東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

浮気夫とサレ妻、発覚後の中年夫婦たち。

長く夫婦をやっていると、1度くらいは揉めたことがあるのが夫の浮気。

私の友人や知人女性にも驚くくらい高確率でサレ妻がいて、世の中の夫というものはこんなに多く浮気をしているのか!と思わず我が夫を疑いのまなこで見つめてしまうほどでした。

浮気症の夫とサレ妻が中年になってどうなっていったかご夫婦の実話を何組か書いてみます。

 

デキ婚後も夫の浮気はおさまらず3人目妊娠中に離婚

Aさんと元夫は妊娠をきっかけに結婚しました。結婚して早々から夫は浮気を繰り返し、彼が恋人時代から常に他の女性とも同時進行で性的な関係を続けていることをAさんは知りました。自分とは真剣交際だったと思っていたけれど、実は他にも女がいてもしかしたら自分はセカンドやただのセフレだったんじゃないか?妊娠しなければ結婚もなかったのでは?と、夫との信頼関係そのものに疑念を持ち悩むようになりました。

とはいえ夫は結婚後も変わらず自分を求め、子供にも優しく、すぐに2人目もでき、経済的にも豊かで、円満といえば円満な結婚生活を送っていました。しかし夫の浮気癖はまったくおさまらず、Aさんは女性としての魅力が不足しているせいだと自分を責めるようになりました。体型をキープしてエステにも通い美しく装ったり、料理の腕を磨いたり、子供と夫との時間を増やして家庭への関心を向けてみたり、ありとあらゆる努力を何年も続けました。

そしてAさんが3人目の子供を授かった頃、同時期に夫の浮気相手も妊娠したのです。しかも相手は、結婚していることは知らされてなかった、彼の子供を産みたい、認知してほしいと言ってきました。

今までは自分さえ我慢すればよかったけれど、外に兄弟ができれば自分の子供に面倒が及ぶかもしれない、それだけは避けたいと考えたAさんは、相手の女性に出産を諦めてもらうよう夫から謝罪と説得をさせ多額の慰謝料を払いました。そしてこのような心配が今後も尽きることがないと悟り、小さい子供を抱えて離婚することを決意したのでした。夫は浮気をやめないくせに離婚を拒みましたが、不貞の証拠がたくさんあったので慰謝料や養育費はしっかり得ることができたそうです。

 

許し続けた結果、外に子供が複数発覚

Bさんの夫はハンサムな資産家のボンボンで恋人時代から大変モテる人でした。女同士の激しい争奪戦を勝ち抜いてBさんは結婚しました。なので夫の女性関係については結婚前から覚悟がありました。妻は自分、豪邸に住み、一人娘には豊かな暮らしをさせ、いずれ夫の親から莫大な遺産を相続する。夫の浮気を我慢することはそれと引き換えだと。

夫は実家を継いで手広く商売をやっていました。あちこちに店や不動産を持ち、出張で不在が続いてもBさんは”それ”も含めて仕事だと考えるようにしました。パパは私たちのためにお仕事をがんばってるのよと娘に言い聞かせ、自分にも言い聞かせ続けました。

ある日妙な画像が届きました。夫が寝ている姿でした。直感で女からだとわかりましたがいつもどおり見ぬふりをしました。それからも何度か届き、そしてついに「奥さん離婚してください」と、知らない子供と一緒にいる夫の画像が届きました。Bさんは夫の身辺調査を業者に依頼し、夫に認知している子供がいたことがわかりました。さらに別の女性との間にもう1人子供がいました。

結婚前後に夫は外に複数の子供を作り認知までしていた…Bさんはショックを受けましたが、なにより外の子がみな男子だったことで跡取り息子のいない自分に引け目と不安を感じました。事業の収益・不動産・遺産、将来我が娘だけのものになるはずが3等分に目減りし、さらに夫や義実家は娘より息子たちに事業を継がせようとするのではないかと。

それでも夫には事実の確認をしただけでした。男の子を産んでいない以上、義父の遺産相続前に離婚されれば損をするのは自分かもしれない。夫はどうせ若い女を後釜に据えて楽しく生きるだろうしそれも腹が立つ。妻の座から降りない限り少なくとも女の戦いでは自分が勝者なのだと、最新の浮気調査結果を見ながらBさんは自分に言い聞かせ、我が娘が相続で一番有利になる方法を静かに考えています。

 

