コロナ禍のGWも2年目となりました。
私自身は田舎住まいなのですが、
親や友達を都会から呼びよせることができないのは残念です。
観光地へ遊びに出かけたり混んでいるモールなどにも行かず、
夫と2人、いつにも増してただただ家に引きこもっているわけであります。
昨年と違うのは引きこもる心の準備が整っていると言うこと。
子なし夫婦ですし、せっかくの祝日、思う存分ダラダラするとしましょう!
今回は①スマホゲームとアニメ②メルカリでのお買い物、
の2部構成で書いてみますね。
無料リズムゲーム ディズニー ミュージックパレードがすごく楽しい
昨年3月の緊急事態宣言中にやりまくったあつ森も素晴らしかったですが(↓過去記事)
今年は、スマホでできる無料の音楽リズムゲームにどハマりしています。
ディズニーといえば、
コアなファンでなくとも、ディズニーソングの3つや4つは聞き覚えがあるはず。
アナ雪のレット・イット・ゴー、
アラジンのア・ホール・ニュー・ワールド、
美女と野獣のビューティ・アンド・ザ・ビースト、
リトル・マーメイドのアンダー・ザ・シー、
ラプンツェルの自由への扉、
ピーターパンのユー・キャン・フライ、
白雪姫のハイ・ホー、
東京ディズニーランドのエレクトリカルパレードのテーマ、などなど。
誰もが聞き覚えのある楽曲ばかりなので、初めてでもやりやすいです。
リズムに合わせて画面をタップ、フリック、ホールドすることで加点され、
難易度は4段階に分かれています。
簡単なeasyは初めて聴いた曲でもすぐできる平易さ、
その後normalからhardへと難易度を上げることもでき、
何度もやりこんでいくうちに、最初は絶対無理!と思われていた、
両手を駆使するexpertレベルもクリアできるようになり、
攻略性も楽しいです。
曲ごとに映画の名場面をうまく背景に取り入れて、
それがキラッキラでめちゃくちゃきれいなんです!
リズムのタイミングを合わせるのに必死で実はゆっくり見る暇はないのですが(笑)
無料とは思えないほど美しく作り込まれていて世界観の完成度に妥協がなく、
一体どれだけ予算をかけたのだろう・・・さすがディズニーだなと思いました。
課金によりガチャ等でお気に入りキャラやアイテムを集めたり育成で得点を伸ばせます。
もちろん無課金でも一定の時間をおくことで十分な曲をプレイできますし、
イベント等でもらえるアイテムを使って無料でガチャを引いたり強化もできます。
ディズニーには本当に多くのミュージカル映画と名曲があり、
次々と新しいワールド展開やイベントがあるので飽きません。
私が気に入っているのは、
自動で選ばれた4人でマッチプレイできるところです。
1人モードでも遊べますが、マッチプレイは競う面白さもありますし、
ソロよりも入手できるアイテムや経験値が多いのでお得です。
ソロだと一定のミス以上になると終わってしまいますが、
マルチプレイはミスしても曲の最後までプレイできます。
初めは下手くそで、誰かと一緒にプレイするのは気後れしたのですが、
セットされているスタンプを使って、
「こんにちは」とか「いいね!」とか「やったー!」とか、
プレイヤー同士で簡単なコミュニケーションがとれるのが楽しかったです。
自分の上手い下手も相手に知られることなく、
ダイレクトメッセージなど直接的な深い関わりもないちょうど良い距離で、
お疲れ様!ありがとう!イェーイ!とみんなで盛り上がることができて楽しいです。
題材がディズニーソングなので、
ダンスゲームやリズムゲーム好きのガチ勢というよりは、
ディズニーファンの女性ユーザーが多い感じで平和な雰囲気。
現時点で40曲くらい(×難易度各4レベル)でたくさん遊べます。
夢と魔法のキラッキラ、
反射神経に自信のないアラフォーおばさんでも臆することなく楽しめます!
