東京エスメラルダ

オトナによるオトナだましぃな日記 @田舎

全部裏目。_アラフォー専業主婦はパートに出るより投資で稼ぎたいvol.8

2020年から7回にわたって書いてきた株式投資への取り組みの2021年度第1回目です。

前回は2020年6月の話↓

tokyoesmeralda.hatenablog.com

 

田舎であまりにも求人が少ないので、

投資で月2〜3万のお小遣い稼ぎができればなぁと始めたら、

コロナの荒れ相場でたまたま100万利益が出てラッキーだった、というのが昨年前半でした。

さてその後から今年の年初にかけては・・・・

 

2020年後半は研究不足のまま見切り発車してしまった

2020年前半に一旦利確したので、

後半は9末の中間決算が良さそうな銘柄を見つけて仕込んでおきたい、

メインに資金の大半を注ぐのではなく均等に何社かにリスク分散しておきたい、

という目標を掲げました。

 

利確後いろいろと勉強してきたのですが、なかなか銘柄を絞りきれなかったのです。

コロナの影響で多くの産業が壊滅的になる恐れがあったり、

感染者数やワクチン情報や海外の動向など大きな変化が毎日のように起こって、

どこにどれだけ手を出して良いやらまったく触手が動かず、

自分の中での投資の目標というか道筋を固めることができなかった。

 

でもでも、なにもしなければ投資実践の勉強ができない。

だんだんと10月の中間決算の時期は近づいてくるし、

早く決めて注文を出さなければ・・・!

 

そうしてやや強引にではありますが、

前回利益を出せたということもありまだ巣篭もり需要は見込まれると考え、

業績予想が増収増益だったので、別の巣ごもり関連銘柄に目をつけました。

 

まあ・・・安易っちゃー安易ですね。

複数業界や銘柄に分散もできていないし、この時点で全然目標と違う。

そしてそんな状態で投資をしてはいけないことをすぐ思い知ることに・・・。

 

自分のパターンを無視し「賭け」に出て大火傷

新たに目をつけた銘柄は巣ごもり関連で増収増益予想、

過去の業績と株価の推移を見ていても、

決算発表時には今よりもう少しくらいは上がるであろうと考え、

今回は20万くらい儲かればいいや、サッと売っちゃおうなどと気楽に考えていました。

 

そんな中、絶好の買い時がやってきたのです。

世界情勢の影響を受けたのか、日経平均の急落に連動しどう考えても割り安な株価に下落。

いまが底値だ!と思いました。

これなら中間配当を狙って権利付最終日まで保有しなくとも、

そこそこ上がればそれ以前に売り抜けることもでき、

高騰を待たず元値程度にまで戻れば30万くらい利益がでるはず、それで十分。

そうだ、今買うべき!

私の耳にはチャリンチャリーンと小銭の鳴る音が響いていました。

 

しかし、まとまった額を買うには証券会社の買い付け余力が数十万円足りなかった!

他の下がっていた小さい株を売れば良かったのですが、損切りをしたくなかった。

これが、そもそも私のダメなところです。

そして、その数十万円の不足のために、

わざわざまた証券会社に入金するのもなぁとここで面倒くさがった。

ダメの上塗りです。

 

そうしてぐずぐずしている間に買い時を逃しました。

気がつけば権利付き最終日が間近になっており、

株価は業績への期待と共に以前の価格まで戻ってしまっていたのです。

 

しかし、今回の好業績予想は前回より良いというのに、

前回の決算後の上昇よりまだまだ低かった。

よし、私は賭けに出ました。

買おう、まだ上がりきっていない、と。

前回の動向を見てみればあと5%は楽勝で上がるはず、

 

買い付け余力で買える範囲で買っておけば良いじゃん、

20万も利益でなくても数万でもいいじゃん、と。

 

そしてポチった。

業績発表後のお祭り高騰を夢見て。

企業分析をしっかりせず、底値と確信した買い時に動かず、中途半端な高値でINし、

前もっと上がってたから今回も上がるだろうという安直な賭けをし、

そして数日後、マイナス50万という含み損を叩き出したのです。

 

