東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

いい人だけど"距離をとれ"アラートが作動する時。

大人になっても友達ってできると嬉しいものですよね。

最近親しくなりかけた同性のお友達に関して、

すごくいい人なんだけどなんとなく直感で、

この人とは距離をとった方がいいなと感じた件について書いてみたいと思います。

 

初対面はコミュ力が高くほんとに素敵な人!

ホシさん(仮名)と出会った時は知人の知人の知人くらいの距離で、大勢のコミュニティの中の1人と言う感じ。直接的なしがらみはなく、個人としての認識も特にしていませんでした。

集まりで知人の知人から初めて紹介されたとき、めちゃくちゃ印象が良かったんです。

口角を上げてきれいな歯を見せてにっこり笑う素敵な方で、年齢や家族構成や簡単な経歴など初めましての会話も明るくハキハキとユーモアを交えながら盛り上げてくださいました。

ホシさんはもともとかなりの美人さんで、美容系のお仕事を長くやっておられただけあってさりげなくブランド物を身につけるなど年齢を感じさせない美しい人でした。地味過ぎないけどおばさんの集まりで悪目立ちするほど派手でもなく、場になじむけどよく見たら華やかよねって感じのちょうどよさ。

多趣味で外へ出るのが大好きでゴルフサークルのお友達とはあちこちラウンドへ出かけ、2度目の結婚とのことでしたが現在の後夫婦仲も良くお休みの日には別荘へ出掛けて2人で登山を楽しむこともあるそう。

最近は昔の仕事で培った経験を活かして美容に関するInstagramYouTubeで配信をしていて、勤務時代のお客様もフォロワーになってくれたり配信でわからないことを助けてもらったりしているの、とのことでした。

どこをどう切り取っても、感じが良く、健全で、活発な明るい人気者オーラが全身から出ているような人でした。

 

明るさの合間に薄い闇が見え隠れ、

私も少し年上のホシさんをすっかり好きになってしまって、こんな素敵な人と引き合わせてくれた知人の集まりに参加して良かったなぁ〜とウキウキで帰りました。

その後も何度かその集まりに顔を出すうちにホシさんともたくさんお話ししたりホシさんに関する話を聞いたりする機会があったのですが、よく知るほど、ちょっと...ぅん?...ってなる、ビミョーな違和感を感じることが出てきました。

例えば、ホシさんはその集まりではいつも中心にいて笑い声が絶えず好かれているようにみえるのですが、お一人だけホシさんを嫌いとはっきりいう人がいました。聞けば、お二人で待ち合わせをした時にその人は車の渋滞に巻き込まれ、5分ほど遅れるかもしれない旨をホシさんにメールして謝ったそうです。そして数分遅れてお店に到着するとホシさんはカンカンに怒っていて、無言で歩き出し用事が済んだら無言でそのまま帰ってしまったとか。数分の遅刻だし、事前連絡もして謝ったし、そこまで嫌な態度を取らなくてもいいじゃない?というのがその人の言い分でした。まあ...ホシさん側の話も聴かないとなんとも言えませんがが、いつもニッコニコで気配りもできるホシさんが、初めての数分の遅刻くらいで無視無言になるのも似合わないなと思いました。

また、多趣味のホシさんはアレしたい!これにも行ってみたい!って常にキラキラ語っているのですが、いざ仲間内から具体的な提案が出ると、私それは苦手・あそこは遠すぎる・そういうのはやりたくないって、結構細かい注文やこだわりを言い出す。じゃあそうしましょうかと優しい人が譲ることになり、結局ホシさんがやりたいことしか前に進まなくなってしまってしまうことがあります。

他にも、お金にとても興味があるとのことで、いくらくらい?って人の持ち物や不動産価格などを気軽に聞いたり、そこでお金を使うなら自分のポイントが貯まるこっちにしたいなど言い出したり、普通ならこの関係性ではちょっと憚るかなという話へ踏み込んでくることも目立ちました。

すごく感じのいい人なのですが、相反する言動とのコントラストが強いな...と私もほんの少し心がざわつく感じになってきました。でもこの段階はまだ、表面上のホシさんの明るい魅力を信じたい気持ちが強かったです。

 

明るく笑い飛ばしてるけど...結構ヤバくない?

強烈な明るさでわかりにくいけれど、ホシさんには確実に薄い闇がありました。人との距離感っていうのでしょうか?日頃の感じの良さやそつのないおしゃべりやユーモアや笑顔を一回忘れて考えると、聞いてもないのに非常に個人的なことを披露したり、逆にけっこうプライベートなことを人にもズケズケ聞いたり、しかもそれを悪気ない感じで別の人に喋っちゃったり。

アレ?この人もしかしたらヤバいかも?私には合わないかも?