アマプラ・ネトフリでアニメ三昧
あまりアニメを観ない私ですが、ステイホーム中に暇なので
アニメをまとめて観て楽しんだこと先日書きました。
最近流行ってる系のアニメの過去記事↓
で、その後もいくつか観たので書いてみますね。
コミックもおすすめ BEASTARS(ビースターズ)
板垣巴留先生の、多くの賞を受賞したコミックが原作です。擬人化された獣たちの学園ストーリーです。世界観の軸になっているのが、獣人が肉食獣と草食獣に分かれているということ。男子高校生くらいの主人公が恋愛をしたり、肉食獣と草食獣に分かれている世界に問題意識を持ったり、肉食獣である自分自身の生き方に悩んだりします。
実は私はこの獣人ものというやつがもともと苦手で。巷によくある猫耳の女の子のイラストとかも好きではありませんでした。なのでコミックの前評判がどんなに高くても、表紙を見ただけで無理だ・・・と思っていました。しかし無料コミックアプリのキャンペーンで1話読んだら完全にハマってしまい全部読むことになりました。獣人嫌いの私ですらねじ伏せる圧倒的な面白さがこの作品にはあります。
キャラがとにかく個性的で好感度が高いです。各獣の特徴を人間的なライフスタイルに上手になじませているのが面白い。例えば主人公はイヌ科なので、うれしいことがあると平静を装おうとしても尻尾がフリフリ動いてしまうとか、鶏科の女の子は産んだ卵を売ってバイト代を稼いでいて質の高い卵を売るためにプライドを持って体調管理に気をつけているとか。ユーモア多めでほのぼのした世界です。
しかし、テーマがかなり重い!
肉食獣と草食獣が全寮制の同じ学校で暮らしているのですが、クラブ活動や恋愛などほのぼのキャッキャしてる中にも、肉食動物と草食動物という『食べる側と食べられる側』というシビアな側面を合わせ持っています。そんな社会の表の部分と裏の部分が常に背中合わせになっていることにより、さまざまな問題が提起され、物語を複雑で重厚なものにしています。ほのぼの動物学園ストーリーの底に難しい社会問題や哲学が仕込まれており、その仕込み方があまりにも素晴らしく、ファンタジーとして卓越した作品であることはまちがいありません。
個人的にはコミックに比べてアニメはイマイチかも・・・コミックの絵がうますぎるのかもしれませんが、アニメでは獣人の違和感が際立ってしまう(スーツ姿の鹿とかウサギのヌードとか)感じです。話の切り取り方とか世界観の描き方ですが、光と闇が入り混じる獣人学園ファンタジーという難易度超高い設定がコミックではうまーく調和していますが、アニメ版は少し闇が強めかなといった感じです。
しかしお話は面白いので、順番としては先にアニメで見て、興味を持ったらコミックも読んでみてほしいです!
映画最新作を観る前に予習 エヴァンゲリオンTV版と新劇場版:序、破、Q
もう20年以上前の作品なのですね・・・
エヴァンゲリオンはガンダム以降のロボットアニメの分岐点になったともいえるほどの社会現象になっていたので、TV放映当時に一応追っかけて観ていました。劇場版の新作完結編が今年封切りのため、新劇場版もアマプラで無料キャンペーンをやっていたのでまとめて見直してみることにしました。
相変わらず使徒が襲ってくる場面や戦うシーンのアニメーションがすごくきれいだなと思います。劇場版の攻撃シーンが特に美しい、残酷なシーンにあえて合わせる清らかな唱歌やオペラが哀しいし怖い。
ネルフだのリリスだのゼーレや補完計画など、いろいろな組織や問題が出てきますが、うーん、大人になってから見てもやっぱりよくわかんなかった(笑)謎が多いまま。
このアニメは本当に〜テーマが壮大です。
神話と政治(俗世)、肉体と精神、父子と母子、純愛と性愛、人間とロボットなどなど多岐にわたっていると私は解釈しています。
めちゃめちゃ面白いのですが、あまりに壮大すぎて自分の頭の中では咀嚼しきれない感があります。これだけ広げた風呂敷の伏線を回収しながら、なるほどそうまとめたか!とすっきりとハラオチする結末って出せるのだろうか?果たして自分はそれを理解できるのだろうか?と昔から思っていましたし、そして今もう一度過去の作品を見直して、最後はどう落としまえつけるんだ?というスッキリしない感が残りました。
