以前に知人のモテ中年イサムちんのことを紹介しました、たまに会いますが依然としてモテているようなので女性から見たモテ中年分析の続編を書いてみたいと思います。
まずはイサムちんのスペックのおさらい
・アラフィフ
・背は高くない
・筋肉質な小太りでお腹も出ている
・顔もハンサムではない
・年収も高くない
・財産もない
どうです?このスペック(笑)
でもこの男性が本当にモテるんです!元カノや女友達の写真を見せてもらうとほぼ20代後半〜30代半ばの可愛い顔の女の子ばかり。アラフィフになった今でもまだそういう女の子が付き合ってくれるという事実がすごいですよね。
これをお読みになっている非モテの中年男性の中には、僕の方がスペック的には高いと思った方も多いのではないでしょうか。こう言っては失礼ですが、実際知人の私から見てもイサムちんってスペック低い部類に属します。でもイサムちんからご飯の誘いがあれば二つ返事でOKします。たとえそれが安い居酒屋でも。
なぜハイスペックでない彼が女性にモテるのでしょう。イサムちんの行動と女性の反応を観察し分析してみました。
・人と話すときや写真を撮るときはいつも笑顔
基本のキを普通に確実に行っています。イサムちんは自然にそれをしていますが普通の人でも意識すればすぐできますよ。
何もずっと笑っているわけではありません。人に話しかけるとき、話しかけられたとき、目があったとき、写真撮るよというとき、そんなコミュニケーションの瞬間にとてもいい笑顔をします。「お疲れ!」ニコッ。「ねえこれ見て」ニコッ。
これってチリも積もればで、この人といるとなんか楽しいという印象づけになります。実際なにもなくても楽しいことがありそうな印象。幸せの記憶というか予感というか。
パッとその人を頭に浮かべた時に仏頂面や半笑いよりも、その人の笑顔が浮かぶと何となく心の中で好意を感じているように錯覚しませんか?その好意とは、相手は自分のことが好きだという意味と、自分も相手に好感を持っているという両方を意味します。まず楽しくて好意的な印象を持たれることが大事ですよね。
ハンサムではないイサムちんもキメ顔なんかせずに普通に歯を見せて目を細めて自然体で笑っています。カッコよく見せるよりも簡単ですので意識的に実践してみてください。
・女性が喜ぶことをやり、嫌がることをしない
女性が嫌がるようなことなんか僕はしないよと男性は思っているかもしれませんが、つまらない話をして男性だけ受けてるとか女性がドン引きしていることに気づかないとか、男女の認識のズレってありますよね。
姉妹がいらっしゃる方なら女とはどういうものかをおのずと学習していますが、特に男兄弟だけの方や、学校や職場も男性ばかりという人は女性の生態にあまり触れていないのでこのズレをわかってないことが多いのです。
何が女性にウケるのかわからないからネットで情報を収集したり頑張っておられると思うのですが、そこで仕入れたおもしろネタや食べログで評価の高いお店も、結局「このお店いいでしょ?」「この話面白いでしょ?」って男性側の価値観の提示で、それがそのまま目の前の意中の女性に受け入れられるとは限りません。
モテ男のイサムちんは、とにかく目の前の女性の反応を大切にしていることです。女性がどう感じるかを優先させているんです。この話面白いよね?じゃなくて、話をしてみる→女の子が笑っている→さらに続ける。女の子が退屈そうだ→違う話に切り替える、ウケるまでいろんな話をしてみる。行動して反応を見る、この繰り返しと蓄積です。
ポイントは「理解」は必要ないってこと。女ってなんでこんなのが好きなのかわかんねーで当たり前なんです、それでいいんです。相手の反応を見て、反応が良かったものが正解だと思えばいい。女性が喜ぶことを繰り返す、喜んでないことはすぐやめる。それだけなんですよね。イサムちんのようにマメに続けていれば、女の子全般にウケがいいことをパターン化できるみたいです。そこまでデータを蓄積できれば幅広くモテることが簡単なのも納得ができます。
男友達Aが食事中にイサムちんから送られて来た画像を私に見せてきたことがありました。Aはそれを超面白いジョークだと思っていたのですが、見せられたそれはフェラチオをモチーフにしたポルノでした。私が誰を嫌いになったかはいうまでもありません。男友達とエロ画像をやりとりしていたイサムちんではありません、悪いのは女性である私にそんなものを見せたAです。この意味がわからない人はもう一度女性に対する自分の行動と、女性本意とはどういうことかについて深く考え直してみてくださいね!
