東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

妻の不倫とサレ夫、3選。

女優Hさんの不倫と夫のKJさんによるセルフ記者会見がいま話題ですよね。

 

女性の浮気や不倫って私の周囲にもチラホラあって、男性ほど口外しないだけでそんなに珍しいことではないのかも?

今回は妻に不倫されたサレ夫さんについての話を書きますね。

 

W不倫だったのに妻だけ責める夫A

Aさんは社内でも有名なモテ男で結婚前から何人も同時進行でつきあい、その中の1人だった会社の後輩と結婚しました。が、結婚後も浮気癖はぜんぜん収まりません。

妻も美人で社内でも人気があり、子供ができるまでは自由に飲み歩くような活発な女性。そのうち子供ができて妻は家庭内に縛り付けられ、夫は相変わらず他の女と遊び歩いているのですからストレスもたまります。やがて妻に親しい男友達の影がちらつくようになり、浮気症のAさんと別れてその新しい彼を選ぶと言われて離婚になりました。

妻側に親権のある子供とたまの休日に一緒に過ごすAさんですが、元妻はその間彼氏とデートをすることもありました。それがAさんには癪に障り、会社の同僚(私も含まれる)に元妻がいかにふしだらな女か吹聴しまくる。

あいつは社内でもいろんなやつに色目使ってるんだよ、あの案件だってまともに取ったか怪しいもんだよ。だいたいさ、母親だよ?自分の子供放っておいて男と遊ぶかね?子供よりそっちを優先するってどうかと思うよ、と。

私たちにしてみればAさんの元妻も現役で同僚です、プライベートな際どい話は聞きたくありません。第一、Aさんこそ結婚前から結婚中から離婚後の今でも社内外問わず口説きまくってヤリまくっている。

母親のくせに男に走りやがって!と言いますが、もう別れた妻なんだし誰とつきあおうが関係ない。それに子供は父親と一緒にいるのですから一番安全じゃないですか?その点では何の問題もないと思います。

自分も遊びまくっているのに女だから母親だからと元妻の恋愛は抑制するなんてちょっと身勝手じゃない?

 

■許そうとしたが結局なかったことにできなかった夫B

Bさんは友達の噂で自分の妻が浮気してるかもと疑いを持つようになった。初めはうちの妻に限ってと気にせずその噂を聞かなかったことに。しかし、妻が男性と2人でいるところを見たとしつこく言う友達がいたので浮気調査をすることにしたそうです。

決定的な浮気現場こそ抑えられなかったけど、妻が自分に嘘をついて同じ男性と何度も会っているのは限りなく黒に近いとわかった。今まで仕事だと言われていた日も男と会っていたかもと疑念が渦巻き、怒り心頭で妻に詰め寄った。

ところが妻は、謝るどころかじゃあ別れましょうと言う。そして日頃からたまっていた自分への不満を延々ぶちまけたのです。

Bさんは妻に浮気を否定してほしかっただけだった。飲みに行っただけで関係なんか持ってない、誤解だただの友達だと否定して謝ってくれれば許すつもりだった。別れるなんて考えていなかったんです。

結局、子供にとっては良い母親だし、正直共稼ぎでないと十分な養育ができないし、初めて聞いた妻の不満から自分にも反省すべきところを踏まえ、Bさんは耐えに耐えて疑惑を不問にして妻とやり直すことを選んだそうです。何よりやっぱり妻を愛していたから。

2人で努力を続けましたが、数年後ささいな夫婦喧嘩の際に妻側から別れたいと言われ、Bさんも過去の屈辱や我慢が爆発して一気に離婚へ進みました。協議や調停は受け入れず裁判を選び、妻の浮気について相談していた友達や兄弟姉妹を巻き込んで、当時の調査結果や証言を揃えて妻から慰謝料も親権も養育費も獲得しました。

知人の間では温厚な愛妻家で知られたBさんでしたが、このときは妻から全てを奪うために生きている鬼のようでした。愛していたから一度は許した、愛していたから傷が深かった、そして憎悪に変わったのでしょう。赦すって難しい...。

 

■浮気の末に逃げた妻をまだ愛してるという夫C

Cさんは歳の差夫婦でした。15歳年下の若い奥さんを溺愛していました。女性にモテない人生だったCさんが初めて手にした最高の幸せだった。妻は働かせず大事にしていた。着飾って料理を作って笑顔で家で待っていてくれれば良かった。

ところが若い妻は浮気をする。Cさんが怒って出ていけ!と言えば本当に出て行ってしまい、帰ってこない妻をCさんは歩き回って探して連れ戻した。しかし1度ならず2度、3度、、、と浮気は続く。仕事で家を空けると近所の目も憚らず男を連れ込むようになった。Cさんはそれでも別れなかった。そのうち、妻が浮気相手の子供を妊娠してるとわかった。Cさんは今度ばかりは許せず離婚した。

...ここまでがCさんの言い分で、この話だけ聞かされていた人たちは元妻をどうしようもない淫乱の悪女だと思い、Cさんにとても同情的でした。

だけど、夫婦をよく知っている人の意見も併せて他面的に捉えると、Cさんの愛は利己的だったかもしれないと思えてきます。

例えばCさんは子供が嫌いで作らないと決めていたにも関わらず、そのことを妻に告げずに結婚したのです。また、Cさんは集まりにいつも妻を同伴しました。若い妻を見せびらかすのが気分がいいからです。でも、妻が遊びや旅行に夫を誘ってもCさんは全く相手にしなかったそうです。Cさんはとても妻を愛していましたが、自慢のお飾りとして自分の理想どおりにいてほしいだけで、妻の理想の結婚生活には実は無関心でした。

淫乱で悪女だと言われていた若い妻も、単なる浮気ではなくてそんな結婚生活に絶望してCさんから逃げたかったのではないでしょうか。最初は憂さ晴らしだったかもしれませんが、そのうち別れたくてわざと大っぴらに浮気を繰り返したのではないかと。でもCさんが絶対離婚してくれない。妻の幸せに無関心なのに手放そうともしない。不倫相手の子供を妊娠したのだって、離婚のための最終計画だったのではないでしょうか。

男と女、打算はお互いあるでしょうが、まだ彼女を愛してるんだ...と元妻の置いて行ったコーヒーカップを使い、元妻のSNSを日々チェックするCさんは友達の間ではストーカー呼ばわりされています。

 

以上です!