本当に素敵な人だけど、そつのない振る舞いとゲッと驚くような言動の高低差が激しい感じかもしれない。そんな違和感が気になり始めたころ、また新たな情報を聞きました。

長年務めた仕事を辞めた理由が、子育てや体調不良ではなく会社に損失を与えるような失敗をしたせいだったこと。最初はもう歳だし〜みたいな話だったんですが、何度か聞くうちに、どうやら仕事上で100%自分のミスで大きな失敗をやらかして結構な損害を会社に与えてしまい居づらくなったからというのが真実でした。

歳だし〜年々体力的にもキツくなってきてたし〜会社の行く末もパッとしないし〜もういいかな〜って。有給全部消化して、失業手当もばっちりもらったわよ〜長く務めてたから結構もらえたwww みたいなノリでホシさんは話します。いや、それすごい迷惑かけてるんだよね、なじみの顧客と今も仲良くしてもらってるっていってるけどそれも真偽がわからないというか、ホシさんだけが仲がいいと思ってる可能性もあるよなぁ。

そして、子育ても無事終わり子供たちは巣立って行ったと言っていたのですが、それも正確な話としては離婚時の親権は母親のホシさんが獲得したけれど、子供が大きくなって自分でどちらの親と過ごすか決められる年齢になった時に子供全員が次々とお父さんの方がいいと父親の元へ行ってしまったそうなのです。

どちらかと言えば世間一般的には子供って父親より母親と一緒に居たがるものだし、ホシさんは一見感じが良く定職についているまともなママに見えるし、複数いる子供の中に1人くらいパパっ子がいても不思議ではないですが、全員が母親を捨てて父親を選びその後の交流もほぼないというのはかなり稀な例だなと思いました。

こちらも詳しくは聞きませんしホシさんも理由は決して言いませんが、まったく子供って薄情なもんよね〜まあ気にしても仕方ないしアハハ〜wwとケラケラ笑って話すホシさんを、明るいとか気丈に振舞っているとかもう以前のように温かい目では見られなくなりました。

 

いい人って思えるくらい離れて距離を保てばいい。

これって恋愛の時もやりがちなんですけれど、相手に好印象を持ったり好きだという気持ちをいったん持ってしまったら、あとからそれを否定するのって勇気がいるし結構こちらもつらいじゃないですか。

なんか嫌なんだけど?なんかそれ受け付けないって思うんだけど...相手に対する否定的な気持ちを認めてしまったら、今の楽しい関係を壊してしまうから気づかないふりをしてしまおう、目をつぶっておこうってなりませんか?

恋愛の場合はそうやってズルズル関係を深めていって結局あとでやっぱり我慢ならなくなって長い時間を無駄にしてお別れすることになったりしますよね。

でもアラフォーになった今では自分の経験値を信じます、小さく感じた違和感や直感は大事にしようって。

そもそも一番最初に感じたホシさんへの違和感をよ〜く思い返してみると、そこのコミュニティって共通の趣味(推し?)関連の人たちの集いだったのですが、ホシさんはその趣味はまったくやってなかった。この人はなんの繋がりでここに参加してるのかしら?ってよく知らない頃の私は漠然と思っていた。なんか楽しそうだから仲間に入れてほしいって感じでホシさん自ら知人についてきて、なじんでるけど結局その趣味には参加せずおしゃべりしに来てるだけで、そして本来の会の目的は興味ないと言ってまったく別のことへ話を移してしまう。

巻き込み型クラッシャーか、と私は思っています。

たぶん、ホシさんは悪意のない迷惑系の人だと思う。さほど親しくない距離感ではむしろ人よりもコミュニケーション力が高くて好感度最高なんだけど、距離が近くなると変な部分が顕になってきて周りの人に迷惑かけてうんざりして逃げられる。本人は過去ずっとそんな経験をしてるので初対面や顔見知り程度の距離では人を魅了するように演じる技術を習得していく、でもやっぱり本性は変えられないので親しくなるとまた壊す、の繰り返しの人生だと思う。

私が決定的な違和感を感じたのは会社を辞めた理由と、それなのに会社に迷惑かけたとは一言も言わないこと。そして子供全員が父親を選び、今も母親に寄り付かないこと。ホシさんが100%悪いということではないが、そうなるには相応の理由が絶対あるはず。この人はちょっと気をつけた方がいいよアラートが作動したので、連絡先の交換や家に遊びにきてというお誘いもお茶を濁しておくことにした。

他の人がどう思うかどう付き合うかそれは自由だし人それぞれだが、私はホシさんといると今後きっと疲れるだろう。強烈な光とうっすら漂う闇のギャップに違和感や矛盾を感じ続けると思う。数ヶ月に1回の大勢の集まりでもそんなふうに感じるのだから、これ以上親しくなって2人きりで出かけたり、家族付き合いなんか始めちゃうとたぶんストレスを感じるようになってくるだろうと予測する。

だから、魅力的でニコニコで感じがいい人って思える程度の離れ具合と頻度で、ホシさんとの距離を詰めないように自分の安全圏は確保しつつ、知人の範囲でお付き合いすればいいのだと思った。

心の距離感は自分でコントロールできるものなので、潔癖に白黒つけすぎて簡単に人間関係を切ってしまわずに、ほどほどの大人のお付き合いを目指しましょう!