あと、個人的に主人公の碇シンジが好きになれなくて。ウジウジした性格がすごくキライなのよねー(笑)ケガで重体の女子キャラを見ながらオナったり、象徴的なシーンでは裸に見える女子キャラとシンジがセックスの対面座位のような描かれ方をされていたり、厨二男子目線の設定は、時を超えても私にはやっぱりちょっと苦手かな。
しかしながら、日本3大オタクの1人とも言われる総監督が作った、オタクによるオタクのための超大作です。そもそも正しい理解とはなんぞや?と、観た人がみんな考察やあれこれツッコミせずにはいられないという意味では、やはり類稀なる作品と言えるのでしょう。シンジは嫌いだけど、完結編の映画は必ず観たいです。
ひさびさにメメタァを観たくはないかい? ジョジョの奇妙な冒険
各年代が自分の好きなシリーズを持つと言っても過言ではない超有名作「 ジョジョの奇妙な冒険」ネトフリではシーズン1〜5まで視聴できます。シリーズごとに多少の繋がりを持ちながらも、それぞれ舞台が異なる違うお話です。どのシリーズからスタートしても良い。
特殊な能力で悪と戦うストーリーです。初めての人は実写映画化もされたシーズン4の「ダイヤモンドは砕けない」がちょうどいいサイズの世界観かも。日本が舞台になっておりミステリー要素もあります。ジョジョの代名詞となる特殊能力『スタンド』の種類や仕組みを堪能したいならシーズン3の「スターダストクルセイダース」がおすすめです。シリーズ5「黄金の風」はキャラやストーリーの人気が高いです。
荒木先生の絵は特別です、オシャレ雑誌でグッチとコラボして別冊付録になるほど。でアニメになったらどうかといえば、色の使い方がすごく、いい意味で狂ってます。スピンオフ作品の「岸辺露伴は動かない」はミステリー仕立てになっていて、輪をかけてキモ&スタイリッシュです。オシャレだわ〜という言葉しか見つかりません。
ストーリーの価値観やや硬派で、男の友情や紳士的な美徳・自己犠牲など、男による男のための胸アツストーリー的な感じ。北斗の拳や男塾にも感じる熱さ、その時代にあったのかもしれません。そこに施される荒木ワールドのユーモアや理論展開がナナメ上を行っており、狂気のスパイスがいつのまにかクセになります。
アニメーションなのに擬音語や擬態語が”活字”で入っており、コミックファンへのサービス精神もぎっしり(笑)ズッッギュゥゥゥーーンもドッギャァァァンも無駄無駄もウリィィィも堪能。各シリーズの設定も全然違うし話数も多いので楽しめます。
ファンタジー小説の傑作のアニメ化 十二国記
小野不由美先生のファンタジー小説の傑作です。小説はもともとラノベでしたが、侮るなかれ、その後NHKのBSでアニメが放映され、小説も1000万冊以上を売り上げた素晴らしい作品です。イラストレーターの山田章博さんによる小説の表紙や挿絵が美しくてファンも多いです、アニメのキャラ原案にも反映されています。
主人公は女子高生、十二の国からなる異世界で仲間と成長していくお話です。異世界の文化や設定がとても魅力的に作り込まれており気づけばにお話にどっぷりハマっています。各国の王や国の特色や文化の違いが豊かでかつ複雑な事情に面白さがあります。そんな中、主人公の少女を通して、国とは何か、人が生きる道とは何か、どう生きるのかといった骨太のテーマが丁寧に描かれています。ふとしたセリフや気づきが哲学的で、世界は簡単な勧善懲悪だけではなく物事の側面や立場や事情で成立していることなどをきちんと加味しており、さすがNHKで扱うだけはあるというか、お子様に見せても学びがあるのではないかと思います。
私は少女時代に小説を読み、ラノベを成長して処分し、しかし大人になってからもう一度文庫を買い直し、引越しなどで処分し、昨年18年ぶりに最新作が出版されると聞いたときにもう一度全巻買い直しました。残念ながらアニメは見ていなかったので、ネトフリで全45話やっているのを発見したときはうれしかったです。
以上です。
次回は2021GWステイホーム②メルカリでお買い物編につづきます。
今週のお題「おうち時間2021」