たった一度の浮気でも、別れず許さず数十年

年長の知人のCさんはもう還暦を過ぎた年齢です。Cさんは裕福な家の3人姉妹の長女で、恋愛結婚で年下の夫を婿養子に迎えました。商家だったので夫は結婚後会社をやめてCさんの家業見習いに入りました。親は新婚夫婦のために敷地内に新居を立て、婿に入って家業を継いでくれた夫に高級車を買い与え、釣りが趣味だといえば海のそばに別荘も構えました。姉さん女房の夫婦仲も良く、家業を手伝う夫の評判も良く、子供にも恵まれ、家庭は安泰でした。

景気の良い折、夫も仕事の付き合いなどで飲みに出歩くようになり、そのうちにクラブのママと一度浮気をしました。浮気がバレた夫はCさんにも同居の妻の親にも謝罪し、もう2度と浮気はしないと誓い、仕事も今まで以上にがんばって取り組みました。もう一度認めてもらおうと努力をつづけました。

しかしCさんは、たった一度の夫の浮気を許さなかったのです。

家庭内でも親や子供の前で、あるいは職場で従業員や取引先の前で、Cさんは毎日のように夫の浮気の話を持ち出し、夫がどれほどダメで自分がいかに傷ついたかを延々愚痴りました。夫がその場にいてもことあるごとに浮気の話を蒸し返し、婿養子の分際で散々ぜいたくをさせてやっているのに恩を仇で返しやがってと嫌味を言ったり無視したり他人へ愚痴る様をわざと夫に聴かせるような態度を続けました。

それは10年以上つづきました。精神的な苦痛に耐えかねた夫は何度も離婚を提案しましたがCさんは絶対に離婚を認めませんでした。夫は仕事に情熱を注いできましたが、実質的な経営者のCさんが仕事中も家庭のゴタゴタを持ち込むため、ついには何十年も努力して継承した家業から離れてしまい、近所のコンビニでアルバイトをするようになりました。

還暦も過ぎ、子供も全員結婚し、Cさんの息子が家業を継ぐようになった今、Cさんは経営業をしながら広い母家で親の介護をし、夫は新婚時代に建てられた離れで1人住んでコンビニのバイトに通っています。それでもCさんは離婚せず、食事を運び夫のカードの支払いがいくらになっても払っています。「夫はもはや私が先に死ぬのを待っているのよ、ここまで来たら遺産目当てなんでしょうね」と周囲に愚痴るCさんと夫の冷戦は死ぬまで続くのでしょう。

 

ーーー以上です。

ドラマのようなこわ〜い愛憎話が大人になるとザクザク出てきて、ほんと夫婦っていろいろあるわ。

 

私の周囲の浮気夫の特徴としては

・お金がある

・昔からモテる、年取ってもハンサム

・浮気をやめる気はない・・・・・・の3点です。

 

やっぱり容姿が魅力的な男性で、若い時からそこそこモテる人で、お金も持っていて遊び慣れていて、女性から言い寄ってくるし本人も来るもの拒まずチャンスがあったらいつでもやってやるぜって感じの人が多いですね。

 

相手が水商売の人でも素人でも、男にお金がなければ女性もなびかないのでしょうが、やっぱり浮気夫は資産家だったり高収入なんですよ。お金を使う上に隠しマンションとか別荘とか持ってるから気軽に連れ込んじゃう。事業をやってる人はいろんな権利書や領収書を会社名義にできますし。

 

妻側も若い時は嫉妬とか愛情が他へ移ったことに対して悩むんですが、中年以降になるともうお金の話しかしませんねー(笑)浮気夫がどこで泊まろうが誰とやってようが知ったこっちゃないけど、我が子への面倒とか相続で揉めるのだけは勘弁してほしいって。

 

浮気夫の濃厚な話を聞いて驚くのは、夫はほとんど家庭のことや先のことを考えてないんだってことです。ほんと単純に若い女とやりたいとか、酔ったいきおいとか、その繰り返しとか、相手が産みたいって泣くからとか、短絡的にその場限りの処理をしてるだけって印象。高学歴でも仕事はできてもいい歳こいたオッサンでもそんな考えしかできないことにビックリ。

 

浮気夫はその先のことを想像してないから後になってドえらい問題になってしまうんですよね。サレ妻は気分悪い上に一緒に問題解決しなければならない、放っておくと子供ができたり相続で揉めたりするってわかりきってるからね。

 

私調べでは、浮気を繰り返す夫は子供が産まれても歳を取ってもやめない!サレ妻は悲しむ時間があったら相続や権利について準備しておいたほうが得策!