にならざるを得ないトレンドが続くと思います。であるならば、いろんな理想はあるけれど、とりあえず生活していけるかどうかに優先順位を定めて、早めに相手を見つけておいて生活の安定の確保に舵を切ると私は思います。

なぜならば非正規雇用では経済的に一人ではやっていけなくなる可能性が高いと思うからです、特にアラフォーの年齢では。経済的に不安になってくると精神も病みますし、白馬に乗った王子様を待つのではなく、テントと食料を積んだ手押し車を一緒に押せる相棒を早く見つけることがいま生き残るために必要だと思います。男性でも同じことが言えます、共稼ぎ結婚を考えているならば早めに彼女にプロポーズして自分が倒れても支えてくれる状況を作っておいた方が安心です。

 

経済的に安定してるなら独身をキープ

逆に安定した仕事に就いている方や実家に頼ることができる人は結婚や婚活を急ぐ必要はないと思うのです。むしろ逆で、自分の食い扶持くらいなんとか賄えたり、実家が裕福だからいつでも戻れるし親のすねかじりをしながら景気が良くなるのを待っていられるなら、今はあえて世帯というリスクを背負わないほうがいいかもしれません。

すでに生活基盤の安定を手に入れているのであれば、新たなリスクを負わずに仕事や家族など今ある信頼できるものを大事にして、身を低くして状況を見守るのが最善策だと思います。

正社員で転職活動中だった独身アラフォーの女友達も今の会社に留まる決断に切り替えました。おひとりさま用のマンションの購入を考えていた人はキャンセルし、顔で選んだ甲斐性なしのダメ彼氏とは結婚の話は進めず現状キープ、リモート勤務を機に賃貸を引き払って実家に転居したり、独身でも安定している人は確実に守りを堅め始めた印象です。

 

コロナを機にアラフォーの婚活も意識改革を

私はたまたまコロナ直前に、仕事を辞めて付き合っていた人と事実婚をし田舎へ引っ越し専業主婦になる決断をしました。ほんとにたまったまコロナ前のタイミングでした。

田舎の専業主婦暮らしを決断した理由としては、そもそも40代で大きな生き方の変更をしようと計画していました、社畜を降りて貧乏でも時間のゆとりを優先したいと。そこにたまたま病気で一瞬余命などを考えたり、身近な人が亡くなったりして時間が有限であることを痛感し、改めて時間を優先したい気持ちが強まり、そこへたまたま彼の転勤話が出たので乗りました。

私はたまたま40という年齢を意識改革のきっかけにしました。意識改革をすることなく今まで通りの豊かな独身生活や平凡な結婚に執着していたら今この理想的なのんびり生活は手に入っていなかったでしょう。東京で派遣切りとコロナに怯えて精神不安になり、転勤した彼とも遠距離恋愛が終わってどん底だったかもしれません。

コロナ禍は、婚活に対する意識改革をすべき時だと考えます。今までと同じ明日ではない、自分も変わらないと取り残されてしまう厳しい時期が来てしまいました。今まで通りの理想に固執していては本当に負けてしまうと思います。

私は個人的に誰かと寄り添う生き方の方が簡単に折れないと思っていて、支えてもらわないと私一人では生きていけないし(笑)、支えなきゃいけない人がいることで自分も強くなれると思っています。

夢を見るのは平時だけの特権で、厳しい時代だからこそ、現実的な考えで早くパートナーを見つけて寄り添い合う体制を取ることが必要なんじゃないかなぁと思います。