・会話の基本は女性の話を聞く、自分からの発信は相手好みの楽しいことを
イサムちんにはひっきりなしに女の子たちから連絡が入ります。メールは四六時中、電話やお互いの顔を見ながらのフェイスタイムでもよく話しています。女性はこうしたコミュニケーションが大好きですよね、女性からの発信にイサムちんは100%応対し、できる限りその場でキャッチする努力をしています。
女性との会話は男性がおもしろ話をしないといけないと思っている男性が未だに多いのに驚くのですが、女性は自分の話をする方が好きです。今日はどうだった?とか、こないだのイベントは楽しかった?とか話を振れば女性は話し出します。イサムちんは女の子の「今カフェでお茶しててー」みたいなつまんない近況報告でもニコニコしながら聞いています。
そしてイサムちんからマメにメールを出しています。だいたい今ナニナニをしてる、とかどこどこにいるとか大したことではありません。が、例えば食べることが好きな女の子には、食事をしているだけの内容でもお皿を持って笑顔で自撮りをし「今日はマックのチーズバーガーを食べてるけど、僕が作るハンバーグはなかなか美味しいから今度君に作ってあげるね!」など相手の女の子と結びつけて楽しい話題にしてしまいます。道を歩いてて可愛い犬を見つけたらすかさずスナップを撮って犬好きの女の子に送るとか。
私とイサムちんは知人男性のハゲ頭ネタで冗談を言う合うのですが、その知人男性のハゲの隠し撮り画像を送ってきたりします。どーでもいいけどちょっと笑っちゃう、いたずら好きな楽しい人だなあと思っちゃいます。些細なことですが、いつでも受け止めてくれる人、私を気にかけてくれる人、クスッと笑わせてくれる人、小さな積み重ねで女性心理は好感から好意へと昇格していきます。
・徹底して紳士
イサムちんは外見は全く普通のおっさんですが、その振る舞いは完全に紳士的です。何かを取りに行く、荷物を持つ、ドアを開ける、グラスが空いたら飲み物をすすめる、など女性にさせず自分がサッと動きます。そして自分のことは自分で解決し女性の手をわずらわせません。
女性に世話を焼いてもらうことを良しとする考えや、男が女性にこき使われているみたいな振る舞いは格好が悪い、優しくしたくても格好をつけてるみたいで恥ずかしい、そういう中年男性多くありませんか?昭和は遥か昔、平成も29年にもなって未だに。
シャイや不器用さが男の誉め言葉だった時代は終わりました。消極的、男尊女卑、マザコンと受け取られてしまいます。ドアを開けることが、グラスにビールを注ぐことが、荷物を持ってあげることがそんなに恥ずかしいことでしょうか?欧米かぶれになれということではありません、やれば確実にモテる振る舞いなんだから習得すればいいだけなのになぜ敢えてしないのか不思議に思うのです。
イサムちんは普段から紳士的で、相手本位で優しく、朗らかな人です。男性が大きな荷物で苦労をしていれば一緒に階段の上まで運ぶのを手伝ってあげますし、話しかけてきたおばあさんともニコニコ会話しますし、ベビーカーのお母さんにもすぐ席を譲ります。イサムちんが低スペックと言われながら若い可愛い子にもモテるのは、こういう人として当たり前のことを当たり前に行える本当のハートの強さを持っており、女はそういう大人の男に惚れるのです。
最新情報ではイサムちんは今無職で求職中、なのにアラサーちゃんと南の島でバカンス中ですって!!!