損した上に損切りもできず年越し

なんの根拠もない賭けに出たその後、コントみたいに暴落&含み損。

ハハハ・・・もう寒さしか感じませんでした。

こんなことなら未単位でもいいから洋服屋さんか携帯屋さんを買っておけばよかった。

 

確かにその銘柄の中間決算発表は上々だったのに、

それ以前の期待値が高すぎたのでしょう、株価はすでに織り込み済みで、

発表後は権利確定した投資家に売りまくられしばらく下落の一途をたどりました。

 

ああ、柄にもないことするんじゃなかった、

夏にせっかく100万勝ったのにこれじゃプラマイで半減じゃないか。

このあとはしばらく下がり続けるだけだ、

1日も早く損切りしなければ、損切りしなければ、、、、、、

 

やっぱりアタシできないっ!!!(学習しないタイプ)

 

そうやって2020年度の後半はダメな判断の連続で終わりました。

買うタイミング、買い付け余力の資金繰り、市場分析、損切り

全部裏目の回。これもまた学習です。

そしてまた私は、さして興味もない銘柄をぐずぐずと塩漬けにしてしまいました。

 

3月決算に向かって、今度こそ売るぞ!

第3Qを無駄にして、年明けの第4Qは心機一転早めに売るぞと心に決めました。

買っていた銘柄は業績自体は良かったので、

一旦戻った株価も3月の本決算に向けてまた上がるだろうと思っていました。

 

買った時よりも15%ほど株価が下がっていたので年明けどうかなあと様子見。

3末を狙ってやっぱりじりじりと株価は戻る気配を見せつつある。

2月に企業が上方修正発表などしようものなら一気に市場ではお祭りが始まる。

するとまた自分の中で配当金も狙いたい欲が出てきて3末までホールドしたくなる。

 

ええいどうしよ、昨年と同じ轍は踏むまい。

買った金額に戻ったあたりで目標株価やコンセンサスを見てみた。

トントンで売るか、今度こそ前期同様の跳ね上がりを待つか。

このままお祭りがイケイケどんどんになれば早くピークが来てしまい、

決算にたどりつく前に利確されてまた下がったりする。

 

悩ましいが、今回の目的は半年ホールドしてしまったこいつをいち早く手放すことだ。

高値で儲けることではない。

そもそも応援していきたい企業ではないので損せず手放せれば万々歳だ。

手放せば本来買いたい銘柄の資金に回せる。

 

よし、ほんのちょっとの儲けで手打ちとしよう!

まだまだ上昇気流を感じながらも私にしては最速で売り注文を出した。

最高値更新で売る必要はないのだ、

最高値更新で売れる確率は低いのだ。

明日もっと上がるかもしれないが、今日の株価でもわずかに利益が出る。

今回は手放すことが目的だ。

 

そうしてプラス10万ほどで約定しました。

あ〜〜〜数ヶ月だけど手放せてせいせいした!

 

今回の学び

自分のスタイルに合わない、違和感を感じるような取引を無理にしない。

ある程度分析ができている自分が信頼できる銘柄を選ぶべき。

そうすればたとえ下がっても保有している間、虚無感に襲われることはない。

上がるまで待てば良し、の精神で心穏やかでいられる。

 

結果的に損せず10万利確できた。今月のパート代くらいにはなる。

そして数ヶ月買い付け余力を圧迫していた銘柄を手放せたので、

3末決算までにもう一度INすることができる。

やっぱり自分は1〜3ヶ月のタームくらいでやっていきたいと思う。

そして徐々に産業を分散させていきたい。

損切り克服はまたいろんな著書を読んで考えを改めていきたい。

 

ここ1年の運用は130%くらいでした。上々です。

なにもせずに貯金してたら増えなかった。

リスクもありますが、投資をやってみて良かったです。

2021年もどんどんやります!